1960-09-20 第35回国会 参議院 建設委員会 閉会後第4号
また次の大臣、三十一年の五月二十四日に馬場建設大臣は、「治山治水の根本的な方針として、昭和二十八年にただいま御指摘の治山治水対策協議会というものが設置せられました。御審議の結果、対策が樹立せられたことは、御指摘の通りであります。この対策はどこまでも推進をいたし、これをできるだけすみやかなる機会に実行に移したいというのが、私の信念でございます。」
また次の大臣、三十一年の五月二十四日に馬場建設大臣は、「治山治水の根本的な方針として、昭和二十八年にただいま御指摘の治山治水対策協議会というものが設置せられました。御審議の結果、対策が樹立せられたことは、御指摘の通りであります。この対策はどこまでも推進をいたし、これをできるだけすみやかなる機会に実行に移したいというのが、私の信念でございます。」
その間の事情がどういう事情かということをお伺いいたしたいし、さらに道路公債などを発行する意思があるかどうか、これは昨年度の予算編成期におきましても、馬場建設大臣は、道路公債、ガソリン税、一般会計の三本立でいくというような方針を明らかにしたのでありますが、大蔵省と折衝の関係でこれが実現が不可能になった、こういうような関係にあるわけであります。
ちょうど前の馬場建設大臣が道路十カ年計画を本委員会で発表されたのと大体同じような構想が、南條建設大臣という名前で出ており、写真が入っておったと思います。あるいは大臣にそういう記憶がなければ、新聞が何か間違いで出したのだろうと思います。
まさにその通りでありまして、この面から申しますと、今年度におきましても、馬場建設大臣当時に、道路に九百四十六億を請求して、そして公債、一般財源、ガソリン税の三本建にいくという構想を明らかにしたのでありますけれども、道路公債が認められず、わずかに一般財源からする四十四億しか出なかった、こういうような状態でありました。
昨年の十二月の五日、雑役委員会におきまして、当時の馬場建設大臣は、この財源として、ガソリン税の増徴とともに一般財源の投入と公債の発行、これを三本の柱として考えていきたいという答弁をいたされております。
これらに対しまして質問いたしましても、先ほど同僚委員が申されたし、押し問答になりますので私やめますけれども、そこで大臣にお伺いいたしたいことは、十二月四日の建設委員会におきまして、時の馬場建設大臣は、明年度、すなわち昭和三十二年度においては、大蔵省に対して九百四十六億の予算請求をしている。
これは建設委員会としても重大な問題でありまして、かつて本年度予算に対する前馬場建設大臣の構想によりますと、九百四十六億の予算要求をしておる。それでその中の昨年度と比較して増額分に対しては、道路公債それからガソリン税、一般財源——その内訳についてはっきりした話はなかったけれども、大体三本立でわれわれの聞いたところとしては同等のような額でいくというふうに受け取っているわけです。
また昨年の前馬場建設大臣、並びに今ここに来ておりませんが、事務次官も官房長も口をきわめて、どうしても建設省の実態というものは定員増をはからなければ完全な事業の遂行ができないのだ、また実態というものは補助員とか準職員とかいう名目になって非常に不安定な身分であって、これも定員化しなければなならいのだと言っておる。そうして公共事業費が相当伸びておる。
前の馬場建設大臣が計画された十カ年計画の工事量を行うのには二十四、五カ年もかかるということになりまして、これは何といたしましても今日の日本として放擲することのできない問題であることは申すまでもないのでございます。
○小松分科員 それでは、神戸と名古屋間の資金関係について、竹山建設大臣の当時から、その以後馬場建設大臣に至って、外資の導入というようなことが言われておったのですが、その辺はどうですか。
これはどうしても政治力のある馬場建設大臣がここで画期的な道路計画を樹立して、そうしてガソリン税はこのままに据え置いて、一般財源からプラス・アルファして、さらに道路公債を求める。このごろのワトキンスの報告書にもあるように、日本の道路は、これはワトキンスの報告を見なくたってだれもわかっていることですが、四十年も遅れておる。これだけ道路の悪いところはない。
先ほど来馬場建設大臣並びに岡部政府委員の方から説明がございましたように、政府は公務員制度の改正について目下検討を続けている段階でございます。現在の公務員制度はもう少し能率的な公務員制度にしなければならないということは、公務員制度調査会も答申しているところでございます。政府としてもその方向で検討しているわけであります。
私は馬場建設大臣が来れば、建設大臣が率直に言うと思う。道路局長としての責任上言えないのなら言えないという答弁をしてもらいたい。そうすれば私は建設大臣に聞きます。こんな無計画な、ここにはっきり書いてあるように相当額を相当見込んでいる。過去の実績から言っても、一般財源というものは逆にそれがアルファになっているんですね。
○委員長(中山福藏君) ちょっと各委員にお諮りいたしたいと思いますが、馬場建設大臣が、フィリピンの建設相がおいでになって、午後会談をしたい、それについては、あらかじめ一応調査しておきたいこともあるので、退席したいという申し出がありますが、いかがでしょうか、差しつかえございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
次に、九号、十二号、十五号台風による災害対策について、河野農林大臣、馬場建設大臣にお尋ねをいたします。 第一は、この台風は九州の長崎、佐賀、熊本、福岡、鹿児島、中国の山口、鳥取、島根、四国の愛媛等の各県に甚大な損害を与えておるのでありますが、その被害額は二百五十億円といわれております。
特に馬場建設大臣が出席されて、この点に対しましては北海道の冷害が非常に激甚であるから、特に検討をして期待に沿うようにするという言明を受けておるわけです。この点に対しましてはどのような段階まで進行しておるかお伺いします。
馬場建設大臣がお見えでありますから、一つだけ最後にお聞きしたい。北海道の農業経営のいろいろな転換をやるにいたしましても、文化的な施設ができて、あるいは道路の整備ができ、河川が改修される。そういう土台の上で農業経営の問題だけを合理的な経営法に転換すればいいんだというならば、これは非常にやりやすいのですが、そうではなくて農業経営を合理化しようにもまず道路を直さなければならない。
この点を国務大臣としての馬場建設大臣に聞きたかったのであります。しかしながら、これは後日にいたしまするが、今申し上げました、もしこの予算要求が幾らか削られること間違いない、その削られたときにはどちらをとるのか。年度を延べるのか、あるいは事業量を減すのか、こういう点について御答弁を願いたい。