1992-04-17 第123回国会 衆議院 法務委員会 第8号
それは、逆戻りをしてがっときつくやられた折には、法律があるんですから、あの戦後間もない食糧不足のときに主要食糧統制法違反でやるということは、私らもよく取り締まられたが、あえてやろうと思ったら、その法律が生きておったら、今でもあの法律は生きておるのですか、十年ぐらい後でも、もう食糧事情は緩和しておるのに、警察官がこいつをやってやろうと思ったら、あれで、おまえそれは何を持っておるんかいというようなことから
それは、逆戻りをしてがっときつくやられた折には、法律があるんですから、あの戦後間もない食糧不足のときに主要食糧統制法違反でやるということは、私らもよく取り締まられたが、あえてやろうと思ったら、その法律が生きておったら、今でもあの法律は生きておるのですか、十年ぐらい後でも、もう食糧事情は緩和しておるのに、警察官がこいつをやってやろうと思ったら、あれで、おまえそれは何を持っておるんかいというようなことから
○専門員(福永與一郎君) それからちよつと申上げますが、これについて只今の第一項について、若し弁当、御飯を炊いて握りめしを作るとか、弁当を作るとかということになると、食糧統制法の問題が、米の配給を受けるとか、受けなければ食糧統制法の違反になるとかという心配もあるのではないかというお話も出まして、そこは食糧統制法の範囲内においてやると、つまりうどんとか粉とか、自由販売になつておるもので賄つたらその点は
そのときから御承知のような米穀法、或いは食糧統制法、更に食管法に移つたのでありますが、この時代におきましては御承知のように日本は海外から遮断されており、即ちアウタルキーの経済をやつておつたわけであります。その時代におきましては国内において、又は日本の力において、限られた地区から限られた量を以て国民の生活を安定させる。
果して食糧統制法が惡法なりや否やには検討の余地がある。食糧統制法が、食糧の統制が布かれたために沢山の餓死者が救われたという事実も我々は見失つてはならない。併し食糧統制法を守つたがために倒れた判事のあることも私は見失つてならない。こういう点におきまして、これを設定した國会が責任を持つべきである。こういう点におきまして、私は簡單にいえば闇をやらないでも行ける、そういう統制法を作らなくてはならない。
「死の日記のなかに食糧統制法は惡法だと書いてあり、この惡法が結局山口氏を死へ追いやつたようなものだが、私もこの法の出た必然性は否定出來ないが、數十萬もの品目に公定價格制度をとるということ自體に非常な無理があると思う。