1948-11-15 第3回国会 衆議院 農林委員会 第3号
この自家飯米をどう押えるか、供出をどう押えるかということが、食糧割当会議における眞劍な論議として毎年繰返されております。
この自家飯米をどう押えるか、供出をどう押えるかということが、食糧割当会議における眞劍な論議として毎年繰返されております。
この春の食糧割当会議におきましても、眞にやむを得ない事情によつて保有食糧を著しく食い込むという場合には、当然補正をするということについては決議があり、また政府もそれを確認いたしておるのであります。その場合にこういう説明があつたのをひとつ御紹介申し上げておきたいと思うのです。病害虫等についての、稻熱などが少し出たということは、事実災害の補正の理由にならない。
第四点といたしまして、かようなる食糧割当会議というものは、日本國が食糧不足國であつて、國際緊急食糧委員会に対して輸入を墾請しておるところの國としては、この態度は容認できない。日本は食糧不足国として自國民に食糧を與うるために眞に最善の努力を日本の國内において盡しつつあるということが証明されなければならない。