1991-09-26 第121回国会 参議院 農林水産委員会 第2号
○政府委員(京谷昭夫君) 今般の事件につきましては、私どもも大変遺憾な事態であり、食管行政の立場からも事実究明をしていきたいと考えておるわけでございます。 ただ、率直に申し上げまして刑事案件がオーバーラップをしておるわけでございます。
○政府委員(京谷昭夫君) 今般の事件につきましては、私どもも大変遺憾な事態であり、食管行政の立場からも事実究明をしていきたいと考えておるわけでございます。 ただ、率直に申し上げまして刑事案件がオーバーラップをしておるわけでございます。
いずれにいたしましても、食管行政もそうなんですけれども、官僚的な対応というのは、我々国会に対しても、物事を隠す、うそを言う、ごまかす、どうもそういう三原則があるような気がしてならぬわけであります。はっきりした具体的な問題をこちらが求めているのに対して、どうもそれから逃れるというふうな感じを受けてならぬわけであります。
こういうことが流れるということは、私はやはり食管行政のあり方に国民が疑惑を持つのじゃないか。 それからもう一つ私は、一体これらの四社は輸入でどれだけ利益を上げ、それから国産でどれだけ利益を上げているかというのを調べたいと思って、各社の有価証券報告書をとって調べたわけなんです。そうしたら、輸入をし、かつ国産をしている会社の役員の方にやはり現職の自民党の国会議員の方が役員になっているのですね。
○小川(国)委員 私は、こういうことは、いわゆる食管行政の中の販売面がきちっとして、本当に末端までうまい米が政府米として売られるという体制がきちんとしていけば、おのずから消費の拡大なんというものは——こうしたお茶濁しの会合をそれぞれやったところで、この適正化協議会があっても、現実に小売店に回るというところへいかないのですよ。
そういうところに食管行政の乱れも出てくるわけです。そういう点からいけば、私はこの段差は当然設けるべきじゃないかと思うのです。
これについては、たとえば当時の三善食糧庁長官でさえも、これはほかの問題についての発言ですけれども、昭和五十年六月二十四日の答弁ですが、「米価は、先ほど申し上げましたように、毎年毎年そのときの経済事情、生産事情、需給事情等を総合的に勘案して決めていくのであって、しかもその食管行政の一環の中で決めていくというものでございますから、何か別個の観点から決めていくというのも、これはおかしいことではなかろうかと
○三善政府委員 米価は国内で決めたらどうかという御意見だろうと思いますが、米と申しましても、単に価格を決めるというだけじゃなく、私ども食糧庁としましては、その買い入れから、売り渡しから、その間の輸送もございますし、県官もございますし、金利、倉敷等いろいろなことを一体的に食管行政の一環としてやっているわけでございます。
そういうことから言いますと、私、これは個人的な見解もありますが、いまの食管行政というものが変われば機構の改編も当然そこに起こり得るであろう、また、それが行政改革という目標にも合致するワクの中で、いまお話しになった流通行政のウエートヘの切りかえということも当然私は行なわれてしかるべきだと思います。
一PPM以上の国が買い入れなかったものの処理のしかた、そこらについては十分検討がなされておると思いますが、これは食管行政、農林行政の中での処理だろうと思います。さらに、農林省が買い上げても配給はいたしませんと言って、国民に安心をしていただくために方針をきめた。
現在私どもが考えておりますのは、食管行政上の指導的な価格として、現在の物統令による価格の規制と同じような水準のものを指示をする。そういたしまして、それについて十分な量を供給しなければこの問題は守らせにくいということもございますから、量的な操作をすることは当然のことである。
これからの米の行政、食管行政を進めていく上には特にその点を痛感するわけです。 そこで、一、二の点を指摘してみたいと思うんですが、いま盛んに米の過剰といわれておりますけれども、米の輸入の面を考えてみますと、三十九年に四十三万五千トン、四十年に九十八万トン、四十一年に六十万二千トン、四十二年に二十六万五千トン、これだけのばく大な米の輸入があったということが政府資料で示されております。
そのほかに、地方公共団体の補助、委任業務、あるいは食管行政の監察と、それから生鮮食料品の監察と、こういう手一ぱいの計画になっておりますので、第一四半期に予定しておりました郵政の監察を繰り下げまして、第二四半期に予定しております国の出先機関の調査を繰り上げたと、こういうことでございまして、中止したというわけではございません。
来年度においては、こうした問題に焦点を合わせて、重点的に監察を実施する考えでありまして、四月以降の第一・四半期には、さきに申しました政府の行政改革三カ年計画の樹立の作業と歩調を合わせて、国の出先機関のあり方及び国の委任事務、補助事務について監察し、また、国民生活に密接な関連を有するものとして食管行政及び生鮮食料品に関する行政を監察することにしております。
しかるに政府はこれに対してほおかむりでおるわけなんですが、こういう諸君に職を与えて、問題のある食管行政なり配給ルートなりを円滑にやろうという考え方はないですか。これについては大蔵当局も十分その間の事情を知っておると思うのです。
○小笠原二三男君 最後に、そういう措置をせざるを得なかったということから、食管行政上、先ほど私の例示したような等級米の基準あるいはその他の何らかの方法等で、そうした農民やあるいは善意をもってやった末端の機関職員、これらに対して、前者は、報復的な態度を食管行政上とるとか、あるいは職員の更迭を云々するとか、そういうみみっちいことを、おやりにならぬとは思うけれども、これは長官に腹の太いところをちゃんとお聞
○説明員(小林誠一君) 米の供出の関係につきましては、これは食管行政でございますので、私どういう算定基礎で供出をきめましたか、この点について存じておりませんので、お答え申し上げかねるわけでございます。
これは御承知のように、先般の国会におきましても、相当論議された問題でありまして、また別の意味におきまして、内閣に特別調査委員会というものが設けられているようでございますけれども、私どもの方の立場といたしましても、それとは別個に、食管行政につきまして、事務的改善の余地があるかどうかという点に重点を置きまして、監察をいたしていきたいと考えております。
これは食管は政府のもので自分のポケツトじやないから、五億や七億の金は平気だというふうにに考えておられるのだつたらば、食管行政としては非常に困つたものだと私は思うわけです。で、そういうふうな点で今のところは農林当局及び両前大臣は、これは善意だつたけれども、見通しが間違つたのだと、こう言い張つておられるわけです。
そういう点で、そういうふうな形の中で、私たちは食管行政というものが漸次改善されて、そうして食糧問題に対するところの国民の負託に応えるというふうな根本問題に、この問題は触れて来ると私は考えるわけです。
○岡三郎君 研究してもらうことも結構だと思うんですが、現実に我々としては筋の通つた一つ食管行政をしてもらいたいし、消費者の立場からいつて、すぐこういつたものの屑を消費者に転嫁されて、米の値上りということになつて来ていると思う。そういう点からいつて、研究した結果、若しも研究が不十分ならば、まあ失礼ですが、我々のほうから、そういう資料を差上げてもいいと思う。
で、今仮に別途の方法で現在G・Gとして買つているよりも、更に安い米が買えるとしたならば、その方途を食管行政の中でとり入れて行けますかどうか、これをお聞きしたいと思います。
要するに、食管行政というものに対して私がここで言うのは、やはり非常に台所の重要な問題ですから、いささかもここに狂いがあると、やはり国民に及ぼす影響というものが非常に大きいと思う。