1972-07-27 第69回国会 参議院 農林水産委員会 閉会後第2号
まあ私かつて、終戦直後農業会長から農業協同組合長をやったんですが、当時食糧調整委員というのを仰せつかりまして静岡県の代表で、アイオン台風、あれは二十二年でしたか、あの時分供出が進駐軍からひどくきまして三日三晩がんばったことがありますが、ずいぶん血の出るような交渉を続けまして、交渉、供出割り当てを話をつけたんですが、あの当時で、進駐軍がおって何でもかんでも天下り命令でやった時分でも、そういういわゆる談合
まあ私かつて、終戦直後農業会長から農業協同組合長をやったんですが、当時食糧調整委員というのを仰せつかりまして静岡県の代表で、アイオン台風、あれは二十二年でしたか、あの時分供出が進駐軍からひどくきまして三日三晩がんばったことがありますが、ずいぶん血の出るような交渉を続けまして、交渉、供出割り当てを話をつけたんですが、あの当時で、進駐軍がおって何でもかんでも天下り命令でやった時分でも、そういういわゆる談合
ということは、御承知の農業改良委員会、食糧調整委員会、農地委員会、この三つの委員会がおのおのその使命を果したから、大体一本にして、別な段階に進んで、そうして組織を改めて農業委員会法として出発したのであります。
○農林経済局長安田善一郎君 さっきのお話にもどるかもしれませんが、供出割当がありましたときには、農業団体や食糧調整委員、農業委員あるいは知事等の非常に強い要望もあり、国会からの御意見もありまして、統計事務所の数字以外に、参考資料としてその他の調査結果を活用したことがあるかと思いますが、最近農産物の価格に関しまする資料としましては、生産最等につきましては、あるいは生産見込みにつきましては、統計調査事務所
従いまして、これは只今の御質問に対するお答えになるかどうかわかりませんが、政府といたしましては、これを以て農業団体の再編成であるというような大きなことを申上げることは勿論できませんし、この点は金子提案者から只今お話がありました通りに存じておるわけでございまして、ただ現段階といたしましては、この農業委員会につきましても、すでに御承知の通り、食糧調整委員会、農業改良委員会並びに農地委員会というものを政府
又農業委員会につきましては、これも松浦委員が只今御指摘になりました通り、終戦後におきまするところの農地改革という大きな日本の農村の革命的な事業を行いました農地委員会、又戦後におきまするところの食糧供給を担当して頂きました食糧調整委員会、又は農業改良委員会、こういう三つの委員会を一本にまとめた重大な使命を持つておりまするものが、この農業委員会でございまして、今日の段階におきましては、この農業委員会の存在理由
○野溝勝君 これで私は明日に譲りますが、小枝さん、あなたの説明はあなたの枠だけの見解でそう言われておると思いますが、大体農業委員の元は農地委員と食糧調整委員、土地改良委員、それらが集まつて農業委員会になつておる。ところがそのときに一番大きな役割を果したのは、一番先にやはり農地解放の農地委員でした。
これは食管法に基いて昔からもやつておりましたように、食糧調整委員会というものを町村に設けて行けば、あとは府県知事あるいは国の農林大臣の所管事項におきまして片のつく問題であります。それをなぜ事を好んでこういう法律をつくり、しかも混乱を誘致するか、私どもはその理由がわかりませんが、議論にわたるから申し上げませんが、これは政府にお尋ねしておきます。
農業委員会の持つ使命は、従来農地改革に伴いまして農地委員会、さらに食糧の供出制度のために設けられました食糧調整委員会、これらの任務を継続して参つたのでありますが、一昨々年から問題となつております農業団体再編成の一環として、この農業委員会のいわゆる整備拡充の問題が取上げられて来ておるのであります。
米の供出に関する事務の問題につきましては、もともと農業委員会のないときには、食糧調整委員会の機構において、十分これは食糧管理法の一環としてなされた実績もございます。従つてこれは町村の行政の一環とし、食糧管理法との関係においてこれを明らかにいたしますならば、いわゆる現在の農業委員会が担当しております食糧供出、農地事務、農業技術、こう三つがそれぞれところを得て解決ができるのであります。
にもかかわらず今度農業調整委員会、食糧調整委員というものがなくなつて来ると、ますます予算の削減が行われて来るわけにもなるのであります。予算だけを目標に農業委員会というものを考えることがだんだん不可能になつて来るのじやないかと思うのです。そこで大槻さんのような意見でありますと、行政の末端機構としてこれらの技術指導をするか、または自主的な団体としておのおの経費を負担をして行くか。
そこでひとつ申し上げますが、たとえば今技術員のあり方について大槻参考人からも説明されましたように、改良普及員の問題、または生活普及員の問題、または過般農業委員会ができます前は農地委員会、食糧調整委員会、技術普及員、その三つが一本になつておるわけであります。今後食糧調整の関係がどのようになるかという問題の見通しはまだついておりません。
これは現状から申しますばかりでなくて、沿革から申しましても、食糧管理法の施行規則によりまして、食糧調整委員会というものが当初設置せられました沿革から申しましても、供出という事柄だけを論じましても、恐らく不可分のものといたしまして、こういう制度が私は必要だというふうに思います。
またこの農地委員会あるいは食糧調整委員会あるいは農業調整委員会あるいは現在の農業委員会というものを通じてみまして、なぜこの農民の直接選挙による委員会に一種の行政的な機能を果させたかと申しますると、この機関が如実に農民の利得を代表するということにあつたと思うのであります。
食糧調整委員会がどれだけ頭がかたくても、政府に対するごますりであつても問題ではない。負けらるべきはずのものが負けられないところに問題がある。だからあなたの言われる公平の内容とは、農業の作柄を見るというような意味合いにおいて、それを一体どう適用するのですか。もつと簡単に言いますと、供出を買入れと名前を改める。
しかも日本の農村は、一面においてはかかる大きな画期的な農地改革の仕事があり、そうしてまた一面においては、国民の食糧問題に対する農民の努力、そうしてまた食糧の供出、配給をめぐつての幾多の大きな問題がありまして、この間に、食糧調整委員会が大きな役割を果し、そうして農民の協力を得て、今日大方の食糧統制を撤廃し、ただ米において事後割当によるところの供出をお願いするという段階になりました。
○鈴木直人君 食糧調整委員につきまして、現在国会において審議中の農業委員に振替えられるということになつておるようでありますが、この三月一ぱいを以てそれが切れましても、この農業委員の出るまでの間、八月ですか、それまではその残留の職務を行うというようなふうになつているように記憶しているのですが、この食糧調整委員は実際において町村会議員等に立候補しようとする者が相当多いようでありますが、現在の規定によりますと
○岡村文四郎君 農業委員会法を審議いたしまする根本は、私は今までの農地委員に属する自作農の維持、それから次は農業改良委員に属するものが先ず半永久的に必要であつて、食糧調整委員なるものは、そう今までの状態から見ますと、半永久的に必要だとは考えておりませんために、自作農の維持と農業改良委員の二つに目標を置いて本案を審議すべきだと考えておりまするが、私のこの考えは間違いかどうか。
○小平(忠)委員 次に、今度の国会に提出される例の農業委員会の問題でありますが、この点につきましては、御承知のように昨日も社会党の川島委員から質問されまして、大臣は適切なる御答弁をなされたのでありますが、しかし問題は、従来の農地委員会あるいは食糧調整委員会、改良普及委員会、この三者を合体して農業委員会にするということでありますが、現にこの問題については、むだな経費を節約して、なるべく簡素化して、そして
○池田国務大臣 お話の通りに農地委員会、食糧調整委員会その他を一緒にいたしまして一委員会にいたしたのであります。これは農地改革の方の仕事もだいぶ済みましたので、一つの委員会にすることにいたしたのであります。これにはあまり御議論はないようでありまするが、かかる場合におきまして、人員の点について非常にお困りの地方があるやに聞いておるのであります。
これは農林省が中心となりましてこの案を作成され、大蔵省はこれについて予算化されたのですが、従来の食糧調整委員会並びに農地委員会、農業改良委員会のこの三本を統合して、農業委員会ということにして、経費の節減をはかり、農業生産力を高める施策として、今度の予算書に具体的に現われて来ておるわけですが、実はこの問題は昨年一ぺんお流れになつた。
例えば先程来私の申上げましたように、農業委員会に改組するために、従来の食糧調整委員会或いは農地委員会等を統合して農業委員会にする場合におきましてもそうでありまするが、まだ一〇〇%買收が完了しておるわけでもなく、又登記にしても未済の事務が相当に残つております。尚牧野、宅地等についても問題は沢山残つておるわけであります。
それから農地改革の推進力であつたところの農地委員会が農業調整委員と一緒になつたり、食糧調整委員と一緒になつて、そして農業委員会というような形になつて来るとしますと、焦点がぼけて来る。そういうような形になると、このときとばかりに、九條三項による小作地の取上げ頻が発する危險性があろうと思うのであります。
農林省としましては、今度農地委員会と食糧調整委員会を一つにして、農業委員会にするわけですが、委員会で書記とし、て事務的にとつておるのは、農林省設置法に基く定員のうちに入つていると存じておりますが……
このことは政府の常套手段でありまして、單にこれには限りませんけれども……(「何を言うか」「その通り」と呼ぶ者あり)昨年度のいも類につきましては、出国のいも作農家はもちろんのこと、食糧調整委員会におきましても、政府の食糧行政には今後協力しないというような決議までやらざるを得ないほど、政府は一方的にみずからの法律を破棄して顧みない。
○竹村委員 たとえば今までは米麦の生産地に対しましても、農業調整委員、食糧調整委員の決定いたしました生産量、これに公定価をかけたもので出るものそれ以外にわらやその他を計算されておりますけれども、それを計算した上に、たとえば麦などは関西地方におきましては、生産割当より二割なら二割の増收がある場合、これをやみに流しておるという計算の上に立つて、所得を査定されておるのでありますが、今おつしやるように実際やみ