○吉岡政府委員 飯塚事件について答弁ができないというお話でございましたけれども、ただいま申し上げましたように、飯塚事件に関しまして、脱税の事実がない、あるいは脱税教唆の事実がないというようなことになりますと、これは国税庁として見込み違いであり、たいへん申しわけなかったということであると思うのでありますが、ただいま申し上げましたように、飯塚税理士事務所と申しますか、その中の四人の人が脱税教唆でいま起訴
吉岡英一
そういうことでありまして、飯塚税理士事務所の管理組織から、あなた方がどうつついても、決してくずせません、そういう不正をしていないのですから。はたせるかな、新聞にはあのように予告編的に、大々的に飯塚君の脱税指導を宣伝いたしましたけれども、飯塚に脱税協力の事実が出ておりません。職員にも出ていない。あえて言うならば、現状四人の拘置は、出ているかのごとく印象づけられるだけの話であります。
平岡忠次郎
なお、この問題は、御承知のように検察局にあり、かつこの飯塚税理士事務所の使用人の方四人につきましてはすでに起訴されておりますので、この点については具体的な事実はおのずから裁判の結果明らかになることと存じます。
木村秀弘
まさに国税庁は全力をあげて当面労音、労演や民商、片や飯塚税理士事務所というものについて、あげて狂奔せられておるという印象を私は残念ながら受けざるを得ないのであります。
横山利秋
税務署長が自分でこの印刷物をつくっておいて、片端から飯塚税理士事務所の納税者を呼び出して、これに判こを押せと言う。判こを押せと言われた納税者はどういう立場になるでしょうか。役所は飯塚税理士と決戦だ、おまえさんのところもそこと一緒にやっていると何か問題が起こるぞ、これに判こを押せばまあいい、こういう雰囲気というものが、如実にわれわれのまぶたの中に浮かび上がってくるのであります。
横山利秋
ただ事のいきさつを、中間でありますから、少し説明をしておきませんと、ほかの皆さんにもわからないのでありますが、いま長官がおっしゃった、その飯塚税理士が途中において嘆願書を出し、そして一部非違行為でないけれども問題解決のために改めようという立場をとったのに、なぜ今日正面衝突を、国税庁と飯塚税理士事務所とがしておるのかという点であります。
横山利秋