1998-03-25 第142回国会 衆議院 農林水産委員会 第8号
一つ目は、飼料の調理、給与、給水、二つ目は、敷料の搬入、厩肥の搬出、厩肥の廃棄処理、三つ目は搾乳、牛乳処理、四つ目は飼育管理労働、あと畜舎以外の作業もございます。 こういうふうにいろいろございまして、このうち、搾乳などの飼育管理につきましては、先生御指摘のように、男女の差は少ないと思われますけれども、牧草生産あるいは作業計画とか作業方針等を決める際のいろいろな判断というのも別途ある。
一つ目は、飼料の調理、給与、給水、二つ目は、敷料の搬入、厩肥の搬出、厩肥の廃棄処理、三つ目は搾乳、牛乳処理、四つ目は飼育管理労働、あと畜舎以外の作業もございます。 こういうふうにいろいろございまして、このうち、搾乳などの飼育管理につきましては、先生御指摘のように、男女の差は少ないと思われますけれども、牧草生産あるいは作業計画とか作業方針等を決める際のいろいろな判断というのも別途ある。
○説明員(福島啓史郎君) 飼育管理労働費につきましては、酪農の飼育管理労働が周年拘束的であるということから評価がえをしているわけでございますが、その際に、製造業五人以上労賃によります評価がえを行っております。その中には超勤等も含まれております。
○大河原国務大臣 酪農問題に大変お詳しい委員に対してちょうちょう申し上げるのもいかがかと思うわけでございますが、不足払い制度、これは御案内のとおり、加工原料乳地帯である北海道の生産費をもとにして、物価修正なりあるいは労賃の飼育管理労働費については五人以上の労賃に評価がえするというようなことで、再生産確保の基準をつくってきたところでございます。
これについては、加工原料乳は御案内のとおり、飼育管理労働については特別な、加工原料乳地域の五人以上の製造業労賃に評価がえをする、その評価がえをした労賃は、その製造業の方の生産性の向上があれば、労賃が高まれば、そのまま反映をしておるというような面も実はあるわけでございます。
生産費調査そのものにおきましては、飼育管理労働であろうと自給飼料生産労働であろうと、一定の決まりに基づいた同一の労賃でもってそこは計算をされている。そのデータを受け取った私どもが、飼育管理労働というものは、その労働がとにかく家畜が相手だ、乳を搾るということが入っているという意味におきまして年間全く休むことができない拘束的な労働だと。
先ほども言いましたが、飼育管理労働については言えば二十四時間続く、自給飼料の生産労働はそうでない。だから、ここで差をつけてもいいかのような話でありますが、しかし働くということについてはこれは同じなんですね。そこのところに差があるということについては、これはもう何としても農家の方々は納得ができないということなんですよ。
大きく分けて飼育管理労働、それから飼料作物の労働、それから企画立案といいますか企画管理といいますか、そういう関係の労働というようなことになるかと思います。 まず、一番主要な飼育管理労働でございますけれども、これは御承知のように一年間牛の面倒を絶え間なく見るということでございますので、非常に特殊な点を有しているわけでございます。
酪農家の労働の中で主要な労働でございます飼育管理労働につきましては、従来から他の労働と違った性格を持つ、どういうことかといいますと、一年間ずっと拘束的に働かなくてはいけないという特性を持っておりますので、私ども、この生産費調査の中では農村雇用賃金ということになるわけでございますけれども、これを主要加工原料乳地域の製造業五人以上の規模の労賃、具体的には北海道の製造業五人以上の規模労賃で評価がえをいたしまして
労働費の算定のお話でございますが、一つは飼育管理労働の話でございます。これは、酪農の飼育労働というのが一年間ずっと拘束されて行われるという非常な特性を持っているわけでございますので、その特性に配慮いたしまして、当該地域の五人以上の製造業の労賃で評価がえをするというやり方でやっております。具体的には、北海道地域の五人以上の製造業の労賃で評価がえをするということでございます。
一方、飼育管理労働につきましては、その労働が年中無休であり拘束的であるという特殊性に着目いたしまして、主要加工原料乳地域における製造業五人以上規模労賃で評価している、特別に扱っているということでございます。
同じ農村の方々も、確かに飼育管理労働というのは生き物を扱うということで、また一日も休めることのない作業ということで大変なことはわかりますけれども、飼料作物だってこれは天候に左右される。
同じ酪農家の労働ではないかということでございますが、飼育管理労働につきましては、その労働が年中無休であり、拘束的であるという特殊性に着目しまして、主要加工原料乳地域におきます製造業五人以上規模労賃で評価しているということでございまして、飼育管理労働につきまして特別にそういうことをいたしておるという次第でございます。
これは毎度毎度御議論になっておるわけでございまして、労賃の評価が、飼育管理労働につきましては北海道におきます五人以上の製造業の賃金をとっておるのに対しまして、飼料作物労働につきまして北海道における農村雇用労賃をとっておるのはおかしいじゃないかというような御指摘がかねてからあるわけでございますが、いわゆる飼育労働の方は、酪農の場合に年中無休で拘束的である、毎日毎日作業しなければいかぬ、休みに休めないというような
片や飼育労働につきましては、酪農におきます飼育管理労働は年じゅう無休というようなこともございます。それから、非常に拘束性が強いというようなこともございまして、このような特殊性に着目いたしまして、従来から加工原料乳地域におきます製造業労賃をもって評価がえをさしていただくということで、言うなれば特別な配慮をしているという側面があることを御理解いただきたいと思います。
なお、飼育労働につきましては、従来から主要加工原料乳地域におきます製造業労賃をもって、これは規模五人以上でございますが、その製造業労賃をもって評価がえをしておるわけでございますが、これは酪農におきます飼育管理労働が年中無休であり、非常に拘束的なものであるという特殊性に着目をいたしまして、特に製造業労賃をもって評価がえをするというふうにしておるわけでございまして、飼料作物労働とこれとを同様に取り扱わなければならないというふうには
○瓜生説明員 特に家畜の飼育管理労働というものが、年中無休といいましょうか非常に拘束性が高いというようなことがございますので、その地域における製造業労賃をもって評価がえをさせていただいておるのは、今先生の御指摘のようなそういう飼育管理労働の持っている性格に着目しているわけでございます。
○政府委員(大坪敏男君) 昨日、牛乳の生産費調査の結果が発表されたわけでございますが、確かにその中におきましては、先生御指摘のように、流通飼料費、飼育管理労働費、資本、利子等々におきまして前年度を下回る額となっているわけでございます。
○政府委員(大坪敏男君) 何と申しましても、飼育管理労働は生きた家畜を相手にいたしまして、家畜の世話、搾乳等の労働に従事するわけでございますので、ある程度の熟練度を要するかと思うわけでございます。かつまた場合によっては危険性もある。
○政府委員(大坪敏男君) ただいまの先生の御意見は御意見として承りたいと思いますが、ただ私どもの理解では、家畜を相手とした飼育管理労働の質と、草地の管理造成とは労働の質において極めて差があるというふうに考えているわけでございまして、したがいまして、私どもはこれまで保証価格を算定する際の家族労働費の評価といたしまして、飼育管理労働の面におきますのと飼料作物の面におきますのとは違った扱いをしてまいっておるわけでございます
いろいろな御意見があることは事実でございまして、例えば片方と片方を二つ合わせてその差が余り多過ぎるということでございますと——今先生が御指摘のように飼育管理労働とそれから飼料の農作業とは余り変わらぬという御指摘でございますと、むしろ似通ったものは何かというような発想になるわけでございまして、それが直ちに製造業労働賃金に合わせろということにならないかもしれないと思っております。
飼料作物の関係の労働につきましては、農村における雇用賃金、これは農業ばかりではございませんで、建設業あるいは運輸通信業その他の業務も入っておるわけでございますが、それに基づいて評価がえをしておるわけでございますし、また飼育管理労働につきましては、従来からこれを主要加工原料乳地域における製造業労賃をもって評価がえをしておるということでございます。
なお、飼育管理労働につきましては、原料乳地域における製造業の労賃、これは規模が五人以上でございますが、これで評価がえをしておるわけでございます。この飼育管理労働は年中無休でございますし、非常に拘束的なもので技術水準もかなり必要とするということに着目をいたしまして、特に製造業労賃をもって評価がえを行っているということでございます。
そういう言葉を一つの方式に直しまして、そういう一つの方式を使いながらやっているわけでございますが、先生も御承知のように、酪農の計算方式につきましては、要するに、実数をそのまま入れていいところ、これはいろいろ実際かかった経費みたいなところ、そういうところは全部実数を入れていく方式でございますが、要するに、動きますところは、御承知のように飼育管理労働のところの労賃の評価の問題、これは実際はかかっていないものをどんな
○石川(弘)政府委員 最初に、お尋ねの乳価算定の場合の労働費の評価でございますが、御指摘のように片一方の飼育管理労働につきまして他産業、製造業の賃金と評価がえをしている、それに対して自給飼料生産の労賃につきましては農村物価賃金でやっているというところでございますが、これは御承知のように、実際かかっていないものをどう評価がえするかという問題でございまして、酪農におきます飼育管理労働というのは、いわば工場労働
それではもう少しお聞きしますけれども、自給飼料生産労働費と飼育管理労働費とがいつも差をつけられるわけです。私どもはその上にさらに酪農経営の企画管理に要した労働時間も計上すべきだと思うのですけれども、その三つのものは同じ酪農家の労働であります。質は同じなんですから、労賃は同じ形で計算をさるべきだと思うのですけれども、その点についてはどういうふうな作業になっていますか。
○井上説明員 御指摘のように、従来飼育管理労働につきましては、具体的に言いますと、北海道の地方におきます五人以上の製造業の賃金でもって評価がえをし、それから飼料作物の労働費につきましては、農村地域の雇用労賃でもって評価がえをしてきたところでございます。来年度についてこれをどのように取り扱うかについては、現在なお検討中でございます。
○安井委員 いままでずっと農林水産省のこの算定の中では、自給飼料の生産労働費と飼育管理労働費とに計算の仕方を変えて格差をつけてきたのですけれども、いまのお話ですと、そのことについてもいま検討中なのですね、格差をどうするかということで。
この二つを違えます理由といたしましては、飼育管理労働につきましては周年拘束される労働でございますし、また、特殊な熟練した労働を要すると、こういうことで製造業賃金でもって評価がえをするわけでございますが、自給飼料関係の労働につきましては、一般耕種作業とそう大きな変わりはないということでございまして、これにつきましては、統計情報部の方で算定いたしております方法で推定をいたしているわけでございます。
飼育管理労働につきましては、北海道の製造業五人以上の労賃に評価がえをいたしております。それから、飼料作物労働につきましては、北海道の農村雇用労賃によって評価をしているところでございます。
家族労働賃金がどうだとか、利子がどうだとか、飼育管理労働費がどうだとかといって細かいことを論議しているのですよ。そんな細かいことばかり論議しておる農林委員として、外務省は大ざっぱに貿易の自由化論で、ただ国際価格論で、消費者の立場で考えるとか、ただその範囲で折衝してもらったのでは困る。これは農業全体の立場から、悲痛な叫びとして意見が集約されて、いま中央に上がってきておる。