1999-05-26 第145回国会 衆議院 石炭対策特別委員会 第5号
骨格坑道の整備、それから保安確保への補助金、そして石炭鉱業安定給付金、今稼行している二つの炭鉱で、経営、約四十億円です。その程度ですね。それで、二つの山の長期存続を求めていく上で、国の支援策としてどのような具体的な内容を北海道知事としては求めていらっしゃるか、その点がお聞きしたい第一の点です。
骨格坑道の整備、それから保安確保への補助金、そして石炭鉱業安定給付金、今稼行している二つの炭鉱で、経営、約四十億円です。その程度ですね。それで、二つの山の長期存続を求めていく上で、国の支援策としてどのような具体的な内容を北海道知事としては求めていらっしゃるか、その点がお聞きしたい第一の点です。
○江崎政府委員 私から、両炭鉱のコスト削減の努力を御説明させていただきたいと思いますけれども、太平洋、池島両炭鉱におきまして、現在、坑内の骨格坑道の整備ですとか新採炭プラントあるいは高速人車、こういったコスト削減に役に立ちます設備投資を積極的にやっております。
○野呂参考人 骨格構造のことですが、今度事故が起きて考えてみますと、これで大丈夫だろうと思っていたことが大丈夫ではなくて事故が起きたという事実があるわけでありますから、それらの点を率直に反省をするという意味で、やはり災害が起こりにくいような構造あるいはまた起きたとしても最小限にそれをとどめるような骨格坑道づくりとか、そういうものをやはり考える必要があるだろうということで、今そういう骨格づくりが保安を
では、引き続いて野呂参考人にお尋ねをしたいと思いますが、先ほどもちょっと話が出ました、骨格構造の問題でちょっと触れられたわけでありますけれども、さっきのお話では岩石坑道などをつくってしっかりした骨格を形成するようにすべきだというような御指摘があったわけですが、逆を言えば、そうすると今効率的な採炭をするためには場合によるとそういうような堅固な骨格坑道をつくるということは犠牲にされているようなところがあるということを
○檜山説明員 二点ございまして、一つは坑内骨格構造整備拡充事業費補助金、いわゆる坑道補助金と言われている補助金でございますが、これにつきまして、採掘区域の深部化の一層の進行に対応いたしまして、骨格坑道の造成面においても、ガス突出対策及び通気対策の徹底を図ることを重点にその拡充を図ってまいる考えであります。
しかし、そうはいっても格差というものは非常に大きくなっておりますので、平均的に赤字であっても、乏しきを分かつという意味で、ある程度の格差是正を補助金を中心にやらざるを得ないということで、まずは安定補給金、最近は保安補助金とか骨格坑道関係につきまして、そういう格差是正の方向にひとつ施策をお願いをしている、こういうことでございます。
しかしこれはいろいろ条件もむずかしいということは聞いておりますけれども、また同時に、略称、骨格坑道補助金というのがあって、特別に今度八割まで見ようやというふうなことにも改善されてきております。こういうことも含めまして、別途ほかにいろいろ資金面でも対応していきたいというふうな点であるというふうに受け取ってよろしいでしょうか。
すなわち、一、現在稼行中の残存十尺層の採炭でありますが、現存の骨格坑道の射程範囲内にあって当面採掘の対象とし得る区域を洗い出して検討いたしましたが、もともと北炭夕張社は事故の起きた北部十尺層が順調にいっていれば捨てる予定の区域が大半であり、保安面、採算面を考慮すれば残炭量は六十万トン程度に限られ、本格的採炭に至るリードタイムを賄うのには不十分であります。
ただ、坑内骨格坑道のやり方にはまずさがあった、北炭の場合は。これは認めますよ。そこらあたりをある程度合理的に組み立てられれば三年足らずでやっぱり新北部の開発は可能である、私はこう思っています。
あとは全部全然別個の骨格坑道で開発するということでございます。確かに若干の問題があることは承知いたしております。
すなわち、一、現在稼行中の残存十尺層の採炭でありますが、現存の骨格坑道の射程範囲内にあって当面採掘の対象とし得る区域を洗い出して検討いたしましたが、もともと北炭夕張社は、事故の起きた北部十尺層が順調にいっておれば捨てる予定の区域が大半であり、保安面、採算面を考慮すれば残炭量は六十万トン程度に限られ、本格的採炭に至るリードタイムを賄うには不十分であります。
そういう点で判断していく場合に、直ちにかかれば、並行的にボーリングを打って立て坑の位置を決めれば、これは盤下でもって骨格坑道を築くわけですから、保安上重大な問題がそんなに起きるはずがない。要するにそういう骨格坑道ができて、通気が対偶式になって切り羽が設定される、それにはどういう採掘方式かということは、その間に決定されるでありましょう。
ここの場合にはすでに立て坑もあるわけでありますから、一定のボーリングを相当数行っているのでありますから、大体二年半ないし三年間の期間があれば、安定、安全、そういう面を十分確かめながら、骨格坑道を切りかえながら新しい展望を確立することができる、これが私は技術上の常識だと思うのです。問題はそういう積極的な立場に立つかどうかということなんですね。
そうしますと、この地域の採掘の骨格坑道の展開というものを見ますと、そのときの条件がいろいろあるでしょうけれども、ごく学術的、技術的に見た場合、この条件、他の連絡坑道との関係から言えば、この骨格坑道の展開はまあまあの展開である、こう評価されるものでしょうか。この点きわめて学術的、技術的な観点で結構なんですけれども、いかがでしょうか。
○福川政府委員 いま御指摘の西あるいは中央、北三、これは確かに御指摘のように災害の起こりました北五あるいは新規にやります平八と離れておるわけでございまして、そういう意味で言えば原因の究明、あるいは平安八尺層に関して言えば今後の採掘の炭量の評価、骨格坑道の展開とは切り離して考え得る範囲のものであるというふうに思います。
一、深部移行に伴い、保安及び安定出炭の確保のため、骨格坑道の整備対策を更に推進し、深部開発技術と保安機器の研究開発を充実すること。 一、重大災害の撲滅と頻発災害を防止するため、保安管理機構と安全確認機構の充実並びに保安教育の強化による自主保安体制の確立を図ること。 一、産炭地域振興対策、鉱害復旧対策及び炭鉱離職者対策を引続き強力に推進すること。右決議する。 以上であります。
同時にまた、人間がスムーズに交代できるという意味は、骨格坑道が整備をされて、通気関係も排水関係もいいという意味なんですね。全く同義語であると受けとめてもいいと思うのです。したがって私は、人車坑道を中心にする主要坑道が整備をされる、そうして人車設備でもって速く坑内におりていける、早く上がることができる、したがって実労働が伸びる、この基本がなくて深部採掘に対する対応はないと思うのです。
そういったことからいたしまして、現在、企業が行うボーリング費用に対しまして無利子で融資をするとか、あるいは坑内の骨格坑道整備のためのいわゆる坑道補助金を出すとか、そういった側面から国がこれを助成していく。従来どおりの体制で進めてまいりたいと思うわけでございます。
コストを下げるためには、生産面のコストと流通面のコストですが、特に生産面のコストを下げるために必要なことは結局二つあって、一つはいかに骨格坑道をきちっとやるか、設備を近代化するか等がポイントになりますので、そういう点については現在とられておる補助金あるいは近代化融資というような助成制度を活用していく、また同時に、さらに一層いわゆる生産技術それから保安技術というものを開発していく、そのためには先ほど申
○岡田(春)委員 いまの御答弁にもあったのですが、七片の骨格坑道づくりの場合、非常に危険な状態があるというので、特別区域の指定、特Aですか、こういうようなものをやっておったというのですが、指定はいつ、したのですか。それから新聞報道によると、十一月の六日に指定を解除したと言っているのだが、これは事実ですか、どうですか。
その石炭産業に対して、企業にも保安確保の金を何十億と出している、骨格坑道の拡張にまで出しているというのであれば、本当に保安を重視し労働者を確保していくという立場であれば、その程度の炭鉱労働者に対する、あるいは組夫に対する援助というものは、私は最低限度の問題ではないかというふうに思っております。調査しなければ十分回答できないということもわかりますけれども、現状はやはり膨大な組夫がいるわけです。
このことによって距離も縮みますし、あるいは骨格坑道を大きくすることによって通風量の拡大も図るというような、いろいろな関係を持ってきます。そういうものをやはり補助し、あるいは促進させるということが、より現状の段階では重要ではないかというふうに考えております。 以上、簡単ですが……。
ですから私ども炭労としては、この助成をふやしてもらいたいということについては、本来、資本がやるべきことを労働組合がそういうふうに言うということについて、一体どうなんだというじくじたるものがありますけれども、あえてここで保安を守るということになりますと、やはり先ほど小川さんも言いましたように骨格坑道の徹底的なチェックによって改善を図っていくということが一つでありましょうし、それから、やはりそういった不安全個所
それから経済的な問題は、骨格坑道を中心とするそういう掘進費あるいはその他の機器の費用の増大の問題が起こると私は思うのです。これをどうするかという問題。それから法規的な問題が指摘をされました。保安法、規則ができてから相当になるし、しかも深部移行に伴いまして、その基準とか法規というものをもう一回再検討する必要があるのではないかという三つの問題が提起をされたわけであります。
骨格坑道をつくったり金をかけたり政府資金を投入したりして、ことにこの露天掘りに依存するという思想のために、深部開発、研究技術開発等をやる意思がないのですね。そういう点、露天掘りに対する北海道の状況は、先生のお考えではどんなふうになっているのですか、承りたいと思います。
ですからやはり骨格坑道の問題はきわめて重大です。ガス抜きに補助金をつけていたのでかなり成功をしておる、こういうことも聞いておりますから、ぜひひとつ予算の際には十分取っていただきたい、こういうように思います。 そこで、先ほどの中央管制指令所といいますか、いまどこの工場でもそういうセンターができておる。
○橋本説明員 骨格坑道の整備関係につきましては先生おっしゃいますように保安の基本的な問題であります。したがいまして、今度の再建整備法におきましても、将来にわたって、四十八年までの骨格坑道の整備計画を立て、この計画どおり進行いたしますれば、おおむね骨格坑道としては満足すべきような姿になるだろうというふうなところまで、実は計画段階で持っていっておるわけでございます。