1951-02-14 第10回国会 参議院 決算委員会 第5号
○説明員(濱田正君) 運搬費につきましては、たしか薪につきまして初め山元買上げであつたのを生産量が相当殖えて来生して、薪の需給はさきほど心配するほどのこともあるまいというわけで、今度は駅頭買上げに直して来た、つまり山で買つて来るやつを今度は駅で買うという、こういう態勢に直して来たために運搬費がそれだけ減つて来た、こういう関係であります。
○説明員(濱田正君) 運搬費につきましては、たしか薪につきまして初め山元買上げであつたのを生産量が相当殖えて来生して、薪の需給はさきほど心配するほどのこともあるまいというわけで、今度は駅頭買上げに直して来た、つまり山で買つて来るやつを今度は駅で買うという、こういう態勢に直して来たために運搬費がそれだけ減つて来た、こういう関係であります。
それから第二の駅頭買上げを断行するかどうか。これは私どもただいま研究中でございます。すでにまきにつきましては、昨年の夏價格改訂の際に駅頭に直しました。これはその材料である森林の價値が主として輸送によつて左右さるべきものであるという一般の原則に近づける意味もあつてしたわけであります。炭については今研究中でございます。
この駅頭買上げの問題を政府はやられんとするのであるかどうか。 この問題が第二点。 第三点はまきの生産につきまして、規格外のいわゆるもやというものが相当出るのでありますが、これも薪炭需給関係におきましては、相当大きな役割を果しておると思うのであります。
そこで政府といたしましては、非常対策を総合的に立てまして、まず第一に今のかま元の至急修築、それから生産の飛躍的な増強対策としての報奬制の確立、食糧の加配、供出にリンクするいろいろな報奬物資を至急に生産縣に送りこみまして、さらに現在やつております價格差をできるだけ縮めまして、駅頭買上げを実施します。それと同時に、國有林の薪炭林を民間に拂い下げますとともに、官行薪炭を非常増産の計画を立てます。