2009-06-09 第171回国会 参議院 農林水産委員会 第13号
これは、昭和三十年代、戦後農政におけます農業問題の最重要課題というのは、零細な農業構造をいかに解決をしていくのか、これが農業基本法につながったわけでございますけれども、高度経済成長過程において農業部門から他産業部門へ労働力が移行すると、そういったものを問題解決の糸口に考えていたという時期でございます。
これは、昭和三十年代、戦後農政におけます農業問題の最重要課題というのは、零細な農業構造をいかに解決をしていくのか、これが農業基本法につながったわけでございますけれども、高度経済成長過程において農業部門から他産業部門へ労働力が移行すると、そういったものを問題解決の糸口に考えていたという時期でございます。
しかし、農業、農村はどうかと見てまいりますと、高度経済成長過程で生じたひずみをそのまま持ち越して、現在直面する諸問題が山積している実情であります。そこで、産業としての農林業が停滞をしたことによって当然農村社会も低迷を続けているわけであります。
治水対策が非常に達成率といいますか、低いわけですが、水害に対する安全度が非常に低いということ、それから治水機能の低下、特に高度経済成長過程の中から、開発が進行したために保水、留水、そういう機能が低下したということを感ずるわけですが、第一次治水事業五カ年計画が昭和三十五年にスタートして今日までまいりまして、今年度推進中の第五次五カ年計画に入っているわけですけれども、この成果を、達成状況それと今後の対策
ことに、三十年以降の高度経済成長過程では、製造業においては大企業による系列化が進み、中小企業の再編成が進展したため、小規模企業は取り残されております。