1957-04-18 第26回国会 参議院 大蔵委員会 第30号
初め、終戦後は旧高射砲陣地跡何のだれ兵衛ということでいろいろ連絡をしておったそうでありますが、その後居住者が増加をして、いろいろと選挙などの通知があるたびに支障を感じて、区長に対しても早く、正当な番地を決定してもらえという陳情をしたのだけれども、正当な番地についての何らの措置がない。
初め、終戦後は旧高射砲陣地跡何のだれ兵衛ということでいろいろ連絡をしておったそうでありますが、その後居住者が増加をして、いろいろと選挙などの通知があるたびに支障を感じて、区長に対しても早く、正当な番地を決定してもらえという陳情をしたのだけれども、正当な番地についての何らの措置がない。
私のお尋ねいたしたいのは、東京都内江戸川区の小岩一丁目、旧陸軍高射砲陣地跡の土地、六万坪の土地と建物の所有権に関する疑問であります。この問題の土地は、元陸軍の高射砲陣地を構築した地域で、小岩一丁目、上篠崎町などの一部で、約六万坪といわれております。そして、終戦後今日まで、この土地と建物をめぐって紛争と疑問が続いているということであります。
長崎県の東彼杵郡千綿町の元高射砲陣地跡、開拓財産、それから大分県北海部郡坂ノ市町にあります、これもやはり同じでございます。それから宮崎県児湯郡高鍋町、これは元軍馬補充部跡、これが開拓財産と大蔵財産と両方にわかれております。道府県営伝習農場は全国的に五十数カ所ございまして、殆んど各府県にありますが、そのうちで国有財産としてそれを借受けているところは以上五つの道、県でございます。