1951-06-20 第10回国会 参議院 農林委員会 閉会後第1号
併しながら昭和二十五年、二十六年の二年間の予算を以ちまして、政府としましては、そういうような一般会計の繰入を以て食糧証舞、いわゆるインベントリー・フアイナンス、即ち放つて置けば食糧証券が増加するという分を賄うという方法をとりませんで、この食糧管理特別会計の内部においてこれを解決する方式をとつたわけであります。
併しながら昭和二十五年、二十六年の二年間の予算を以ちまして、政府としましては、そういうような一般会計の繰入を以て食糧証舞、いわゆるインベントリー・フアイナンス、即ち放つて置けば食糧証券が増加するという分を賄うという方法をとりませんで、この食糧管理特別会計の内部においてこれを解決する方式をとつたわけであります。
○説明員(山添利作君) 当初は食糧証舞を殖やすというような考え方もありましたのでありますけれども、これは今の財政政策の基本線から見て、到底関係方面の了解も得られませんし、又本年の自然増収その他によつて、幸にこういう財源もあるわけですから、そういう方法にあえてよる必要もないというわけで、これは政府部内におきましても、研究の途上ではそういう話がありましたけれども、そういうことをやろうという結論に達したことはございません
それからその他の一時余裕金と申すべき預託金につましては、これに応じまして、その短期資金である性質に応じまして、食糧証舞とか、その他短期用途に運用することに相成るかと思います。
このうちの三七%、大体三分の一が食糧証舞で百三十五億に達しております。これを除いた部分が約五百十二億になりりますが、これが長期の普通の国債であります。これがきのうも問題になりましたように、大体その中の四百五十億見当が三分五厘の低い国債で運用されておりますが、これが預金部を非常に圧迫しているということしなつております。
(拍手) 食糧管理特別会計法の一部を改正する法律案の第一点は、食糧証舞及び借入金等の限度額千五百億円を千七百億円に引上げようとすることであります。第二点は、この会計の歳入不足を補填するため、昭和二十四年において、一般会計から百七十億余円を限りこの会計に繰入れをすることができるということの改正案であります。要するに運転資金の不足補填であります。