1948-03-29 第2回国会 参議院 本会議 第25号
又近來飲食業等について、或いは闇の営業をしておるものと見て課税をするというふうなことがあるように聞くが、どうであるかということにつきましては、政府においては、実際の收入があるものに対してはこれに所得税をかけるのであつて、税務署においてさような事実があつたと認めるようなものについて、課税をしておるのであるというような答弁であつたのであります。
又近來飲食業等について、或いは闇の営業をしておるものと見て課税をするというふうなことがあるように聞くが、どうであるかということにつきましては、政府においては、実際の收入があるものに対してはこれに所得税をかけるのであつて、税務署においてさような事実があつたと認めるようなものについて、課税をしておるのであるというような答弁であつたのであります。
さような關係上、相當の財を蓄わえておるところの營業者はとにかくとしても、それらの諸君でさえも、すでに半歳にわたつて生活のために、さような貯蓄のゆとりがなくなつたというただいまの状態でありますから、いわんやただいま申し上げたような、にわかに臨時的に飲食業等を開業いたしたところの多くの中産以下の零細なる、困つておる、そうしてこの營業によつて生活をしようと計畫をした多くの業者等は、ほとんど悲慘なる生活の状態
一例をいえば料理店飲食業等、今閉鎖されておりますが、そういう方面で働くとか、或いは闇屋も、自分で闇屋をやるとか、或いは大きな闇屋の手先になるとか、そういつた方面で働いておる人が多いと思うのでありますが、然らばそういう人たちを失業手當、或いは失業保険法が救えるかというお尋ねであつたと思いますが、これはやはり保険制度、手當制度等に鑑みまして、或る一定の基準を持たせる。