1978-11-21 第85回国会 衆議院 文教委員会教職員定数等に関する小委員会 第1号
それから特に、養護学校の場合は養護、訓練等のいわゆる専門教員が非常に不足しておりますので、これの養成、充実ということが来年度の養護学校の義務化に対応する要望でございます。
それから特に、養護学校の場合は養護、訓練等のいわゆる専門教員が非常に不足しておりますので、これの養成、充実ということが来年度の養護学校の義務化に対応する要望でございます。
そこで、訪問指導のやり方、あり方ですけれども、私どもも、いまの学校教育法の規定を見ました場合に、学校教育というのは必ず学校に集めてやらなければならぬという排他的な制限規定はないように思いますので、おっしゃるように、病院なり自宅なりで療養をしておる子供についても学籍を持たせ、正規の学校の先生がその症状に応じて訪問して、養護訓練等を主とした教育をする、つまり、学校教育の一環として行うという方向でこれをやりたいということで
訪問指導ですから、教育内容としては養護訓練等が主となるわけでございますが、したがって、その養護訓練等の訪問指導の対象になる子供さんを引きますならば、猶予、免除の対象となるであろうという子供さんは、大体現在程度一万五千ぐらいというふうに一応推定をしておるわけでございます。
なお、高等学校教員の職種別等によりましては、たとえば特別の教科を担当する教員について十分でないとか、あるいは養護訓練等の教員につきましては養成につとめなければならぬという個別の事情は個々にあることはまた言うまでもございません。一般的には供給できるものと考えております。
しかし、今日大学におきまして、すべての職種の教育が行なわれておるわけではございませんので、たとえば、特殊教育の領域におきます特殊な教科、特に今回新たに取り入れようと考えております養護訓練等の領域また高等学校等におきますいろいろな職業教育の分野におきまして、時代の動きとともに必要になってまいります諸領域、そういう点につきまして、すべて大学あるいは短大で教員の適任者を養成するというふうな体制になっているとは
また養護訓練等新たな領域が出てまいりましたものについて、やはりそれに対応する正規の資格を認めてあげるということは、教職に励みが出るということではないであろうか、このように考える次第でございます。
また、特殊教員の関係につきましては、今後の養護学校の拡充策等に対応いたしまして養護訓練等必要な領域の拡充に対処できるような教員の需給を考えなければならぬというふうに考えております。
高校の特定分野を広げるとかあるいは小学校教員の不足を来たしておる、看護及び看護実習を設けるとか、各種学校の養護訓練等をやるとか、そういった教育界の実情にかんがみて、広く人材を求めて教員の確保をはかるために新たな教員認定試験制度を設ける、これが理由になっているわけですね。
なお、高等学校の特殊な領域とか養護訓練等特別なものにつきましては、受験者の数その他との勘案もございますので、従来やってまいりましたような、一次試験、二次試験に分けてその受験者の便をはかる、このような方法を文部省が実施いたします場合にも考えていきたいというふうに思っております。
今回また看護等のことを加えたいというのも、看護教育の拡大ということの動きに対応しようとするものでございますし、情報処理あるいはインテリア等、新たな技術の領域あるいは養護訓練等の領域を必要とするというふうな進展に対して対応しようとするものでございます。