1975-06-19 第75回国会 参議院 運輸委員会 第10号
ただジェットルートというのは、もういわゆる高高度管制区の中での管制上の手段として、いわゆる飛行を認められるルートでございますので、私どもとしては、これはこの航空路というふうな法律上の告示行為が——というよりもむしろ航空関係者にどのようにしてそのジェットルートというものを周知徹底させるかという公示方法、そういうものの妥当性に重きを置いて考えておるわけでございます。
ただジェットルートというのは、もういわゆる高高度管制区の中での管制上の手段として、いわゆる飛行を認められるルートでございますので、私どもとしては、これはこの航空路というふうな法律上の告示行為が——というよりもむしろ航空関係者にどのようにしてそのジェットルートというものを周知徹底させるかという公示方法、そういうものの妥当性に重きを置いて考えておるわけでございます。
これが法的にどうであるかという点につきましては、航空路については航空法の中にこれはこういうものだと、幅のあるものだというふうな概念が出てまいっておるわけでございますが、ジェットルートというものは、先ほども御答弁申し上げましたように、高高度管制区という、つまり管制をしておる空域の中に、ここは非常にしばしば確実安全に通れるところであるというふうに指定をしてある通り道でございますので、特段に法律上の手当てということはいたしておりませんけれども
○青木薪次君 そうしますと、この激増する大型ジェット機時代にあってジェットルートを導入したのは、これは高高度管制といいますか、この制度が導入された昭和三十七年ですか、以来だと実は思っているわけでありますが、こういうルートを飛行することとしながら、今度は先ほど局長の言われた有視界飛行方式の航空機が従来どおりの規制となったというようなこと等があって、同一空域に、J11Lですか、あそこへ入ってきたということが
しかし、現時点におきましては、その付近の空域には高高度管制区というものが設定されておりません。したがいまして、現在の自衛隊の訓練空域というものは管制区でないところでございますので、現時点においては特に法律上の問題は生じていないというふうに考えております。
○松本説明員 二万四千フィート以上の空域は高高度管制区になっております。おおむねこの空中給油というものはそれより高い高度で行われるわけでございますので、管制の手段といたしまして管制官がそのときにその高さ幾らから幾らまでを何時から何時まで制限するという形で、他の計器飛行との間の問題が生じないように管制上の措置をとる、こういうふうにいたしております。
そういう点の一つとして、このいわゆる高高度管制区におけるジェットルートの問題におきまして、ここへ定期運送の航空機が入ってくる。まあ今回は訓練地域は別にする、だから安全だということを国の方はおっしゃりたいんだろうと思いますが、しかし現実にああいう事故が起こった。そして航空路を横断する回廊等もあるわけであります。
○岩間正男君 さっきの説明の中で高高度管制図というのを提出していただきたいと思うのですけれども、これはあるはずですね、これをひとつお願いしたいと思います。 それからもう一つ、これは資料の問題ですが、合意書を出してもらったんですね。しかしこの合意書は要点をピックアップしているんじゃないですか。もっとこの合意書の全文です。やはり国会の論議ですから、全文を資料として出してほしいと思います。
また、道内における札幌、釧路、女満別、稚内などの空港を連ねる低高度管制は、現在千歳地区管制所が行なっているが、近い将来高々度管制をもあわせて道内地区全管制を行なう札幌管制所が丘珠に設置されることになったが、でき得れば将来北海道地方航空保安本部(仮称)を設置し、航空管制業務に支障なきよう取り計らわれたいとのことであります。
○今井(榮)政府委員 おっしゃる通りでございまして、先ほど私がお答え申し上げました通り、航空機の非常な高速化に対応いたしまして、たとえば高高度管制であるとか、あるいはまた低高度におきましても、一定のブロックについては全面管制を実施するというふうなことを現在検討いたしておる状況でございまして、ただいまの法制のもとにおきましては、一応計器飛行あるいは有視界飛行という区分によってその飛行の計画が出され、またその
しかしながら、航空局といたしましては、自衛隊機のジェット機の高速化、あるいはまた民間機のジェット化という情勢に対応いたしまして、現在ただいまも気象庁の高層気象観測のお話がございましたが、管制それ自体につきまして、従来の管制体制というものを、さらに上空に広げるということで、高高度管制組織というものを現在検討いたしております。
○今井(榮)政府委員 現状においては全く先生の御指摘の通り、三沢の飛行場の管制は一応米軍が管理権に基づいてやっております関係上、われわれが的確に離発着する飛行機の状態を把握できない状況でございますが、近く私どもの方としては三沢の上空におきましても高高度管制を施行いたしまして、高高度につきましてはセンターのコントロールのもとに置くという計画でございますので、高高度管制をしきましたあかつきには、そういった