1969-04-01 第61回国会 参議院 農林水産委員会 第7号
長谷川四郎君) 本年の生糸価格の決定につきましては、いろいろなお立場、お立場からの要求もございまして、また需給の事情、その他の経済事情というようなことからもいろいろ検討が加えられましたし、糸価決定にあたりましては、製糸側からは最近の糸価の推移から見て基準価格を引き下げるべきではないかと強い要求もございまして、六千百円である基準価格をもう少し下げなければいかぬというような点もずいぶん要求されましたし、養蚕側
長谷川四郎君) 本年の生糸価格の決定につきましては、いろいろなお立場、お立場からの要求もございまして、また需給の事情、その他の経済事情というようなことからもいろいろ検討が加えられましたし、糸価決定にあたりましては、製糸側からは最近の糸価の推移から見て基準価格を引き下げるべきではないかと強い要求もございまして、六千百円である基準価格をもう少し下げなければいかぬというような点もずいぶん要求されましたし、養蚕側
ところが、その繭糸価格安定法の運用のいままでの経験からいたしまして、第一に、関係業界とすれば、結論として、これだけにたよっておれぬ、これだけにたよっておったのではとうてい価格の安定、それによる需要の増進ということははかれないのであって、もっと別のことをもう一つそれにプラスして考えなければならないのだというような動機から、製糸、養蚕側で寄り寄り協議をしながら、今度出ておりますような法案の基礎になる考え
○高田分科員 審議会で専門家の方々の検討にいまゆだねられておる過程でありますから、何ですけれども、いままでのあれでいきますと、私は、この際、せっかく業界も養蚕側も製糸側も話がある程度まとまり、養蚕家なんかそのために必要な資金まで集めているわけですから、こういう機運の盛り上がったときに、価格安定のための機構を自分たちの手でやっていこうというのですから、これはむしろ相当思い切って強力に機能できるようなものにさせてやるほうがいいのではないかと
われわれ考えますと、おそらくそういうことを希望しているのが大部分だと思いますし、養蚕側はもちろんであります。製糸側に例外もあるだろうと思いますけれども、それはわずかだと思うのでありまして、やはり早急にその意向を取りまとめられて処置する。
現物をつかまれてからの単価交渉が、養蚕側に不利なことは当然であります。乾繭の保管倉庫も百二十余のうち、その半数以上は製糸側の所有であり、倉庫保管料の政府補助をめぐり複雑な問題が起きております。千四百円の政府の保証繭価をもって買い上げを要求する養蚕団体と、千円以下でなければ繭の保管お断りの態度をもってする製糸側との対立となって現われているのが現状であります。
それによりますと、御承知のように本年の繭価につきましては、養蚕側におきましての要求と、製糸側におきまする要求とが、当初相当開いておったようでありますが、その後いろいろと折衡の結果、約百掛程度に縮まりまして、九千四百掛ないし九千五百掛という線で行くのが、今日の糸価、つまり二十万六千円を前提とした場合に、大体妥当ではないか、そういうことに大体両当事者において話し合いができた、こういうことが地方に流されたわけでございます
○原田説明員 ただいま御指摘の団体契約の内容的な点につきまして、いろいろこれが疑問を持たれる、あるいは不満を持たれるということのために、養蚕側の結束と申しますか、それがいろいろ脅かされる傾向があるという点につきましては、私どもといたしましても、一万におきまして製糸側に繭価につきましての協定というものを認めておりますのとにらみ合せまして、やはり養蚕農家側におきましても、しつかりした共同販売態勢を堅持いたしまして
○森山参考人 それでは御指名によりまして、繭糸価格法の一部を改正する法律案に対します養蚕側といたしましての意見を率直に申し上げたいと思います。
直接養蚕側といたしまして、養蚕施策と狭い意味に申し上げますと、まず手つとり早いところは桑園能率の増進と蚕作の安定、これがやはり中心問題であると思つております。
それは、大体養蚕側の意見といたしましては、そういうように繭最高の価格をきめる以上は、今度生糸が最低に下つた場合のその最低価格に見合う繭の最低価格の補償もしてもらいたいという御要望もありましたので、政調会に持込みました案にその修正を加えました案がお手許にある案でありまして、これによりまして繭の最低価格をきめる、この繭の最低価格の維持の方法といたしましては、備考にありますように、原則として団体で共同保管
それを平均いたしまして大体標準生糸の値段はどれくらいかということをきめるわけでありますが、その際にもいろいろ養蚕側と製糸側とでは意見の食い違いがありますが、大体そこで糸価を今回はこの程度のものをとるということをきめ、それから製糸の加工販売費を差引きますとそれが生糸一俵をつくる繭の元値になる。これを十六で割りますとここに掛目というものが出て来るわけであります。