1998-04-07 第142回国会 参議院 国民福祉委員会 第5号
財団におきましては、さらなる骨髄移植の推進に向けて遺伝子段階の適合率を九〇%確保するためには、というのは、もう適合のやり方が違うということ、もう少し進んでいるということで、その遺伝子段階の適合率を九〇%確保するためには、長期目標として骨髄提供者数三十万人、当面は二十万人を目標として普及啓発活動を推進することとしているというふうに承知をいたしておるところでございます。
財団におきましては、さらなる骨髄移植の推進に向けて遺伝子段階の適合率を九〇%確保するためには、というのは、もう適合のやり方が違うということ、もう少し進んでいるということで、その遺伝子段階の適合率を九〇%確保するためには、長期目標として骨髄提供者数三十万人、当面は二十万人を目標として普及啓発活動を推進することとしているというふうに承知をいたしておるところでございます。
○政府委員(小林秀資君) 財団法人骨髄移植推進財団を通じました骨髄移植は、いわゆる善意の骨髄提供者による非血縁間の骨髄移植でありまして、平成十年の二月末時点では骨髄提供希望者の登録人数は九万三千四百十九人でありまして、平成三年十二月に同法人が発足して以来合計千四百四十二件の移植が行われていると承知をいたしております。
骨髄移植待機者が常時二千人程度おり、なかなか適合する骨髄提供者が見つからない、そういう現状を考えましたときに、提供者の不足は深刻でございまして、臍帯血移植はこれを補うものとしてもっと以前から考えられていたものと思います。 しかしながら、日本では、従来の骨髄移植の陰に隠れて臍帯血バンク設立の動きがほとんど見られなかったというのはなぜでしょうか。このあたりをお伺いしておきたいと思います。
まず、骨髄移植では、骨髄提供者が決定してから実際の移植に至るまで、提供者の意思確認に慎重な手続を踏む必要があるため、数カ月の時間を要したりいたしておりますが、臍帯血移植の場合には、あらかじめもう胎盤からとってあるものですから、冷凍保存してある臍帯血を用いますので、患者さんが出たときにすぐそのタイプさえ合っていれば供給することができる、こういうことでございます。
また、今先生もおっしゃられましたように、骨髄移植に当たりましては、骨髄提供者と骨髄移植希望者の白血球の型が適合することが必要でありますが、骨髄提供希望者の登録数が、白血球の型が適合する骨髄液をすべての骨髄移植希望者に提供する段階までにはまだ至っておらないのであります。少し数字を申し上げますと、骨髄移植希望者の九割が適合するためには、日本の場合、登録者数が十万は必要である。
これにつきましては、都立駒込病院におきまして骨髄移植のために骨髄提供者、ドナーから骨髄を採取したところ、突然容体が悪化し、意識不明の状態になったということでございまして、このような状態になった例は日本では初めてだということでございますが、この医学的な原因につきましては、東京都が外部の専門家を含めまして病院に設置した医学的な究明委員会で調査をいたしました結果、何らかの原因による特異な神経原性ショック及
○谷政府委員 コーディネーターの役割というのは、申し上げるまでもないかと思うのですが、骨髄提供者に対して公正で客観的な立場から十分な説明を行う、あるいは患者側、受け入れの医療関係者との連絡調整業務などを行うわけでございまして、骨髄バンク事業にとって大変重要な役割を担っております。
○谷村委員 最後の質問になるわけでございますが、これは全く異なった質問になるわけでございますけれども、最近よく問題になっております骨髄提供者の休暇制度についてお伺いをいたしたいと思うのであります。 骨髄バンクはその登録を募ってから一年余り経過したわけでありますが、一月末現在で一万六千九百二十五名のドナーの登録となったわけでございます。
骨髄移植療法におきます骨髄提供者、いわゆるドナーでございますが、これの休暇の問題につきましてはしばしば国会に取り上げられておりまして、私もしばしば御答弁を申し上げておるんでございますが、社会的な関心や社会的な要請が高まってまいりましたことは十分に承知をいたしております。ただいま仰せのとおり、本日の朝刊におきましても、初の全国規模の移植といたしまして大きく報道をされております。
○山田委員 私は、骨髄移植の関係で、この際人事院規則を改正をしていただいて、いわゆる骨髄提供者、ドナーというふうに言われておりますが、そういう方々が検査、移植のために平均五日間ほど入院するということが通例のようでありますが、その入院期間中は、人事院規則十五−十一第六条一号から十三号まで、具体的にこういう場合には特別休暇に該当すると定められているわけでありますが、その十四番目に骨髄移植提供者となるためにという
○寺松政府委員 先生のお尋ねの第一番目は事業内容でございますが、まず第一は骨髄提供者を募るための国民への普及啓発、二番目が骨髄提供者及び移植希望患者に対しますコーディネート等の連絡調整活動、それから三番目が骨髄提供者に事故があった場合の補償、大きく言いますとこういう三つがございます。 それから年間の予算でございますが、平成四年度は一応一億七百万円程度を予定いたしております。
また、骨髄移植対策につきましては、引き続き骨髄提供希望者登録等事業の充実を図るとともに、新たに骨髄提供者確保事業を実施することといたしております。 原爆被爆者対策につきましては、医療特別手当等各種手当を引き上げるとともに、健康診断の充実を図るなど原爆被爆者対策の推進を図ることといたしております。
主要事項の八でございますが、成人病予防・健康づくりと疾病対策の推進につきましては、リハビリテーションの推進や家庭婦人の健康づくり等に力を入れますとともに、疾病対策の面では、骨髄提供者と患者との連絡調整等を行います骨髄提供者確保事業を新たに実施するなど骨髄移植対策を充実するほか、結核対策、難病対策等につきましても推進を図ることにしております。
成人病予防・健康づくり対策の推進につきましては、リハビリテーションの推進とか家庭婦人の健康づくり等に力を入れますとともに、疾病対策の面では、骨髄提供者と患者との連絡調整等を行います骨髄提供者確保事業を新たに実施するなど骨髄移植対策を充実するほか、結核対策、難病対策等につきましても推進を図ることとしております。
この骨髄提供者の確保、これからいよいよ本番になるわけなんですけれども、何といっても財政、マンパワー、これが大変です。これがきちんと機能しませんと意味がなくなります。しかし、厚生省はよくやってくれました、今まで。本当によくやってくれました。これはお礼言います。 厚生大臣はこの骨髄バンクというものをどの程度おわかりでございましょうか。ちょっと伺いたい。
白血病や重症再生不良性貧血というふうな病気の有効な治療法が骨髄移植であるということでございまして、その骨髄バンク事業を推進するということが必要なわけでございますが、平成三年度中には、骨髄提供者の白血球の形の検査あるいは登録を行います骨髄データバンク事業を日本赤十字社と相協力いたしまして実施することといたしております。
先生も御承知のとおり、骨髄移植というのが白血病でございますとか再生不良性貧血の有効な治療法である、こういうことでございますので、私ども、平成三年度中には骨髄提供者の白血球の形、HLA型と申しておりますが、の検査や登録を行う骨髄データバンク事業を日本赤十字社の協力を得て実施することといたしております。
しかし、昨年十一月に出されました骨髄バンク組織に関する研究班の報告書にもありますように、骨髄提供者に対する万一の場合の補償問題、骨髄提供の公平性の確保、骨髄移植施設の拡大など移植医療の充実、骨髄を提供するドナーの確保、骨髄提供者及び患者のプライバシー確保など、解決しなければならない問題は数多く残されておるように存じます。
これからも、厚生省といたしましては、昨年十一月にまとめられました骨髄バンク組織に関する研究の報告書の内容を踏まえまして、平成三年度中には日本赤十字社の協力を得て骨髄データバンク事業が実施されるよう、公衆衛生審議会成人病難病対策部会等において、骨髄提供者の補償体制等、具体的な内容についてさらに検討を進めてまいりたいと考えております。
まず一つは、骨髄提供者と患者との間で一致させる必要のございますHLA検査というのがございますが、そういうものの形の一致度を高めなければならぬということでございまして、骨髄移植の成績を向上させるためのHLA型の適合に関する調査研究、こういうようなことでございます。
患者、家族の方々が、そのことを打開するために骨髄提供者の登録組織でございます骨髄バンクづくりを大変な犠牲を払いながらやってこられたわけでございます。 本来ならば、これは私は、厚生省なり国が率先してやらなければならない責務があると思うわけでございますけれども、そうした中で去る四月二十五日に厚生省が専門家に依頼しておりました骨髄移植に関する研究についての報告書が出されました。
○長谷川政府委員 骨髄移植の際には、先生も御存じのとおり、いわゆる骨髄提供者、ドナーに全身麻酔をかけた上に腰の骨に数十カ所の針を刺しまして必要な骨髄を抜き取るという処置が必要なわけでございますから、そういうことで麻酔に伴う事故なりあるいは感染症によります合併症などが〇・二ないし〇・三%の頻度で発生するということが言われているわけでございます。