2019-02-22 第198回国会 衆議院 予算委員会 第12号
ドナーから移植に用いる骨髄液を採取するためには全身麻酔を用いた手術を行う必要がございますことから、御指摘のように、安全性を担保する必要がございます。十分な採取経験がある医師が配置されているなど一定の医療水準を持つ医療機関のうち、日本造血細胞移植学会等の認定を受けた医療施設に限りまして骨髄の採取を行っているところでございます。
ドナーから移植に用いる骨髄液を採取するためには全身麻酔を用いた手術を行う必要がございますことから、御指摘のように、安全性を担保する必要がございます。十分な採取経験がある医師が配置されているなど一定の医療水準を持つ医療機関のうち、日本造血細胞移植学会等の認定を受けた医療施設に限りまして骨髄の採取を行っているところでございます。
次に、骨髄液採取時の安全性について伺います。 髄液採取には、全身麻酔をして髄液採取をするということで、ドナーの方、そして御家族が不安に思われるケースが多いという話をよく耳にします。また、痛みが続き仕事を休んだといった話も聞いたことがございます。 これまで採取の際に事故などがあったのかどうか、採取の際の安全性について教えてください。
○政府参考人(原徳壽君) 早期・探索的臨床試験拠点に選定されております慶應義塾大学病院におきまして、昨年、患者の同意を得ずに三十一名から手術中に骨髄液を採取するという臨床研究に関する倫理指針に反する研究が実施されていたことが判明いたしました。
ここでは自分の、脳梗塞患者の腸骨というところから局所麻酔下で骨髄液を採取していく、これを細胞調製施設で目的の細胞を分離して、約二週間で約一万倍に培養していく。この約一億個の細胞を五十ミリリットルのバッグに封入して、そしてこの細胞製剤を三十分から一時間かけて静脈から投与をしていく。非常にシンプルな形の、自分からとって増殖をしてまた自分に投与するという方法であります。
今、高品質の臍帯血を安定して供給できる体制の整備、また移植治療の成績を向上させていくための取り組みが強く求められているわけでございますが、本日は、これらに関しまして、そのための財政基盤の安定化、臍帯血、骨髄液への保険適用、また品質確保への法的な位置づけ等について、今後の臍帯血バンク事業のあり方等質問をさせていただきます。
そこでは、要するに、臍帯血あるいは骨髄液の法的な位置づけがなされていない。それから、いわゆる骨髄移植、臍帯血移植そのものに対するいわゆる保険適用がなされていない。それから、臍帯血、骨髄液、こういったものの普及、世の中にそういう普及をもっと意識啓発していただきたいという側面。
骨髄及び臍帯血移植は、善意により提供された骨髄液、臍帯血を移植することにより白血病等の血液疾患を根本から治す、極めて有効な治療法であります。従来より骨髄液、臍帯血等の費用を包括的に評価して医療保険の適用を行い、患者負担の軽減を図ってきたところであります。
○国務大臣(坂口力君) この骨髄液あるいはまた臍帯血におきます移植の問題でございますが、これ御承知のように、例えば献血の血液のようにどこへでも流通のできるような中身ではございませんで、非常に移植の対象が限定をされるということがございまして、一般の臓器移植と同様に、いわゆる医薬品として取り扱うのは少し無理ではないかというのが今までのずっと理由でございます。 しかし、そうばかり言っておれません。
骨髄液、臍帯血そのものへの医療保険の適用など、国としてバンク及び患者さん等への支援体制を強化すべきと考えますが、厚生労働大臣のお考えを伺います。 次に、乳がんは死亡率及び患者さんの数が年々増え、今や女性の三十人に一人がかかる病気となっています。現在の問診及び視診並びに触診による検診では、どうしても見落とされるケースが多いと言われております。
骨髄液、臍帯血への医療保険の適用につきましてのお話がございまして、事業実施に必要な経費につきまして国庫補助を行っておりまして、さらに、平成十五年度よりこの患者負担金についての医療費控除を適用いたしまして、患者負担の実質的な軽減を図ることといたしております。 骨髄・臍帯血移植の重要性につきましては十分に認識をいたしております。
ですから、百歩譲って、骨髄液に関する、あるいはその周辺業務に対する健保適用ができないとしても、公費によって、例えば財団に対する補助金の増額というような形によってでも、せめて患者さんの負担が健保並みぐらいになるような、そういう努力をしてもらえないでしょうか。その点についてもう一度、お答え願いたいと思います。
○藤原正司君 骨髄液はなぜなんですか。
財団では、以前より、財政の安定化のために、骨髄液に対し保険適用の要望を今まで何年も、また何度も行っておりますけれども、なかなか認められないといいますか、現行の診療報酬制度では応じられないとのことで、今回も適用にはなりませんでした。
ところが、骨髄液とかバンク利用に関しましては、費用が保険対象になっていないということもございまして、移植件数がふえればふえるほど骨髄移植推進財団さんの方の負担がふえている。それに伴いまして、患者さんの側の協力費という形での負担もふえているということでございます。骨髄の推進財団の基本財源を取り崩すというような事態にも陥っているということも承っております。
ほかの人から三百ccも骨髄液をとってきて治療した患者さんに植えるんですけれども、三百ccとるのも大変ですし、またいろいろ副作用もあったりなんかするというので、これは近い将来、今の万能細胞をうまく分けて骨髄細胞のかわりに使える。つまり一ccもとればそれで骨髄移植ができる。これはもう本当に数年のうちにそういうふうになると思いますので、そういうことも今度のプロジェクトに入っているわけでございます。
そして、この骨髄移植も国内だけではなく、現在はアメリカの骨髄バンクと結ぶ、またはきょうの新聞にも出ていましたが台湾の方の骨髄バンクとも連携をするということで、外国の方からも骨髄液をいただいているというようなこともやっている現状でございます。
それから、全身麻酔下で骨髄液を採取をいたしますが、これに伴う身体的負担等もありますので、骨髄提供希望者をふやしていく上での問題点となっているわけでございます。
もし、それ以外の定義があるとすれば私の勉強不足でありますけれども、これだけの定義で輸血用の血液製剤が加工された動産であるということになりますと、私が現在直接関係をしております骨髄バンクの場合でも、健康なドナーの方から骨髄液をとりますときには、当然、抗凝固剤を加えまして、それをプラスチックバッグに入れまして、そして骨髄移植を受ける患者さんの場に運びまして注射するわけでありますから、骨髄バンクの骨髄液も
そこで、航空保安検査で下手をすると骨髄液をだめにしたり、時間的に間に合わなかったりというような事故がなきにしもあらずと思いますが、聞くところによりますと若干の改正があったと伺っておりますが、その点をちょっとお聞かせ願いたいと思います。
○政府委員(松本健治君) 先生御質問の骨髄輸送の件でございますけれども、この件につきましてはことしの三月、財団法人の骨髄移植推進財団の方から、骨髄液にエックス線及び磁気が照射されると骨髄液に悪い影響を及ぼすことが予測されるということから、骨髄液の輸送の際はエックス線及び磁気を使用した保安検査を回避してほしい旨の要請を受けました。
見ず知らずの方の善意によって骨髄液を提供していただき、本当に感謝しております。息子ともどもお礼をいわせていただきます。本当にありがとうございました。」ドナーの方はこれはもちろん匿名でございますが、提供した方の談話です。「何の取りえもない私でも健康でいるということだけで、病床で難病と必死に戦っている方を救う手助けができることを知った時、迷うことなく骨髄バンクに入る決心をしました。
つまり自分の骨髄液を提供することによって今亡くなりそうな方が助かるわけですからね、この白血病の対策は。その方のために提供しようとしている方たちが、自分の血液を検査するために一日仕事を休まなきゃならない。そんなことを会社に申し出たら、恐らく会社は承知しないでしょう、普通の会社は。 ですから、ここで自治省が、まず自治省のお役人全部がドナーになってほしいんです、私は。
わずかに今までの日本の中の例を挙げれば、あの太い針で骨髄液をとりますから、骨盤のところにせいぜいちょっとしたかさぶた程度、おでき程度、それ以上のものはないというふうに今まで承ってきました。専門のお医者さんからもそういうふうに教えられてきました。
ああいう方々に骨髄液を輸血いたしますと九九%治る、そういうのがあります。この間、骨髄のことについてもNHKさんでは一生懸命放送してくださいました。そのほかに胆道閉鎖でありますとかいろんな病があるんです。そういうことに対するキャンペーン、そういった難病であるとか、そういった小さい命があすをも知れず奪われていくという現状がたくさんございます。