1963-05-30 第43回国会 参議院 運輸委員会 第25号
ところが、今回政府が提案をしておる趣旨というものは、不経済船であるとかあるいは高価船対策というものを十分取り入れて、しかもこの企業の基盤を強化していく、こういうことでありますから、その中には、たとえば融資をする場合にしても、五年たったらどうなるんだ、十年たったらどうなるんだというこの前の提案をしておるわけですよ。
ところが、今回政府が提案をしておる趣旨というものは、不経済船であるとかあるいは高価船対策というものを十分取り入れて、しかもこの企業の基盤を強化していく、こういうことでありますから、その中には、たとえば融資をする場合にしても、五年たったらどうなるんだ、十年たったらどうなるんだというこの前の提案をしておるわけですよ。
これは、いわゆる不経済船あるいは高価船等の対策について、船舶所有者としても、そういう問題に非常に頭を悩ましておる。ところが、きょうの今の大臣のお話では、じゃそういうことも出たのですね。
その間に自己資金船とか高価船なんか持っている人は参りませんか、そういうことはないですか。
○綾部国務大臣 高価船の問題につきましては、ただ漫然と待っておるのじゃございませんで、政府もあらゆる角度からこれを後進国へ輸出することを、内海委員のおっしゃるように、勧奨をあらゆる機会にやっておるのです。そして話もあるのです。
従来耳にいたしましたので、去日の閣議におきまして、その支払い条件の緩和について、大蔵当局としては、海運対策の一環として、同時にまた外貨獲得の手段の一環として、ぜひ一つ考慮してもらいたいということを大蔵大臣に閣議の席上で申し出まして、各閣僚もそれに賛成せられまして、大蔵大臣も、具体的な話になれば具体的に相談に応ずる、こういうふうな発言があって、それをみな閣議でも了承しておりますから、能率の悪い船あるいは高価船等