1997-02-21 第140回国会 参議院 農林水産委員会 第2号
これまで世界食糧備蓄構想といったようなものもありました。私どもが東アジアという地域を限定したそうした考え方を提起いたしましたのは、これは世界環境サミットの論議を受け、それからまた昨年の世界食糧サミットの論議を受けてのことなのでありますが、こうした問題の検討というのも新食糧法の運用問題と合わせながらやらなきゃならぬ時期に来たのではないかと思うんですが、長官、どのようにお考えでしょうか。
これまで世界食糧備蓄構想といったようなものもありました。私どもが東アジアという地域を限定したそうした考え方を提起いたしましたのは、これは世界環境サミットの論議を受け、それからまた昨年の世界食糧サミットの論議を受けてのことなのでありますが、こうした問題の検討というのも新食糧法の運用問題と合わせながらやらなきゃならぬ時期に来たのではないかと思うんですが、長官、どのようにお考えでしょうか。
また、小麦協定等を中心としたいわゆるマルチの協定の国際食糧備蓄構想といった問題にも十分に配慮をいたさなければならぬというようなことがございますので、これらの諸点も含みまして、本件、特にただいま申しておりますのは二国間取り決めの可否でございますが、今後いかに取り組むかということにつきましては十分検討してまいりたいというふうに考えておる次第でございます。
○戸叶武君 米国のキッシンジャーは、一九七四年の秋、ローマの世界食糧会議で食糧備蓄構想を打ち出しましたが、このような豊作の状態だとそれが実際的にどういうふうに実践されるか、世界各国における動きをもう少し詳細に承りたいと思います。
○塚田大願君 いずれにしても、こういう方向でもしおやりになるんだとしたら、私は、やはりアメリカのいわゆるキッシンジャー構想、食糧備蓄構想、これに手を貸すことになるんじゃないか。その危険性はありはしないか。今度三カ年の契約でやるんだと、長期の契約、政府保証方式だと。