1988-05-12 第112回国会 参議院 農林水産委員会 第12号
、これはやはり長年養鶏で生計を立ててきた零細な養鶏農民を保護するという立場からの法律案ですけれども、残念ながら実現は見ておりません。 しかし、そういうやり方というのは農業分野でも行われているわけだし、いよいよ被害が広がってからでは間に合わない。
、これはやはり長年養鶏で生計を立ててきた零細な養鶏農民を保護するという立場からの法律案ですけれども、残念ながら実現は見ておりません。 しかし、そういうやり方というのは農業分野でも行われているわけだし、いよいよ被害が広がってからでは間に合わない。
また、そのことは販売を担当する小売業者にも影響を及ぼしているという具体的な事実を承知いたしているわけですが、このような行儀の悪い大手、その寡占化の推進、そうして零細な養鶏農民の生存権を奪うようなやり方というものは厳しく取り締まっていく必要があるだろうというように私は思うのですが、御見解はいかがですか。
それはあなたの方の行政指導のよさというものも手伝っているというように評価をしたいわけなんですが、ともかくこんなに貢献をしている零細な養鶏農民あるいは業者、そういった者を保護するということにやはり力を入れていく必要があるだろうというように考えます。いま私が申し上げたような点について、同じような言葉、お答えが返るのかどうかわかりませんけれども、具体的に申し上げましたから、お答えをいただきます。
そのため、まじめに生産調整を守っている零細養鶏農民はその生存権を奪われてきておりまして、容易ならざる状態が発生しております。このようなわが国の養鶏の体質を改善してその真の発展を図るためには、何としてもこの養鶏というものを農業という位置づけをしなければならぬ、かように私は思うわけです。
これが市場を寡占化しておりますし、また、まじめな生産調整を守っている零細養鶏農民は、その生活権すら脅かされているのが現状でございます。容易ならざる状態が発生しておりますのに、農林省当局はどのような手を打たれておりますか。 また、大規模な企業養鶏を展開して、養鶏農民をその養鶏部門から急速に排除して、そして自分たちの系列下に入れるというふうなことまで起こりつつあるのが現状であります。
しかし、養鶏農民的養鶏農家は、かたい信念みたいなかっこうでそう思っているわけです。したがって、この間の航空写真で、きょうの決算書で私が指摘したことを調べて、それに対する監督、チェックのいかんによっては、私は今井政務次官と同じ見解になると思います。それまで少し見守っていきたいと思います。今井さん、その点で本当にがんばってください。
インテグレーションの実態について、商社直接経営の養鶏あるいは飼料会社直営の養鶏というものが、いわゆる十万羽養鶏とか二十万羽養鶏といわれるようなものが養鶏農民の実際の状態を圧迫している。
あなたたちは、生産調整、生産調整ということで、小さな養鶏農民にはいろいろなことを要求した。ところが、一番問題になっている商社とかメーカー系についてはほとんど手をつけなかった。そこで、こんなことではメーカーを太らせるための生産調整ではないかということで、中小農民が憤りの声をあげている。そういう状況を御存じないですか。
価格の暴落による養鶏農民の自殺や、一家の夜逃げや、生活保護の打ち切りで一家心中をしたという悲惨な事件が相次いで起きているわけです。この最近の統計で、農民のこういう悲劇は戦前より増加しておるわけです。しかも、問題になるのは、いままでは年寄りとか女の人というようなところに多かったのですが、最近では農村の青年層にまでこの悲劇が及んできているというのですね。
種鶏の輸入やいろいろの問題があるわけですけれども、これはついこの七月六日、群馬県の養鶏農民が、卵の生産では赤字が蓄積されてどうにもならないということで、約五万二千個の卵を持ち出して、街頭でただで配る、そして要求を結集する会場では、約三百幾つの卵を街頭にたたきつけて割って、いまの養鶏農民の切実な要求について非常な怒りの意思表示をしたということがあるわけなんですけれども、現在の養鶏業について、政府はどのような
それを考えがないと、これはあとで尋ねようとしましたが、時間がありませんから例に出しますけれども、いま酪農や養鶏農民たちが一番困っておるのは何かといえば、えさなんでございます。鶏のえさや牛のえさが日本にできないはずはないわけだ。農林省は、最初自給飼料があったのにもかかわらず、外国から輸入のえさをどんどん入れてしまった。