1995-06-08 第132回国会 参議院 建設委員会 第10号
これは御存じだと思いますが、一九九一年に新版として発行されておりますが、これによりますと、堰付近に存在する可能性のある断層といたしまして、木曽岬線、弥富線、桑名断層系、養老断層の四断層があるということになっております。
これは御存じだと思いますが、一九九一年に新版として発行されておりますが、これによりますと、堰付近に存在する可能性のある断層といたしまして、木曽岬線、弥富線、桑名断層系、養老断層の四断層があるということになっております。
私も柳ケ瀬・養老断層系ストリップマップというのを持っておるんです。そういうふうなものを調べてみたりとか、最近は建設省がお調べになった長良川河口堰に関する活断層ですね、伊勢湾域だとかそういうふうなところの活断層の地図なんかを見ておるわけです。
したがいまして、桑名断層なりあるいは養老断層なり、伊勢湾の活断層というのは一番近いところは一・五キロでございますので、ごく近傍ではないということを申し上げたところでございます。
この河口堰の問題につきましては、全日本の立場でいろいろな関心がございますが、マグニチュード八・〇の濃尾地震などの過去の多くの地震、それから養老断層などの活断層を考慮して、最新の基準に基づいて耐震設計をしております。したがいまして、地震に対する十分な安全性というものを確保しておるつもりでございます。
ところが養老断層の近くへいくとガスの突出が多いんです。それで二片当たりのときでもそれが出ている、ガスの突出があった。だから人が悪いと言ったのが、余り端的な表現使ったために、ちょっと穏当な言葉じゃなかったと思うんです。山が悪くて起こったんじゃなくて、あのガス突出のときに、いま少しガスに対して用心して、しかもそこからたまったガスの量もそう多くはない。
幌内鉱は養老断層に近づけばガス突出のあることはわかっていたことであります。過去において浅部においても、しばしば起こった現象であります。全山水没という結果となったために、初めから大災害が起きたような印象を受けておりますが、全鉱火災に発展したのは事後の処置に慎重さを欠いたためだと反省いたしております。極言すれば、山が悪いのではなく、人が悪かったのだと言いたいのであります。
浅いところにでも、あそこの養老断層のところに行くと突出するのでございますね。だから、それだけに、なぜガス抜きを十分にしておかなかったか。こういう点であると同時に、あれが起こったのは非常に大事故でございます。
たとえば新山の岩石掘進の場合には、原則的にはまずAランクに指定をするということで、一定の必要条件を満足させるような保安措置を講じながら掘進を続けるわけでございますが、たまたま、この坑道が稼行炭層または特定の断層、この場合には養老断層でございますが、それに接近いたしますと、格を上げまして特Aという指定をしたようであります。