1995-11-07 第134回国会 衆議院 科学技術委員会 第3号
例えば地殻の動きに変調があるという、駿河湾周辺の専門家の報告が出ております。それから、東海地震の発生機構に見直し論があって、従来理論では説明がつかない、こういうことも新聞報道されております。 これはどういうように解釈したらいいのか。
例えば地殻の動きに変調があるという、駿河湾周辺の専門家の報告が出ております。それから、東海地震の発生機構に見直し論があって、従来理論では説明がつかない、こういうことも新聞報道されております。 これはどういうように解釈したらいいのか。
長野県の伊那谷断層、静岡県富士川断層、神奈川県国府津・松田・神経断層、また、京都、駿河湾周辺、このように数カ所指摘されておられます。 実は、十九年前なんですが、今、席におられませんが、近江委員が十九年前にやはりこの科学技術委員会で、京阪神地域が大変活断層の活動が活発になっているということで心配である、こう指摘をされておりました。
この地域では、安政東海地震以来、百三十年間大規模地震が発生していないこと、それから駿河湾周辺での地殻変動が進行していることなどから、大規模地震発生の可能性が高いというふうに判断されております。それから、危険性は高まる方向に進んでいるというふうに考えられております。
それからいろんな測地測量の結果からいいますと、駿河湾周辺の明治以降の地殻のひずみの蓄積というものは相当大きくなっている。こういうようなことから、非常に大規模の地震が発生する可能性が高い、切迫しているということであったわけでございます。
○田中(暁)政府委員 駿河トラフ沿いに発生すると考えられておりますいわゆる東海地震につきましては、安政の東海地震以来既に百三十年が経過しているということ、それから駿河湾周辺の明治以降の地殻のひずみの蓄積状況を測量等で見てまいりますと、やはり大地震発生の可能性は非常に大きい。
それで、いま話題になっております駿河トラフ沿いの東海地震につきましては、安政の東海地震以来すでに百三十年が経過しておりますこと、また駿河湾周辺の明治以降の地殻ひずみの蓄積状況等を考え合わせますと、駿河トラフ沿いに大規模な地震が発生する可能性がある、こういうふうに学者先生方も言っておるわけでございます。
私も駿河湾周辺、東海大地震にかかわる指定地域の海岸線をよく知っている方の一人でありますだけに、背筋の寒くなる思いでいっぱいです。そういう意味で最重要課題となっています駿河湾地区の津波対策というのはどうなのか、お伺いをいたします。
しかし、たくさん三角形がございますが、水平ひずみの最大値につきましては、駿河湾周辺の水平ひずみを一八五四年の安政地震からの値に引き直しますと、訂正前のもので約十万分の五、訂正後のもので約十万分の四程度でございます。水平ひずみの値が十万分の五ないし十程度になりますと地震発生の危険性があると言われております。
しかし、現在の観測態勢は充分とは言 えないので、駿河湾周辺を含む東海地方の観測 を更に強化し、監視を続けて行く必要がある。 以上でございます。
しかし、現在の観測態勢は充分とは言えないので、駿河湾周辺を含む東海地方の観測を更に強化し監視を続けて行く必要がある。」かような統一見解を発表いたしました。
特に、地震予知につきましては、駿河湾周辺の地震予知問題と関連し、その研究の必要性が強く認識され、昨年十月、地震予知推進本部が発足し、関係機関の総力を結集し、これに対処していくこととなりましたが、昭和五十二年度予算においても重点的にその施策の強化を図った次第であります。 また、ライフサイエンスは、健康の増進、環境の保全等人間福祉の向上に大きく寄与するものであります。
特に、地震予知につきましては、駿河湾周辺の地震予知問題と関連し、その研究の必要性が強く認識され、昨年十月、地震予知推進本部が発足し、関係機関の総力を結集し、これに対処していくこととなりましたが、昭和五十二年度予算においても重点的にその施策の強化を図った次第であります。 また、ライフサイエンスは、健康の増進、環境の保全等人間福祉の向上に大きく寄与するものであります。
そういうわけで、駿河湾周辺には刻々にひずみが蓄積されていることは、これはもう明らかな事実でございまして、だれも異議をはさむ者はないわけでございます。ただ問題は、地震の切迫度でございます。
○参考人(力武常次君) 初めの駿河湾周辺の測定器のひずみ測定ということでございますが、私がいろんなことをやります論拠といたしましたのは、国土地理院の測地、測量の繰り返しによって検出されたひずみ、地殻のひずみでございまして、そこに何かぽんと器械を置いてはかっているというようなものではないわけでございます。非常に広域をはかる面的な測定によった結果でございます。
○原(茂)委員 浅田教授が主任でおやりになることは非常に結構だと思うのですが、石橋助手は、いまのわが国の観測体制をもってしては、この駿河湾周辺でマグニチュード八クラスの、きょう起こってもおかしくないほど、とにかく不意打ちをされるだろう、これはもう必至である、こういうようなことを強くおっしゃっているのですが、この地震が起こり得るとしますと、いまの予知は時期に対して非常にむずかしいと言われていますが、これは
やはりこの東海地方と申しますか、特に駿河湾周辺の地域につきましては、さらに観測の強化を進めていきたいという考えでございます。
第一にそこが問題になると思いますが、何といいましても、この駿河湾周辺というのは、東海道メガロポリス、いわば工業地帯でもありますし、また静岡市、清水市などは人口四十四万、二十四万というようなところですから、かなり大きな都市です。
場合によっては、すっぽり駿河湾内が震源地になって、静岡市、清水市など都市部を初め駿河湾周辺からその他、マグニチュード八ぐらいの地震がいまにでも起こるかもしれないという説が出ております。たしかきょうも午前中学会で、東大の石橋助手がこの学説の発表をしているはずでございます。