2003-03-25 第156回国会 参議院 財政金融委員会 第4号
その前は恐らく一九四一年でしたか、馬場税制改革というのがありますね。これは戦時体制に移行するときにたしか税制改革をやったやつです。昔、大蔵大臣をやられた村山達雄さんに随分とお聞きしたことがありますから、あのときの馬場改革はどういう改革だったと。 そういう意味で、シャウプ以来の改革というのは、シャウプ税制でやっていないことを改革しろというふうにあのとき諮問されたんですか。
その前は恐らく一九四一年でしたか、馬場税制改革というのがありますね。これは戦時体制に移行するときにたしか税制改革をやったやつです。昔、大蔵大臣をやられた村山達雄さんに随分とお聞きしたことがありますから、あのときの馬場改革はどういう改革だったと。 そういう意味で、シャウプ以来の改革というのは、シャウプ税制でやっていないことを改革しろというふうにあのとき諮問されたんですか。
昭和十一年あるいは十二年ころに馬場税制というのがございました。それからシャウプ勧告の前にもいわゆる大型間接税の論議もありました。しかし、国民が本当に大型間接税を知ったのは大平内閣のときではなかったかと思います。しかし、それは国会決議で、財政再建のためには一般消費税は導入しない、そういう国会決議がございます。そして、にわかに大きな論点になってきたのは昭和五十九年ころではなかったか。
昭和十二年から日中全面戦争ですから、そのための税制として昭和十一年に馬場税制が出てきたんですよ。だからこれは同じです、ドイツ、フランスと。やっぱり戦費調達のための、〇・一%だってそういうものなんです。 さて、取引高税については今主税局長からお話がありました。あなたも目的の第一に終戦処理費を挙げた。終戦処理費は九九%占領軍の費用です。
第一は、昭和十二年の馬場税制改革草案におきまして、国民の反対と政局によりまして、国会に提案される以前にこの馬場さんの売り上げ税案は葬り去られてしまったんです。第二は、昭和二十三年の取引高税が、国民各層の反対が強くて、わずか一年四カ月でこれが廃止されたという歴史もあるのです。
におきまして、一種の流通税として課税するという考え方の税が過去におきましてもあつたわけでございまして、それは昭和十二年に日華事変関係で特別税法が……、つまり昭和十二年の四月に馬場財政関係、いわゆる馬場財政と言われておりますが、相当税制の全般につきまして、大きく税制改正をしよう、こういう案が立案されまして、それが国会へ提案されました直後におきまして、内閣が総辞職しまして、そうして新らしい内閣になりまして、馬場税制
わが國におきましては、昭和十一年にいわゆる馬場税制改革案におきまして、これを取上げたのでありますが、当時財界初め一般國民の反対の声が多くて、遂に実現しなかつたことは御承知の通りであります。