1950-02-14 第7回国会 参議院 農林委員会 第5号
同時にそれは不徹底で、その議論はむしろ我々の、食糧増産確保基本法のごとく、毎年度予算とかいう字句を全部削らなければ不徹底だと思う。
同時にそれは不徹底で、その議論はむしろ我々の、食糧増産確保基本法のごとく、毎年度予算とかいう字句を全部削らなければ不徹底だと思う。
我が党は賛成いたさなかつたのでありますけれども、これを生かすために食糧増産確保基本法が附帶されておる。この事実を見落して、この「弘報だより」にながながと農相談を、繰り言を重ねておるのでありますが、これは明らかに我が参議院を侮辱し、我が農林委員会のとつて参りました愼重なる態度に対して、全く無視した態度と言わざるを得ないのでありまするし、事実を歪曲するも又甚だしいと言わざるを得ないのであります。
一体この法案は、参議院といたしましては、基本法いわゆる食糧増産確保基本法と不可分関係に考えておつたのでありますから、基本法と別々になつた提案に対しては委員会に不満のあつたことは事実であります。
昨日、農林委員会において食確法改正案の質疑終了に伴い、当然この食糧増産確保基本法に対する立案者及び政府の真意をただしておく必要ありとして、これを提案したのでありまするが、小笠原農林委員長は耳をかさず、言論を封じてこれを否決してしまつたのであります。
しかも十二月二十四日に出されておるということを考えますならば、これは明らかに現在の内閣がこの措置を怠つたということになるのでありますが、これに対して大藏大臣はどういうふうに考えておるかを、ひとつお答え願いたい、從つてその根本を聞かなければ、先般参議院でいわゆる食糧増産確保基本法というようなものを可決されましたが、もしここで審議してこれを可決いたしましても予算的措置が指令いたされておりましても、その予算