1971-12-07 第67回国会 衆議院 社会労働委員会 第5号
ところが一方、首切り反対闘争というのはたいがいのところでスローガンになっておるので、どこに出かせぎ労働者の貴重な存在意義があるか、一般の正式社員と労働行政から見るとどこが貴重なのか、どこが重宝なのか、その辺もう一度大臣に伺って具体的に入りたいと思います。
ところが一方、首切り反対闘争というのはたいがいのところでスローガンになっておるので、どこに出かせぎ労働者の貴重な存在意義があるか、一般の正式社員と労働行政から見るとどこが貴重なのか、どこが重宝なのか、その辺もう一度大臣に伺って具体的に入りたいと思います。
片や毎日のように合理化、首切り反対闘争の旗の波がなびいておる。これを労働大臣はいかが目に映るか、どのような対策をとられるか。こういうことから始まった。さらに年々ふえる出かせぎ労務者というのは、いまの政府の施策にとって、特に建設、労働施策にとって役に立っておりますかという質問に対して、これは次官も聞いてもらいたいのですが、労働大臣いわく、出かせぎ労務者はたいへん役に立っております。
それでは、こういう面からちょっと掘り下げていってみたいのですが、いまちまたに叫ばれている首切り反対闘争の旗、これは大臣の目にも入ると思います。大臣は先ほど労働不足という面もある、こうおっしゃった。
今度は建設省は建設省でたいへん大きな事業をいまやっておりますが、事業がぴたっととまるということはないでしょうが、設備投資の都合で事業を縮小しなければならない、首切り反対闘争が長くて困る、そういうときには、現場で働いておった何年勤続以上の人は特別の退職給付金みたいなものを出しますからということで、今度は建設省から出してくる。国鉄公社も同じようなことをやってくる。
何べんも私がさっき言いましたように、全逓をとっちめてやれば事業がうまくいくという考え方を改めない限り、全逓だって、また首切られたら、首切り反対闘争で、闘争が起こるのです。こういうことをいつまでやったって、私は郵便の遅配というものは直らないと思うのです。
もし大臣が石炭対策を労働者、あるいはこの石炭炭鉱に関係のあります関連産業を含めて、あるいは地方住民を含めて、国民の生活も考えて石炭対策を立てていきたいということでございますならば、先ほどの言明がほんとうならば、今大臣の口にも上りましたが、労使の中で指名解雇、あるいは強制首切り、中には首を切ると同時に立ち入り禁止仮処分等、いわば強制的に首切り、追い出すような措置が講ぜられ、しかもこれを守ろうとして首切り反対闘争
その一つの例でありますが、昨年の十月二十一日、不当首切り反対闘争でストを行なった千葉県我孫子の千葉食品株式会社の労働者約五十名が、工場内で決起大会を行い、スキャップに対して正門のところでピケを張ったことがありましたが、会社側に団交を申し入れ、団交を予定された午後三時には、団交のかわりに五十名の暴力団が警察官の見ている前でピケを突破して工場の中に入った。
このような二回にわたる首切り反対闘争の経験から、私たちは積極的探鉱活動によって新資源を確保し、拡大生産の方向に進まない限り、われわれの労働条件の安定向上はあり得ないし、また私企業として石油鉱業が存在する限り、積極的探鉱活動は期待できないことを痛感し、石油鉱業の国営ないし国家管理が行われて初めて石油鉱業労働者の安定があり得るという結論に達しました。
このときの投票の結果は、首切りを反対し闘うという数字が三千四百四十九票、反対であるという数字が四百一票、こういう圧倒的な多数の下に日鋼の労働組合としては首切り反対闘争に起ち上つたわけでございます。 更に組合といたしましては、当初会社が出しておりましたところの企業再建案なるものを、組合としては現在の経済情勢、こういつたことから、これは会社案をそのまま了承するのにやぶさかではない。
私は富士製鉄室蘭労組の執行委員であり、且つ、本年七月五日日本製鋼室蘭労働組合の首切り反対闘争委員会が設置されましてから、七月の二十六日に至つて、常駐委員といたしまして共闘委員長をやつて今日に至つております。
○吉田法晴君 今の局長の答弁の中に、首切り反対闘争のごとき破壊的云云というのがありますが、一つお取消しを願いたいと思う。先ほど国鉄問題について、労働組合の重要な任務として、その生活を守る、賃金問題或いは地位を確保するという問題は、組合のこれは基本的な任務だというお話もございました。これは恐らく聞いておられて、労働省関係としても御異議がなかつたろうと思います。
○説明員(江下孝君) 私は、首切り反対闘争が破壊的であるというようなふうには申上げなかつたつもりでございますが、ただ首切り反対闘争等によつて相当無用な問題が起きる、無用の摩擦を生ずることをできるだけ避けるためにこういう問題を考えて行く、そういう趣旨で申上げたつもりでございますので、若しそう申上げたとすれば取消します。
また一般の市民にも、あるいはそのほかの友誼団体の労働者にも訴えまして、広くこの私たちの考え方につきまして共感を得ておりますので、商売人も、私たちの闘争に対しまして品物の掛売りをする、それから尼崎市長にしましても、私たちに職業のあつせんを誓う、そして私たちのぐるりの労働者は一切の物心両面の支援態勢をとつていただいておるというふうに、尼崎市といたしましても、過去大同鋼鈑とか大谷とかいろいろなケースの首切り反対闘争
ただ山口県の岩国におきましては、たまたま第三次の首切りが出ました際に、第二次の際の約束に、今後は首切りを行わないというような約束がなされておりましたので、その約束の履行を迫つた結果、第三次の首切りが撤回されたというような事例はあつたのでありますが、具体的な首切り反対闘争に対する成果というものを、手にすることができなかつたわけであります。
いろいろ講演の中で、特に国内労働関係におきまして、最近賃上げ闘争、首切り反対闘争は、年末を控えて当然越年資金獲得闘争に移行し、来春に持ち越されるであろうという前提のもとに、今ここで問題になつております仲裁裁定もしくは国家公務員の給与に言及されておるのであります。
これに対しまして、炭労は本年三月の鬼怒川大会におきまして、企業整備反対、いわゆる会社のいう首切り反対闘争というものを打出しまして、現在その首切り反対闘争がまつたく最高潮にあるわけであります。これをこのまま放置しますならば、私たちはどのように発展するであろうか。ただ単に労使間の紛争というだけにはとどまらないで、社会問題までも起すのではあるまいかという一つの不安があるわけであります。
そうして私は今後の——今年からの労働運動は賃上げ闘争よりも、首切り反対闘争が一番深刻な問題になるだろう。そういう見通しの上に立つて、賃上げ闘争ももちろんこれは等閑にするわけじやないが、それよりもわれわれは失業に反対するという闘争を展開しなければならぬ。これが一番当面大事な問題だという考え方で、組合はすでにその際はどう対処するかということを、常に一歩先んじて研究しつつある。
この事件の発端となつたのは車掌区における新交番制の実施に関してであり、組合側が、この新交番の実施は労働強化であると同時に首切りの前提となるものであると称して起したのが、首切り反対闘争となつたのであります(「その通り」と呼ぶ者あり)新交番制は車掌区に同調してストに立ち上がつたのは、電車区は車掌区に同調してストに立ち上がつたのが真相のようであります。