1985-06-07 第102回国会 衆議院 決算委員会 第9号
食用色素の関係、あるいはズルチン、それから例のチクロ、そういったものを含めまして、四十年以降現在まで二十品目につきまして使用の禁止をいたしております。
食用色素の関係、あるいはズルチン、それから例のチクロ、そういったものを含めまして、四十年以降現在まで二十品目につきまして使用の禁止をいたしております。
それから食用色素の二号につきまして、私どもは特に相乗毒性関係の面からもこれは検討もしておりますが、これは一年間程度でございますが、特に問題もないということでございます。WHOでもこれは安全であるというリストにも入れております。いろいろな客観的なデータを見る限り、私どもとしては改めて、今度の問題が起こったからといって再評価を早速に始めるということは考えておりません。
いま食用色素のタートラジンあたりを使っておりますけれども、そういうことなんですよ。ですからたくあんの色というものは、大体二十五年くらいまではオーラミンでやっておった。ですからこれは危険千万です。そういう状況なんで、たとえば労働省が出して、私も指摘しておきましたけれどもべータナフチルアミンがそうだが、アルファナフチルアミンだってあぶないですよ。
○横田説明員 食用の色素につきましては、実は各国ともいろいろな定義がございまして、ただいま申しましたオランダと日本とが、突合しないという問題等があるわけでございますが、わが国といたしましては、食用色素の毒性につきましては、実は昭和三十七年から、特に発ガン性に着目した試験を実施いたしておるわけでございます。
それではお尋ねいたしますが、色素の問題について、日本で現在使われておる食用色素の中で、国際対ガン連合で、具体的には、これは非常に発ガン作用を起こす色素であるから使わないほうがいいということで確認をされておる色素が、日本では許可されておりますね。赤色一〇三、食用青色一号、二号、緑色二号——緑色二号は四十五年五月に禁止されましたね。
その規格を見ますと、赤色一〇四、それから赤色一〇五、これは毒性のデータを欠き、そのものが有毒であり、食品に使用は望まれないために、委員会で規格をつくらなかった食用色素である。そのものがもう有毒で、初めから食品に使用することが望まれない物質であるから、食用色素から除外をした。規格をつくらなかった。それが日本では赤色一〇四、一〇五、一〇六と、認可をされておる。
最近厚生省はその食用色素を一つ削ろう、それから第二種のものを五つ削ろう、第三種のものを十削ろう、合計十六削ろうと考えて、そして、削るということじゃなくて、業者に何とか規制してくれや、こういうことを申し入れましたね。
そこで私は、この食用色素について、八百二、三十トンも使うわけですから、たいへんな量なんですから、しかも、目を隠して食わしたところが、タイの子などは色のついてないのが一番うまかったと言っているのですから、あまり色でごまかさないで、どうですか、御検討いただきたいのですが……。 三原色というのがあるでしょう。赤、黄、青、これがあればたいていの色はできるのです。
そこで、委員長にお願いしたいのですけれども、発ガン性ということで除いたということでありますから、わかっておる食用色素について、あなたのほうでつかんでおる毒性試験あるいは慢性毒性試験、そういうもののデータを資料としてひとつ出していただくことを要望して、私の質問はきょうは終わっておきます。
このような現状で、食用色素というものは、現在のところ世界的に食品に使うことが許されておりますが、これは食品の加工の上から必要なものであって、しかも、その安全性が十分に確認されたものだけが使うことを許されております。したがって、このような場合、御指摘のようにそういうことは全く不必要であり、むしろかえって消費者にとってマイナスになるような使い方というものは、やめさせるべきであると考えます。
お尋ねの、どの程度の毒性であるかと申しますと、これはもちろん長年食用色素として使われておるものでございますので、通常の使用方法で直ちに中毒患者が出るというものではございません。
○国務大臣(鈴木善幸君) 食用色素の使用許可にあたりましては、まず第一に安全性というものを確認せにゃいかぬ。また、できるだけ厳選をいたしまして、極力この不要な着色というものはこれをやらせないように指導してまいるということにつきましては、中沢さんと私ども全く同感でございまして、そういう心がまえで食品衛生の指導をいたしておるのであります。
で、なおこの仕事は、実は発ガン性などというような問題は、非常に大がかりな試験、調査を必要といたしますので、全部を直ちに取りかかるというようなことは、とうていできないように存じますので、まず日本固有の食用色素というようなものに主として力を入れて進みたいというように考えておりますし、なおアメリカでも一部研究を始めているようでありますから、そちらの方の研究結果についても十分注目いたしたいと、こう考えます。
○説明員(金原松次君) 食品に使われる食用色素について申し上げておきたいと思います。食品に使われる色素類は、ほとんどすべてが現在はタール色素でございまして、おっしゃられますように、いろいろの、たとえば肝臓を悪くするとか、じん臓を悪くするとか。あるいは発ガン性がありはしないかというような疑問を学界で持たれているのであります。
えております点は、公衆衛生概論、衛生行政の組織及び法規、それから食品衛生概論、環境衛生概論、乳肉衛生概論、上下水道行政概論、伝染病予防行政、寄生虫予防行政、栄養行政概論、衛生統計、細菌免疫学、伝染病学、寄生虫病学、上下水道、汚物処理、ネズミ及び昆虫の駆除、建築衛生、それからさらに専門的になりまして、食品衛生監視、食品の生産加工、食品衛生検査、化学性食中毒及び細菌性食中毒と食中毒の疫学、それから食品の保存、食用色素論