2004-08-05 第160回国会 参議院 農林水産委員会 第1号
去る三月十九日、鹿児島県鹿屋の食肉検査所に持ち込まれた豚から豚コレラが確認をされて、そして今月の二日、鹿児島県の高尾野町なんですが、豚コレラの疑いがある事例が報告されています。昨日、農林水産省で専門家によるこの検討委員会、開催されたやに聞いているんですけれども、現状そして今後の取組、詳しく御説明いただければ有り難いと思います。
去る三月十九日、鹿児島県鹿屋の食肉検査所に持ち込まれた豚から豚コレラが確認をされて、そして今月の二日、鹿児島県の高尾野町なんですが、豚コレラの疑いがある事例が報告されています。昨日、農林水産省で専門家によるこの検討委員会、開催されたやに聞いているんですけれども、現状そして今後の取組、詳しく御説明いただければ有り難いと思います。
そして、屠畜場を所管する役所は、食肉検査所は厚生省の所管、家畜保健衛生所は農林水産省の所管。したがいまして、こういう連絡の、これはもうそごなんというものじゃありませんね。仮に、畜産部長が焼却したと記者会見で発表したとしても、そうでないという事実を知っている関係者は、私はたくさんいるのではないのかと思うのですね。屠畜場にもおられるでしょうし、いろいろいたのじゃないかと思います。
そして、消費者がまた本当に懸念するのは、例えば、農場の段階では都道府県の家畜保健衛生所を経て独立法人の農業技術研究所というところ、動衛研というふうに私たちは聞いてきたんですが、そこで検査をする、食肉の処理場の段階では都道府県の食肉検査所を経て帯広畜産大学など四カ所で確定診断を行うとしていますが、この点、一つの病気がどうも二系統あるんじゃないかというふうに思われていると思います。
さらに、九五年の厚生科学研究の「食肉の微生物コントロールに関する研究」では、食肉検査所等における検査精度管理を実施している機関がわずか二八%と非常に少ないということを指摘しています。屠場における衛生管理基準あるいは指針を早急に決めるべきだと思います。同時に、食肉検査所等の精度管理を徹底させる手だてをとるべきだと思いますけれども、その点いかがですか。
片や宮城では、食肉検査所で九千頭に対して切迫屠殺が二百四十六頭出ております。これは、伝染病があったというふうに答えるかもしれないけれども、そのほかに例をあげればたくさんありますが、頭数に比例して都道府県の切迫屠殺の数が平均されておれば問題ないと思うが、そのようにきわめて低い。食肉センターでたくさん殺しても切迫屠殺が七頭、一方わずかその三分の一でも二百四十六頭という頭数が出ている。
うわけでございますが、ただいま先生御指摘の屠畜検査員数でございますが、これはただいま厚生省の資料として先生お述べになりました数字は、実は四十七年十二月末現在の数字でございまして、これは各都道府県から年末に報告を受けまして、それを統計調査部のほうで集計いたした数字でございますが、あるいはこの食い違いというもの、いま数字を見ましたところ神戸三十九名が六名ではないかという御指摘でございますが、この六名はおそらく食肉検査所