2006-06-08 第164回国会 参議院 農林水産委員会 第12号
そうしますと、この飼料作物について見ますと、飼料作物はもちろん家畜のえさとして摂取されておりますから、最終的には畜産物の形で国民に対して供給されるわけでございまして、畜産物あるいは畜産の世界では、これとは別途に、畜産対策としてその飼料作物対策も含めて現在講じているわけでございます。
そうしますと、この飼料作物について見ますと、飼料作物はもちろん家畜のえさとして摂取されておりますから、最終的には畜産物の形で国民に対して供給されるわけでございまして、畜産物あるいは畜産の世界では、これとは別途に、畜産対策としてその飼料作物対策も含めて現在講じているわけでございます。
しかしながら、もとより飼料作物の生産振興を図ることはこれは大変重要な課題でございまして、農林水産省としても、この飼料作物、特に粗飼料の一〇〇%自給を目指すというようなスローガンも掲げて今やっておるわけでございますから、これは本法案とは別に、今後とも稲発酵粗飼料の生産拡大でありますとか国産稲わらの飼料利用の拡大など、飼料作物対策として各般の支援策を積極的に講じていくというふうに考えております。
食料の安定供給の確保関係では、まず従来の米の生産調整対策を抜本的に見直し、需要に応じた米の計画的生産の推進と水田における麦、大豆等の積極的な生産を行うための水田農業経営確立対策を創設するとともに、既存の生産振興対策につきましても、麦・大豆・飼料作物対策に重点化するなど、土地利用型農業の活性化対策を抜本的に強化してまいります。
改めてここで伺いたいと思いますのは、食料・農業・農村基本計画における飼料作物対策の位置づけであります。なぜそれを言うのかと申し上げますというと、自給率を引き上げていこう、食料安全保障体制を築いていきましょうという意味合いからしますと、えさ問題というのは、麦、大豆以上に飼料自給率引き上げは重大かつ現実的な意味を持っているからであります。
食料の安定供給の確保関係では、まず、従来の米の生産調整対策を抜本的に見直し、需要に応じた米の計画的生産の推進と水田における麦・大豆等の積極的な生産を行うための水田農業経営確立対策を創設するとともに、既存の生産振興対策についても、麦・大豆・飼料作物対策に重点化するなど、土地利用型農業の活性化対策を抜本的に強化してまいります。
稲作と連動する問題でもあるだろうし、それから、北海道にとってもこれからの大きな一つの課題でもあるだろうと思いますので、このえさ米対策、飼料作物対策について御意見があればお伺いしたい、これが一点。 それから、先ほどいろいろ聞いていますと、やはり個別、品目別所得対策、経営対策だけでは、どうしても限界の側面もあるような気がしてなりません。
私は、さらにまた飼料作物につきましては、いまお話のように、草資源というものはわが国においてある程度恵まれておるわけでございますから、この草資源を有効に利用し、活用するということが、外国からの飼料穀物の輸入の代替にもなるわけでございますので、この草資源の有効利用ということに対しても、その草地の整備であるとかあるいはまた裏作の利用であるとかそういうふうな草対策というものを、飼料作物対策というものを、これまた