1947-10-28 第1回国会 衆議院 通信委員会 第15号
大體勞働委員會の中央地協に對しての裁定案も、おそらくはこういうような線に沿うて結局なされるのではないか。だから今言われた東京中央地協だけに千五百圓の生活補給金を出すという形では本質的な解決にならない。そこで千五百圓というようなものも、今全官公そのほかからも問題がすでに提出されており、政府も全體として考える必要もあるので、こういう形で問題を解決する考えはない。
大體勞働委員會の中央地協に對しての裁定案も、おそらくはこういうような線に沿うて結局なされるのではないか。だから今言われた東京中央地協だけに千五百圓の生活補給金を出すという形では本質的な解決にならない。そこで千五百圓というようなものも、今全官公そのほかからも問題がすでに提出されており、政府も全體として考える必要もあるので、こういう形で問題を解決する考えはない。
それで大體勞働委員會の意見は、この前の勞働省設置法案につきましても取入れて、別にその問題については修正などはなかつたのですが、非常に有益な御意見を拜聽して、連合委員會の價値があつたと思うのですが、そういう程度で願いたいと思うのですが、自分は決算委員會に關係ある者として、委員長として申上げた置きたいと思います。
大體勞働委員會において勞働者の言分を聴いて、それを争議に至らずして解決し得る方向へいきたい、こういうぐあいに存じております。