1993-02-15 第126回国会 衆議院 予算委員会 第8号
それから、これは大蔵大臣にお尋ねしておきますが、カンボジアにODAで五億円、農業食糧増産対策援助資金として五億円出しましたね。どうですか。
それから、これは大蔵大臣にお尋ねしておきますが、カンボジアにODAで五億円、農業食糧増産対策援助資金として五億円出しましたね。どうですか。
私は、昭和三十五、六年ごろに農林担当の主計官を長いことやらせていただきまして、ちょうど農業基本法を制定し、従来の米麦中心の食糧増産対策から、さらに果樹及び畜産を中心とするところの農業の選択的拡大に向けての転換を図らなければならないということで、果樹振興法の制定あるいは畜産物価格安定法の制定、畜産振興事業団の設立、農業近代化資金の創設、あるいはまた農業構造改善事業等の事業をスタートさせたころのことを思
○鶴園哲夫君 次に、三番目の農業基盤整備という問題について伺いたいんですが、この農業基盤整備というのは、昭和三十五年の農林省の予算の中に初めて登場するわけですが、その前は食糧増産対策費となっている。その食糧増産対策というこれがなくなりまして、消えまして、そのかわりに出ましたのがこの農業基盤整備。つまり、食糧を増産するというのが必要なくなったわけですね、食糧を積極的に増産していくというのが。
戦時下の食糧増産対策の一環といたしまして、現在の中国の東北地方、当時の満州でございますが、報国農場を設置いたしまして、これに内地の農村青年男女をもって組織した報国農兵隊を派遣いたしました。
○国務大臣(安倍晋太郎君) もちろん、食糧増産対策、自給力を高めるということが、建議の形で出されておるわけでありますが、これは米価審議会における麦の、国内麦の増産対策を積極的に進めるべきである、裏作の振興に対して思い切った施策を講ずべきである、というのが、米審の委員の皆さんの大方の御意見でございました。
先般農林省の方から五十一年以降の食糧増産対策等が出されておりましたけれども、その中に、財政投融資の導入、あるいはこれは地方債等につきましても起債を大幅に認めていただいて基盤整備等については推進をする必要があるのではないか、こういうように私は考えるのですが、その点についての御見解を伺いたいと思います。
それから五十年度予算におきまして、食糧増産対策費として特別な金が計上されたわけでございまして、これは構造改善事業に関連をする基盤整備事業の促進に充てたわけでございますが、今後におきましては、こういう考え方をさらに拡充強化いたしまして、小規模な土地改良事業につきまして特別の施策を講じて充実さしてまいりたいというふうに思っております。
たとえばこの食糧増産対策費であるとか、あるいは粗飼料の増産の緊急対策費であるとか、そういうふうなものを予算としては大規模なものではなかったわけですが、芽だけは出すことができたと私は思っておるわけでございますが、しかしもちろんこれで新しい転換に対応した農政を行っていくということには不十分でございます。
○説明員(下浦静平君) たいへん広範なかつ底の深い御質問で、非常にお答えしづらい問題でございますが、まあ池田内閣当時は、たしか昭和三十年代の前半ぐらいからではなかったかと存じておりますが、それまでの日本農政というのは、戦後の食糧難をどう切り抜けるかということが大眼目になっておりまして、それで、いわゆる食糧増産対策というのが一つの柱になっておったわけでございます。
また、かつての食糧増産対策事業を農業基盤整備事業と名を改めたのも、すでに約十年前であります。その当時から警鐘を鳴らし始めていたのではありますが、戦後の混乱を乗り切るための中心的課題として登場した米の増産の強い動きは、容易にはとまらなかったのが実情であります。現に、早くから米価の据え置きの方針を明らかにしてきた本年度におきましてすら、米作面積は増大しております。これが現状であります。
ところが、この土地改良事業というのは、戦後もう長いこと日本ではやってきたわけでございまして、食糧増産対策以来、広範に行なわれてきたわけでございますが、この土地改良事業というものの今のやり方というものは、きわめてむだが多いやり方をしております。また非常に不合理な点を含んでいるのでございます。
御承知の通り、戦後食糧増産を主目的といたしまして、土地改良の事業、あわせて開拓事業を強力に進めて参っておったわけでありますけれども、その後農業基盤整備の仕事は、農業基本法に基づきまして引き続き食糧増産対策から切りかえましてやっておるわけであります。その基盤整備の中で大宗を占めておるものは、ただいま先生のお話がございましたように土地改良事業でございます。
ことに御承知のごとく昨年は農業基本法が成立をいたしまして、それらの関連の立場から、あるいは食糧増産対策から、さらに農業基盤整備、こういう幾多の重大な問題を経まして、内容的にも非常な変化が起こっております。
石田委員御承知のように、わが国の土地改良事業はいわゆる食糧増産対策としての施策行政措置というものが一応終止符を打って、農業基盤整備という方向で進められております。しかしわが国の土地改良はこれが食糧増産対策であると農業基盤整備であるとのいかんにかかわらず、農業を将来行なっていくということは、要するに土地と水ということが絶対不可欠の条件であります。
技術会議も長い歴史を持ってできており、特にその充実化が進められておることはけっこうでありますが、戦前、戦中、戦後を通じて農地問題、米麦価問題、食糧増産対策問題の段階を経て現段階に至りますと、問題は中心が価格問題にきておると思うのです。この裏づけなしにはいかような技術革新が行なわれ、いかような善政が行なわれましても、このくぎが一本抜けておることによっては問題が解決しないと思うのです。
○山田(長)委員 この点は、私は園芸の奨励をする以上は、産地の青森で青森リンゴの宣伝をしているということではなくて、やはりよい品物を作るために、それから栄養価をねらって国民健康上から考えてみても、こんなにことしのように農業基盤の整備の中に旧来の食糧増産対策と違って根本的に変わった線が打ち出されてきている以上は、安心して作り出させる方向を指示するためにも、政府でもおのずと指導するだけじゃなくて消費の面
生産の面では基盤整備とか、そのほかで、従来食糧増産対策という名のもとに行なわれてきた土地改良その他の予算は相当組んであります。たしか百億円ぐらいその点は増額されておりますけれども、もう一方の所得確保の対策、価格安定の対策ということにつきましては、どうも私は欠けるところがあるのではなかろうか。もちろん流通対策とかあるいは価格対策というのは金もかかりますし、技術的にも相当困難な問題を含んでおります。
私は、昨年の予算において食糧増産対策というものを名前を変えて生産基盤の整備という項目に変えられた意味は、少なくともそういう点にあったと思う。ところが、依然として、看板だけであって、中身は従来の方針に大きな変化は見ないと言っても過言でないでしょう。
従来、食糧増産対策のためにということで、莫大な公共事業費を投じまして土地改良事業その他をやって参ったのでありますが、一昨年から食糧増産対策費という名前を農業生産基盤の整備ということに改めて、そうして、これはひとり米あるいは麦というようなものに対する対策だけではなく、従来の澱粉食糧の生産を高めるだけに飽き足らなく、むしろそれに加えて蛋白食糧あるいは脂肪食糧というようなものについても同様の観点から生産基盤
すなわち、それは解放された勤労農民の生産意欲を向上せしめ、その限りにおいての生産性向上となり、零細農耕制はゆるがなかったとはいえ、米麦を中心とする政府の食糧増産対策費や現在の農業基盤整備費といったような諸制度に支えられつつ、価格支持政策のもとに発展し、ついには、所得倍増計画のもとに、米について見ても、昭和四十四年度における需要量千三百万トンという政府の見込みに対し、昭和三十五年度生産で千二百八十六万
これは御承知の通り、以前には食糧増産対策費、こういう名前で呼ばれて参りまして、土地改良事業を中心といたしまして、干拓、開拓というようなものがそれに含まれていたわけでございますけれども、それが昨年度からだったと思いますが、農業基盤整備費という名前に変えられたわけであります。