1995-11-08 第134回国会 衆議院 農林水産委員会 第2号
一つは食管堅持、もう一つは自由化反対、もう一つは米価を上げます、この三つを言っていれば何となく通ってきたところがあるんですね。ところが、今やこの三つが三つとも通用しなくなっちゃった。ミニマムアクセスの受け入れ、そしてまた新食糧法案、これによって全然通用しなくなってきたわけですね。スローガンだけ言っていても仕方がない。
一つは食管堅持、もう一つは自由化反対、もう一つは米価を上げます、この三つを言っていれば何となく通ってきたところがあるんですね。ところが、今やこの三つが三つとも通用しなくなっちゃった。ミニマムアクセスの受け入れ、そしてまた新食糧法案、これによって全然通用しなくなってきたわけですね。スローガンだけ言っていても仕方がない。
○石破委員 話が少し戻りますが、今まで我々は食管堅持と言ってきたわけですね。間違いなく、どの政党もそう言ってきた。自民党もそう言ってきたし、いろいろな新しい政党も、社会党ももちろんそういうことを言ってきたわけですよ。今回の新食糧法案が現状を追認しただけだという説と、そうじゃない、全然変わったんだという説と二通りありますね。大臣、どうお考えですか。
食管堅持、食管堅持という声があれだけありながら新食糧法に移したというのは、そういう意味だろうと思っています。 値段が下がっていく、耕作放棄が出るとするならば、それをどう集約していくのかという考え方。もう一つは、いや、そんなことはどうでもいい、どんなに下がろうがおれたちはっくるんだ、先祖伝来の土地だというようなことで。それを別に私は否定しないのです。
部分開放や完全自由化につながる関税化を受け入れる場合、米の自給や食管堅持の国会決議が大きな壁となっているのだから、解釈の変更や見直しは必至である、こういう書き方をしている。これは政府・自民党の一部から出ているというんです。政府も自民党もですよ。その事実関係はいかがですか。
流通研究会あるいはまた米の需給、集荷、消費各般にわたるお尋ねがございまして、それを貫く一つのお尋ねの基本的な考え方の中に、最近食管制度に市場原理とか競争原理を導入するということがあるけれども、それと食管堅持という一方のポリシーとの整合性というのはどうかというお考えが基本に流れているように私、承ったわけでございます。
六番目に、食管堅持と市場原理の導入は対立するポリシーと考えられなくもないが、どのように調和をさせていくのか。 七番目に、米価が下がり米の消費が落ちた場合、稲作農家に甚大な悪影響が加わると予想されるが、米の需要拡大のための抜本的な施策を講じる必要があると考えているが、この点についてどのように考えているか。
先ほども他の委員にお答え申し上げたのでありますが、加藤大臣も去る六月三十日の閣議の席でわざわざ発言を求めて、米の自給並びに食管堅持についての力強い姿勢と発言をしたのでございます。その線に沿いまして私ども農林水産省としての取り組みが行われておるところでありますが、御案内のとおり、先刻アメリカ議会におきましても我が国に対する米の開放を求める決議をしたところでもあります。
農業団体は常に食管堅持ということを言っておられます。ところが、実際にじゃ堅持していると言っているその食管の中身はどうかといいますと、かなり空洞化しているんではないかというのが事実ではないかと思うのであります。 そういう中で、ことし政府は二度までも経済の原則から外れたことをいたしました。その第一は、消費者米価の値上げであります。二月に行われました。それから第二点は、生産者米価の据え置きであります。
しかし、勝部参考人が言われたように、消費者サイドの意見が本当に食管堅持という形に一枚岩になっているのかどうなのか、お伺いします。 それともう一つは、備蓄の話でございますけれども、私ども公明党でも備蓄法というようなものを提言してまいりました。
私もこれまで農家の方と一緒になって食管堅持を叫んでまいった一人でありますが、事もあろうに私の郷里で大がかりな不正規米が流通しているということを目の当たりにしまして、非常に残念でなりませんし、全国の農家の方に恥ずかしいと思った次第であります。 あの番組をごらんになってどのような感想をお持ちになったのか伺いたいと思います。
それは農家の方も、農協の大会に食管堅持、こうのぼりを立てて、そのことを叫んでいるだけで満足しているという時代ではもうなくなってきているのではないかという認識を持っているわけであります。 私は農林大臣に、間接統制についてはどう考えているのか。また、各界からいろいろな食管論が出ているけれども、むしろ今、農政審議会では、「八〇年代の農政の基本方向」のレビューをしておりますですね。
しかしながら、食管の赤字をなくすためには食管制度を直していかないとだめなんでありまして、このことになると、食管堅持とかなんか言って、ともかくまた反対が強い。
現在、四人の参考人の方々のお話をお伺いしまして、まず日本農業を守り、また米作農家を育成していくためには、食管堅持あるいは食管の立て直し、こういうお言葉を使い分けておるわけでありますけれども、この食管制度が非常に重要な役割りを果たしておるという点の認識におきましては、同様であると思うのであります。
懸念しておることは事実でありますが、時間がございませんのでこれを詰めることはできませんけれども、大蔵政務次官も食管については国の制度として基本的に守る、こういうふうに午前中も答弁しておられましたが、私はよほどの決意がないとこれは守り切れない、また守るならば具体的にどうするかという問題もあるわけでありますけれども、どうかひとつこういった問題についても今後十分検討し、生産者及び消費者を守る立場からも、食管堅持
そうすると、農家にしてみますと、おれたちは食管堅持堅持と言ったけれども、一体食管堅持のメリットというのはどこにあるんだろうという疑問だって出てくると思いますよ。 私は農林大臣に伺いますけれども、あなたは「過剰生産しないこと、これは早急に結論を出したい。痛いところに手を触れないわけにいかない。農業団体とも話し合うつもりなんですよ。どうなんだ、うまい方法があったら教えてくれとね。」と語っていた。
特に、きのう全国中央会が発表いたしました米生産調整になぜ取り組んだかという実態を見てみますと、八七・二%が食管堅持のためにやむを得ないという形でこれを受けとめているわけでございます。そういう意味で、この状況をしっかりと基本に据えて食管制度の運用を図っていく必要があろうというふうに考えております。 また、現実にいろいろな形で政府の売却量が減っているというのがございます。
その取り組みの理由としては、先ほどもお答えありましたが、八割を超える農協が食管堅持のためにやむを得えない、こう言っておる。私は、これについて重要な問題はたくさんあるわけですけれども、一点だけお伺いしますが、ことしから生産調整が十カ年で始まり、初年度三年を第一期とするわけですが、農家はあくまでも緊急避難的な考えが強いというふうにわれわれは各アンケート調査等によって得ております。
○小口参考人 私どもで生産調整に対応する調査をいたしましたところ、全国の八割を超える農協が食管堅持のためにはやむを得ないという、言ってみれば需給問題を深刻に受けとめて生産調整に対応しているということであります。もとよりこの対策は理解と協力ということが根底で、これ以外何ものもないわけであります。
第二点は、この目標を幸いにして達成をいたしました場合に、もし限度数量を超えるいわゆる余り米ができた場合には食管堅持という精神から言うと全量買い上げるべきではないか、こういう御質問でございますが、私どもは先ほども御答弁を申し上げたように、これが達成をできますればそう多くの超過米というものは出ないと考えておりますけれども、もし出た場合におきましては、自主流通ルートを通じまして、これを指定団体、農業団体や
生産者米価を据え置きにしておいて食管堅持ということが言えるかどうか。食管堅持のために農林大臣は今回の計画を立案した、こういうことをおっしゃっておられるわけですから、その辺のことを踏まえ御答弁いただきたいと思うわけです。食管堅持というのであれば、私は売買逆ざや解消は撤回すべきである。やってもごく小幅にすべきである、こう言いたいわけですが、そういった点も十分検討して御答弁いただきたいわけです。
○瀬野委員 なぜこういったことをお尋ねしたかというと、大臣は団体等とのいろいろな懇談の中でも食管を維持していくというふうにおっしゃっているやに私承っておるものですから、明確にお聞きしておきたいと思って尋ねたのですが、食管堅持ということで力強いお答えでございましたので、その点は一応了としておきます。
○瀬野委員 政府はしばしば、食管法については食管堅持ということを言っておられる。われわれもまた食管は堅持すべきである。これは消費者あるいは生産者にとっても当然のことである。ところが、すでに自主流通米によって、どんどん米はこの食管がなしくずしになっていく。
まず第一に、食管堅持の問題でございますが、米が余ったというので自主流通米というようなことをやっておりまして、このために食管がなしくずしになるような動きが出てきて、モチ米等は買い占めをされる、また警察庁に告発されるような、そういう問題か出てきている。私は日本の食糧を増産していく上に非常に重大な問題であると思うのであります。
今日、米があのようにむちゃくちゃな投機の対象になっているのは、政府がなしくずしに食管を改悪したからであり、食管堅持こそ、米の生産と円滑な消費を守る道なのです。農林大臣は、食管堅持の先頭に立つべきだと思いますが、あなたの決意はいかがです、お答えください。 最後に、農業の後継者を確保育成することについてです。
たまさかきょうそれを裏づけするように、朝日新聞にも、「ヤミ米へ横流し」「農協幹部が片棒」「銘柄二百トンあっせん」「背後に浮ぶ大手商社」ということで、「コシヒカリなど銘柄米の主産地、新潟県北蒲原郡京ケ瀬村農協の幹部らがヤミ米売買のあっせんをしていたことが明るみに出て」そして「食管堅持を唱える農協幹部がヤミの片棒をかつぐとは自殺行為、と関係者はショックを受けているが、ヤミ米を賢いあさった業者の背後には某大手商社