2012-09-03 第180回国会 参議院 決算委員会 第9号
それから、続きまして、昨年の十二月十二日、これ、警告決議を出した数日後、三日後なんですけれども、この日に実は制御棒駆動機構が不具合だということになっていたと聞いております。日本原子力研究開発機構はこのトラブルに関する公表を翌月である本年一月二十日に行っております。
それから、続きまして、昨年の十二月十二日、これ、警告決議を出した数日後、三日後なんですけれども、この日に実は制御棒駆動機構が不具合だということになっていたと聞いております。日本原子力研究開発機構はこのトラブルに関する公表を翌月である本年一月二十日に行っております。
特に駆動機構の不都合というのは、昨年十二月の十二日及び二十日に行われました定期点検の一環での動作不調が確認されたというふうに私も承知をいたしております。 それぞれ、当日十二日、翌日二十一日に保安検査官には連絡した上で、福井県及び敦賀市のプレスに対しては、原子力機構の事故・トラブル公表要領というのがありまして、これについてはこういうふうにするという手順書に基づいて公表したと。
そのような安全管理を強化をしますと、こういうふうに言われているんだけれども、報道によると、昨年の十二月に制御棒の駆動機構に不具合が生じたと。この公表がまた今年の一月になってからやられている、こういう問題。そして、今年三月には、二次系の冷却剤のナトリウム漏れを監視する装置が正常に作動しないトラブルが発生をしている。
それから、日立の検査指揮者は、制御棒駆動機構の設計者に制御棒引き抜けを問い合わせしたというわけですから、状況によっては臨界事故になっている可能性は知り得ていたわけです。 さらに、報告書に載っているところでは、「北陸電力の炉心担当者からの電話での依頼を受けて、日立製作所の炉心設計者は、」「炉心解析等を実施し、北陸電力の炉心担当者へ回答した」と書いてあるわけですね。
ただし、他の類似事象などから考えて、本件も何らかの理由によって制御棒駆動機構の冷却水の圧力が上昇したことが原因で、制御棒が引き抜けたものと推定しております。 また、当時は制御棒が引き抜けてしまう可能性について、経験や認識が必ずしも十分ではなかったのではないかと考えております。
次に、東京電力の件でありますけれども、臨界一件を含む制御棒引き抜け事案七件、これに加えまして、昭和六十三年から平成二年にかけまして、福島第二・四号機で制御棒駆動機構が破損をいたしました。この際に、工事計画の届け出をせず、さらに、使用前検査を受けることなく予備品への取りかえ工事を行った事案がありました。
○勝俣参考人 福島第二・四号機の制御棒駆動機構の事案につきましては、昭和六十三年の第一回定期検査において、制御棒駆動機構一体にふぐあいが発生いたしました。そこで、当社は、日立さんと協議の上、予備品の制御棒駆動機構への取りかえを実施いたしました。その際、当社は定期検査工程への影響を懸念し、必要な工事計画の届け出、使用前検査を受検せずに取りかえを行ったものであります。
基本的には、制御棒駆動機構そのものに問題があったとは現在考えておりませんが、このような操作の手順がメーカーによってどのように提案され、また、電力会社がそれをどのように受けてこれを実現していったのかということにつきまして、なおこれからよく精査をしていきたいと考えております。
先生御質問の制御棒駆動機構について私どもの現段階の考えをお答え申し上げます。 制御棒駆動機構にはコレットフィンガという歯止め機構が付いておりまして、制御棒を保持する機能を有しております。制御棒の引き抜きのところについてだけ御説明を申し上げますと、制御棒の引き抜き側の水圧が加わると、その水圧はコレットフィンガを押し上げて外すとともに、制御棒を下げるメカニズムとなっております。
今、先生御指摘のように、今回の制御棒駆動機構にあります配管が、ひびがあって、そして水が漏れたといたしましても、それだけで直ちに原子炉の制御に重大なことが起こるというわけではありません。しかしながら、こういう状態で運転が継続されるということはあり得ない、それは許されるべきではないと思いますので、運転を再開する場合には、配管を健全なものにしてすべきだと思います。
実は、一号機の漏えいに関しましては、これは炉内の制御棒の駆動機構下部の溶接部で応力腐食割れによる亀裂が発生し、貫通したことが原因になりました。 前回の答弁で、この一号機の漏えいと同じ原因あるいは同じ発生の部位で今後漏えいが予測されるような事態に至るものについては他の原子炉十基、それからこれまで点検の実績のなかった五基について今年の五月十三日に事業者に対し点検の指示をいたしました。
平成十三年の十一月九日の十五時三十分ごろでございますが、制御棒駆動機構の一本の下部付近から数秒に一滴程度の漏えいを発見したものでありました。中部電力は、停止後に漏えい監視データの分析評価の結果、実はこの漏えいは平成十三年七月上旬以降あったものとしております。
しかし、今回の水漏れは、圧力容器とそれに附属する制御棒駆動機構の近傍で発生しているものであることから、徹底した原因の究明等に取り組む必要があると考えております。 経済産業省といたしましては、この原因究明の結果を踏まえて、適切に再発防止等の対応を行ってまいりたい、このように思っております。
そして、制御棒駆動機構ハウジングの水漏れ場所ですね、こちらも格納器の中に入って視察をしました。 社民党の衆参議員三名と専門家が三名、原子力情報室の方が二名、そしてスタッフが八名、総勢十六名だったんですが、この危険区域に入って一時間七分で私などは〇・〇四ミリシーベルトという被曝を受けた、そういう記録もいただいて帰ってきたわけです。
○佐々木政府参考人 今回、制御棒駆動機構の案内管からの水漏れにつきまして、これがいつから水漏れが始まったかということは、今後の原因究明の中で一つの重要なファクターであると思っております。私ども規制当局がこの状況を聞きましたのは、十一月の十二日でございました。
それで、浜岡原発一号というのは、七六年三月十七日が運転開始ですから、もう二十五年たっている老朽原発でありますが、できたときから、七七年、七八年にかけて、制御棒駆動水圧系配管の水がしみ出したりとか、いろいろなトラブルも既にあったわけですが、今回、制御棒駆動機構ハウジング貫通部の溶接部の異常が発生して、それで炉心の内部から冷却水が漏れ出すという問題が出てまいりました。
各部分に及ぼした影響というものを評価するために各部分の点検検査といったようなことを実施いたしておりますとともに、東京電力が行いました金属粉の流浄あるいは回収といったような結果を踏まえまして、残存する金属粉あるいは金属片といったようなものを想定いたしまして、これらの想定いたしました金属粉あるいは金属片といったものがプラントの各種の系統あるいは機器に与えます影響というものを評価するために、例えば制御棒の駆動機構
それから、制御棒駆動機構につきましても、二つの駆動メカニズムがあるということで微細な出力調整ができる、より精密な調整ができる、制御棒駆動調整ができるというメリットがあるわけでございます。
○政府委員(向準一郎君) 今申し上げましたいろいろな改造点――インターナルポンプの採用とか、あるいは鉄筋コンクリート製の格納容器とか、あるいは電動モーター、水圧両方の改良型制御棒駆動機構、それから百三十万キロワットクラスの規模の出力のものという個々のもので見てまいりますと、それらは世界各地でそういう技術がありますし、我々もそういう技術も勉強し、国内でいろいろ確証試験もやりまして、これを全体いいところを
3 原子炉制御棒 原子炉における反応度の制御のために特に設計され又は製作された制御樺集合体であつて制御棒駆動機構付きのもの(完成品に限る。) 4 原子炉一次冷却材ポンプ 原子炉用の一次冷却材を循環させるために特に設計され又は製作されたポンプであつて原動機付きのもの(完成品に限る。)
発電所におきます従事者の被曝線量につきましては、御案内のように、法令で定められた許容被曝線量の厳守はもちろんのこと、可能な限り被曝線量を抑えるということで電気事業者を指導してまいりまして、特に先生御指摘の軽水炉の改良という点では、配管とか制御棒の駆動機構の材料あるいは点検方法等について自動化あるいは遠隔化を図るとともに、作業環境の改善のために設備の除染を行ってきております。
○倉本参考人 この制御棒の駆動試験でございますが、佐世保で一本ずつやりました結果、非常に順調に行われまして、駆動機構につきましては十二体全部健全性が確認されております。したがいまして、今度グループ試験につきましては、この一本一本が健全でございますので、グループ試験も問題なくやれるものというぐあいに私どもも考えております。
また、今回この駆動機構の試験を行います意味といたしましては、今回の遮蔽改修工事でこの駆動装置の取りつけ個所が以前と変わっておるわけでございまして、その取りつけがきちんといっておるかどうかという工事の確認という意味もございまして、これらにつきましては工事の終了、また総点検の終了という意味も持っておりますので、さような意味で、改修工事完了という面から見ますと、制御棒の駆動機構試験は佐世保で私どもとしては
○野村参考人 駆動試験につきまして、先生のいまのお問いは、制御棒駆動機構の試験のことをおっしゃっておられると思いますが、この点につきましては、私どもは広い意味のといいますか、佐世保港におきます遮蔽改修工事並びにそれと並行して行われる総点検の一つの自己チェックであるというふうに思います。