1969-04-09 第61回国会 参議院 産業公害及び交通対策特別委員会 第7号
これは、神通川の両岸の広大な水田地帯をかんがいしますのに必要な水、すなわち牛が首用水とか、大沢野用水、あるいは神保用水、こういったすべてのかんがい用水を取り去った残りの水でありますので、この富山市の神通大橋におきまして一年間の流量をはかったのは、おそらくは実際はかなり減っている値だと思いますが、しかし、毎年の神通大橋での神通川の流量を平均してみますと、およそ一年間に七十億トン、こういう数字が出ております
これは、神通川の両岸の広大な水田地帯をかんがいしますのに必要な水、すなわち牛が首用水とか、大沢野用水、あるいは神保用水、こういったすべてのかんがい用水を取り去った残りの水でありますので、この富山市の神通大橋におきまして一年間の流量をはかったのは、おそらくは実際はかなり減っている値だと思いますが、しかし、毎年の神通大橋での神通川の流量を平均してみますと、およそ一年間に七十億トン、こういう数字が出ております
で、過去に相当生産をしておりますから、会社側でも過去の生産量を良心的に明らかにしてもらって、そのときはカドミウムが検出されておりませんでしたからわかりませんけれども、鉱石はあると思いますから、その鉱石の中にあるカドミウムはどれくらいか、あるいはそれが生産されて捨てられた状態で、どのくらいのものが流されたということはかなり推定されると思いますし、また、あの神通川の牛が首用水、あのあたりにたまっております
それからまた、一番患者がたくさん発生した場所は、神通川と、牛が首用水という非常に大きなかんがい用水路がありまして、神通川の水の半分ぐらいを取り込んでおる用水ですが、その本流とその用水に挾まれました三角形のとんがった地帯、つまりこの地区はいわば川中島のとんがった地区に当たるわけでありまして、この地区では稲の被害が神通川の鉱毒を直接に受けました関係で最もひどかった地域でありますが、患者の発生もこの地区が