1955-03-30 第22回国会 参議院 農林水産委員会 第2号
そういうように国際的に食糧事情が変って参りましたことと、かたがたわが国の農業事情といたしまして、戦争以後只今申上げましたような国内の食糧事情等を十分認識いたしまして、わが国の農民諸君が政府の戦争以来とって参りました供出制度について、十二分の協力をして参られましたことも今や以上申上げましたるような客観情勢の変化ないしは国内の各種の情勢の変化等によりまして、この食糧供出制度について供出の意欲がだんだん減退
そういうように国際的に食糧事情が変って参りましたことと、かたがたわが国の農業事情といたしまして、戦争以後只今申上げましたような国内の食糧事情等を十分認識いたしまして、わが国の農民諸君が政府の戦争以来とって参りました供出制度について、十二分の協力をして参られましたことも今や以上申上げましたるような客観情勢の変化ないしは国内の各種の情勢の変化等によりまして、この食糧供出制度について供出の意欲がだんだん減退
一つは食糧供出制度にかわるものとして、一般的に考えて何がいいか、これを急に自由に移してしまう、あるいは一昨年行われたような特殊制度にしてしまう、そうしてやみ米を横行させるというふうな混乱状態に陥れることは非常にいかぬ。
同時に、農業委員会の使命は、今日依然として残されております農地改革の徹底を期する上からも、さらに食糧管理制度の上に立つて、食糧供出制度の円滑な推進をはかる場合におきましても、私は農業委員会の持つ使命はきわめて重大であろうと思う。
また職員が食糧供出制度等によく間に合うように、夏作の特に稲の台風後の被害の状況を調べる際に、深夜まで作業をいたして報告時期に間に合うように努力した結果、所長が夜食を提供したのが七千円ばかり実はあるのを、おしかりを受けたわけでございます。
かかる事態に備えて、曾つては備荒貯蓄等も行われていたのでありますが、食糧供出制度の実施以来、これらの凶作に対する備えも失われているところに問題が一つ残されておるのであります。かかる不作に対処してとらるべき政策は、一方においては被災者を救済すると共に、又一方においては国民食糧を確保しなければならないのでありまして、而して国民食糧を確保するためには先ず以て増産が強行せられなければならないのであります。
本農林委員会におきましては、食糧増産あるいは有畜農家の創設の関係あるいは林業の復興、農業金融の拡充、食糧供出制度の検討等現下緊急の諸課題を急速に解決いたしまして、その要請にこたえて行かなければならぬと存じます。 私は浅学非才はなはだ微力でございまするが、皆さんの御支援と御協力によりましてこの大任を大過なく果し、祖国再建の一端を皆さんとともに果して行きたい所存でございます。
それがだんだん整理をされて、今年度の初期におきましても、六月までに千五百名の定員の減がございまして、それをやつと終つたところでございますが、その約一万九千人以上の人をもつて市町村別の農業統計をやることになつておりました関係は、相当こまかい食糧供出制度が日本の食糧の窮迫な経済状態において行われておつたためであろうと思うのであります。
農地改革の一段落、食糧供出制度の緩和、農業改良普及事業の強化の必要性の増加等の情勢に対処いたしまして、今般政府は、従来これらの業務をそれぞれ処理して参つた農地委員会、農業調整委員会並びに農業改良委員会を改組し、農業委員会一本にとりまとめ、農業政策の新展開を期待するところの新法案を提出し、われわれは今日までこれを審議して参つたのでありますが、この法律案におきましては、従来の農地委員会における階層選挙の
本法律案は、去る二月九日農林委員会付託と相なり、十三日、提案理由の説明を島村農林政務次官から聽取の上、二十日質疑を行つたのでございますが、その際、社会党足鹿委員、共産党山口委員より、農業共済制度と食糧供出制度との関係並びに農家経済安定のための負担金の合理的改定等の問題につきまして発言がございましたが、詳細は速記録に譲りたいと思います。
それから次に小委員会を設けまして、食糧供出制度に関する調査をお願いすることになつておつたのであります。休会中には遂に小委員会を開く機会を得なかつたのでありますが、次の国会にもこの小委員会を設けまして、單に食糧供出制度だけでなく、食糧統制全般が今日非常な問題になつておりますので、食糧統制全般についての御調査をお願いをしたいと考えておる次第であります。
先きに理事会におきまして主要食糧供出制度に関する小委員会を設け、その人数、人選をいたしました。各会派から人を選ぶことにいたしまして、自由党、社会党、緑風会それぞれ二名、民主党、第一クラブそれぞれ一名、こういうふうにいたしました。
従つて国内においては、供出を緩和して行こうという傾向が一時あつたけれども、それはひとつやめにして、やはり集荷を相当強力にやつて、食糧供出制度は厳格にやつて行かなければならぬだろうというようなことに、おそらくなると思うのでありますが、そこら辺の見通しはいかがですか。
作物報告事務所職員の増加に関する請願(委員長報告) 第二一四 農業恐慌対策に関する請請(委員長報告) 第二一五 農業会財産讓渡資金特別融資に関する請願(委員長報告) 第二一六 農業協同組合事業費特別融資に関する請願(委員長報告) 第二一七 食糧配給公団廃止に関する請願(委員長報告) 第二一八 農産物価格に関する請願(委員長報告) 第二一九 報奬物資制度改善に関する請願(委員長報告) 第二二〇 食糧供出制度改善
ところが政府のばれいしよ貯蔵に対する政策が非常に徹底を欠いたために——もちろん今日の食糧供出制度の問題にも入ると思うのでありますが、現在二十四年産のばれいしよの大半がまだ倉庫にある。
委員会における本法案の審議に際しましては、事柄が我が国食糧政策に関する重要問題であり、又現に食糧供出制度の改変が種々論議せられ、中には無責任な放言もあり、徒らに生産者及び消費者を不安昏迷に陷れつつある際でもあり、更に又農政の転換期に処しての今後の農政確立上の基本にも触れる極めて緊要なる問題でありますので、各委員より真劍な質疑が数多く重ねられたのでありまして、即ち農家経済窮迫の現状に対する具体的対策如何
農業課長の個人の気持として、日本の現在の食糧供出制度に対する考え方から、個人としての意見を吐かれたのであります。新聞にもいろいろ伝えておりますが、それは供出制度については、御承知の通り相当政府も苦しんで参つております。
しかしながら現段階におきまして、現在の食糧供出制度はどうせかえななければならぬ時期に来ております。それは来年の三月三十一日で、今の食確法なるものの役目が一応終る時期が来るのでありますから、同じことをやるか、あるいはかわつたことをするか、何とか考えなければならぬのであります。
○国務大臣(森幸太郎君) 食糧供出制度の改正のことは、新聞にも私の意見を発表しておつたわけでありますが、来年の三月末日を以て一応現在の制度を変えなければならん段階に入るのであります。その場合において手放しでいいかという問題でありますが、まだまだこの主要食糧につきましては、相当の統制をして行かなければならないと、かように考えておるわけであります。
で今後のこの基本法の性格は、現在のごとく政府が食糧を自給しよう、自給面の要求からのみ、一方的な立場から農御に強制するというふうな性格を拭い去りまして、勿論国の食糧の自給計画という計画性も一部分としては取上げることは勿論でありますが、それより農業経営を主体とした、それに国の食糧自給計画をマッチさした考え方、こうした考え方による食糧供出制度というものが確立されなければならないと思います。
なるほど、この経済九原則の中には、第五項において物価統制計画の拡大強化、第九項において食糧供出制度の改善等々の項目があります。しかるに現政府は、これらの九原則、いわゆる現内閣のいうドツジ・ラインという線によつて、これらの中で、自分たちに都合のよいことは、これを強力に押し進めておる。