1971-07-23 第66回国会 衆議院 建設委員会 第1号
それから、相生の高取峠のほうも危険度がAで、この場所自身は無処置ではあったけれども、高取峠関係の十カ所はすでに工事が手がつけられ始めておるということで、極端にきめつけますならば、通達による防災処置というものが、この二カ所に限っていいますならば役に立たなかったというようなことで、一体、どういうような防災処置の進歩があったのかという点について簡単にお答え願いたい。
それから、相生の高取峠のほうも危険度がAで、この場所自身は無処置ではあったけれども、高取峠関係の十カ所はすでに工事が手がつけられ始めておるということで、極端にきめつけますならば、通達による防災処置というものが、この二カ所に限っていいますならば役に立たなかったというようなことで、一体、どういうような防災処置の進歩があったのかという点について簡単にお答え願いたい。
それからもう一つの問題は、いま局長がお話しになりましたように、私も現地に二日行きましたが、高取峠そのものは非常に傾斜のゆるやかなところで、われわれしろうとが見ても、はたしてここが決壊をするだろうかというように思うようなところから実は土砂が流れ出ておるわけです。
○高橋(国)説明員 ただいま御指摘の相生市高取峠付近につきましては、交通規制区間に指定されておりまして、規制の基準は、連続降雨量百ミリをこえた場合に、道路管理者の状況判断によって規制を実施するということになっております。
○三木(喜)委員 あれは大体パトロールすべき指定区域だったのです、高取峠全体は。そういうことができなかったので、今後の対策はまた、そちらで考えていただいたらよいと思うのです。当日そういうことのできなかったということが、どういうところに原因があるかということをお聞きしておったのですけれども、機関の運営ということで。
すでに御承知のように、十八日、東日本から西日本を襲ったこの集中豪雨によって悲惨な事故が発生しておるわけでありますが、とりわけ痛ましいのは、兵庫県下に集中した土砂くずれ事故でありまして、相生市と赤穂市の境、高取峠の国道では、がけくずれで観光バスと乗用車が転落して、死者四名と負傷者四十四名を出しております。
○三木(喜)委員 質問の第二は、この視察地の二番目の高取峠国道のがけくずれでバス、乗用車三台が押し流されたことですが、これもいまお話がありましたように、四十三年の八月飛弾川の事故、四十六年の七月ですか、大崩海岸の土砂くずれの事故、こういう事故が起こりましてから、高取峠の事故までにだいぶ時間があるわけですね。日数があるわけですね。この間にこの教訓をどう生かされておるか。
高取峠の場合でも、いわゆる観光地といいますか、車か二キロもじゅずつなぎになるという、これに対しても、それほどの、これという手が打たれていないという状況です。
○上林繁次郎君 ある程度説明はわかりましたけれども、それで具体的にちょっとお尋ねしてみたいのですけれども、このパトロールの励行ですけれども、たとえばこの日、この事故が起きるころ、この時間には高取峠ですね、これは二キロぐらい車が渋滞しておった。
○山名義芳君 佐藤説明員にお伺いいたしますが、御承知の通り相生、赤穗間にある高取峠のトンネルは貫通しておりますね。その間を相生造船所に行く南北の人間がほとんど毎日一千人以上、この暗いトンネルを、しかも油を造船所からぬすんで、かがり火をたいて朝晩そこを通つておるのであります。