1985-06-20 第102回国会 参議院 農林水産委員会 第23号
さらに、売買逆ざやの縮小と生産者米価の抑制は、先ほども出ましたけれども、食管法に明記されております食管機能を弱めることになりますので、ぜひひとつ御尽力願いたいと思います。 ちなみに、食管費は昭和五十年以前は農林予算の四〇%を占めていましたが、五十九年、六十年度予算では二年続けて一千億以上も削減されており、今日では二一%に低下しております。
さらに、売買逆ざやの縮小と生産者米価の抑制は、先ほども出ましたけれども、食管法に明記されております食管機能を弱めることになりますので、ぜひひとつ御尽力願いたいと思います。 ちなみに、食管費は昭和五十年以前は農林予算の四〇%を占めていましたが、五十九年、六十年度予算では二年続けて一千億以上も削減されており、今日では二一%に低下しております。
私は、本改正案のように、食管機能を部分化し後退させることは、時代逆行、情勢無視の暴挙であり、国の安全にとっても憂慮すべきことと考えます。
そのことを発展さしていくならば、結局農村、農業の危機を打開し、ほんとうに第一条に期待されるような国民経済の発展に寄与するという場合に、第一の、一つの大きな想定として、食管機能をどうするかということが大きな問題になると思います。
○西村国務大臣 いま食糧庁長官からも説明がありましたように、末端逆ざやというものは、われわれとしては、食管運営の健全なたてまえからいって、食管機能を生かす意味からいってこれを解消したい、これはもう長い間の念願でございます。
〔副議長退席、議長着席〕 その資料、冊子の内容は、農産物の世界的過剰傾向、なかんずく、アメリカにおける過剰生産とその対策、共和党政権が、外交問題と相並んで、余剰農産物の処理問題に党の運命を託している事実、アメリカ農民を救済し得る絶好の市場としての日本の地位、従って、アメリカ掌握下の日本における農業政策の実施上、これら海外要因の急激なる増大、このことが食管機能の低下、農産物価体系の変動を誘発し、その結果