2021-06-01 第204回国会 参議院 環境委員会 第13号
○山下芳生君 マイクロプラスチックが運び屋になって生物の体内の中で有害な化学物質がしみ出すと、それが食物連鎖で魚の身にたまったものを人間が食べるということなんですが、ここで、高田先生によると、プラスチックよりも添加剤の方が環境や生物、人体への影響のメカニズムが今分かっているんだとおっしゃるんですね。
○山下芳生君 マイクロプラスチックが運び屋になって生物の体内の中で有害な化学物質がしみ出すと、それが食物連鎖で魚の身にたまったものを人間が食べるということなんですが、ここで、高田先生によると、プラスチックよりも添加剤の方が環境や生物、人体への影響のメカニズムが今分かっているんだとおっしゃるんですね。
資料四は、先ほど紹介した東京農工大の高田教授からまた提供いただいた図なんですけれども、今度はタイトルに、マイクロプラスチックは食物連鎖を通した添加剤の運び屋になるというタイトルが付いております。 紫外線吸収剤や難燃剤など、添加剤を練り込んだマイクロプラスチックを動物プランクトンが食べると。
併せて、栄養塩類の順応的な管理計画に大きな影響を与えることが想起される生態系や食物連鎖構造と水産資源との関係の変遷につき包括的な調査研究を実施すること。 二 藻場・干潟等が、水質の浄化に加え、生物多様性の維持、炭素の貯留といった環境の保全上の重要かつ多様な機能を有していることに鑑み、関係省庁との連携の上、藻場・干潟等の保全、再生及び創出に係る施策の充実・強化に十分な予算の確保に努めること。
先生お示しの低次生態系とは、食物連鎖を構成する生物のうち植物プランクトンや動物プランクトン等の生態系を指すことでございまして、これらは生態系の基盤を成すものでございます。 低次生態系の変化とは、栄養塩類の濃度の影響により植物プランクトンの増殖が変わり、それを餌とする動物プランクトンの増殖も関連して変わるなど、相互に影響を及ぼしつつ変化があることを指しておるところでございます。
懐中電灯で照らすと、昔はゴカイやフナムシ、それから微生物、そうした生き物がたくさん寄ってきた、今は、海は透明になったけれども寄ってこない、そうした小さな生き物を食べていた魚がいなくなるのは当たり前だ、昔は雨が降れば山から栄養を含んだ土が流れてきて、浅瀬をつくり、餌が豊富で、小型の魚が生息する藻場をつくった、餌は、今も栄養のある土が流れてこなくなれば、生物がいなくなり、餌になる生き物がなくなれば、食物連鎖
生物凝縮され、食物連鎖の頂点にいる人間にも蓄積されていくわけです。 プラスチックをリサイクルすれば、含有される有害化学物質も循環して環境を汚染し続けます。しかし、その対策が法案にもありません。予防原則にのっとって、生産段階で規制していくべきではありませんか。
○福島みずほ君 是非、どんどんちっちゃくなっていて、海に流れれば魚が食べて食物連鎖でなる、大気中にあればそれを、私たちは小さな微粒子をもう肺とか全部吸ってしまうという問題があります。今はかかっていないけれど、花粉症もそうですが、人ごとだと思っているとみんなかかってしまうという問題があり、本当にこれ苦しんでいる人が多いんですね。環境省が頑張ってくださるようお願いします。
陸のところでは、食物連鎖でいうと、熊が頂点、海では鯨が頂点になっている、だから、熊がちゃんと生き残れるかどうかというのは、その地域の自然が豊かかどうかというもののメルクマールになるということなんです。 それで、何か熊のことを野生動物の、例示して特にしていますけれども、これから規制強化を政令でやると言っていますけれども、政務官、この政令は今のところどんなものを考えておられるんでしょうか。
食物連鎖という、鎖のように密接につながっており、その中で、安全と言われる濃度であっても、食物連鎖の中で濃縮され、やがて生命に影響を及ぼすようになります。これを食物濃縮と呼びます。水俣病も、水銀を流していた企業は一ppm以下だから問題なしとしていました。しかし、それが魚の食物連鎖で濃縮されていき、その魚を食べる人間の体内で神経を冒し、数十人の方が亡くなり、さらに数万人と言われる水俣病が発生しました。
ただ、これは、そういう傾向が見られていて、はっきり見られていて、ただ、生き物の食物連鎖にどこまで悪影響を及ぼすかというのがまだはっきり分かっていない、ただし影響は絶対出ると。酸性化に行くということは、例えばサンゴであるだとか貝であるとかの生育に今後障害、阻害というものが出てくるんではないかというふうなことも言われたりしています。
海の中で時間を掛けて砕けたプラスチックのうち、大きさが一ミリ以下の顕微鏡サイズになったものをマイクロプラスチックと呼びますが、この細かいプラスチックが海洋生物の体内に入り、食物連鎖を通じて最終的に人間の体に取り込まれると懸念されています。
まさに食物連鎖ですね。高次のというのは、植物プランクトンから動物プランクトン、そして雑食性から魚食性というところで、食物連鎖の高次にあるところは蓄積をされる、生物濃縮ということになるんだろうと思います。
こういう大きな大気の流れ、水の流れ、人への影響というものを基にしながら、次のページには、これも、二〇一一年の三月以降、もし同じような事故が琵琶湖で起きたらということで、魚食性魚類などを含めて、食物連鎖の中で、プランクトンから小さな魚、大きな魚というところで、言わば蓄積を基にした予測結果を出しました。
また、マイクロプラスチックの生態影響でございますけれども、食物連鎖を通じまして生態系に影響を及ぼすということが国際的に懸念されております。ただ、これまで国内外の研究は種々ございますが、自然環境下での生態系への具体的な影響というところまでは確認されるに至ってございません。
これを魚が食べて食物連鎖等を通じていきますと人間の体にも影響があるということでございますが、今現時点で、漁業者の方がたまたま漁業をやっている中で網にごみがひっかかった場合に、そのごみをわざわざ運んできてもらって、それを自治体の方に処理していただくわけでございますけれども、自治体には国からの補助金が出るんですけれども、本来は魚をとるために網を使った漁業者に対しては何の補助も今ない状況でございます。
そもそも魚が脂を持つのが、どこから脂を持つんだろうとちっちゃいときに思ったんですけど、魚の専門家の方に初めて聞いて、うわあっと、もう目からうろこのように思ったのが、プランクトンが浮力を持つために、沈まないようにするためにプランクトンが最初脂を持っていて、そのプランクトンをイワシが食べ、サバが食べ、カツオが食べ、マグロが食べという、その食物連鎖の中で脂が、プランクトン由来の脂が受け継がれるということを
これらは自然に分解されることはなく、半永久的にたまり続けるため、海の小さな生物がプラスチックを取り込んで、食物連鎖で最終的に人間の体に蓄積しております。 ストローやスプーン、レジ袋などのプラスチックを減らす運動も大変重要だと思いますけれども、現実に漂着しているものを処理することは喫緊の課題だと思います。
資料三をごらんいただきながらお聞きいただきたいと思いますけれども、とりわけ五ミリ以下のマイクロプラスチックは、食物連鎖に取り込まれ、生態系に及ぼす影響というものが懸念されているわけでございます。 世界経済フォーラムが二〇一六年一月に発表したレポートによると、二〇五〇年までに海洋に投棄されるプラスチックが重量ベースで海洋生物の量を超えるとしています。
これは、水銀の値がメチル換算でどうしても超えられない、食物連鎖の上位に立つマグロであれば超えられないというものでございましたが、これは、あくまで水産加工条例を遵守しようという、この国の政府の方針で、実際には入れることはできませんでした。 しかし、同じように、実は、フィジーであるとか、ほかの国から、ばんばんばんばんマグロが入るんですね。
このマイクロプラスチックに含まれたり吸着をしている化学物質が食物連鎖を通じて生態系に影響を及ぼす、例えば、魚が体内に取り入れて、その魚を人間が食べるというような連鎖も懸念をされているところでもあります。平成二十八年には、環境省の調査において、日本周辺の海域で世界の海の二十七倍ものマイクロプラスチックが存在したというふうに言われております。
こうしたマイクロプラスチックによる生態系への影響については、それに含有、吸着する化学物質が食物連鎖を通じて生態系に及ぼすことが懸念され、また、実験室レベルではマイクロプラスチックを大量に摂取することによる生物への物理的な悪影響も認識されているものの、実際には、北極海を含む自然環境下での生態系への影響については確認されておりません。
○田中政府参考人 マイクロプラスチックは、そこに含有、吸着されている化学物質が食物連鎖を通じて生態系に影響を及ぼすのではないかということが懸念をされているほか、実験室レベルにおきましては、マイクロプラスチックを大量に摂食することによる生物への物理的な悪影響も確認をされております。
難しいんですけれども、食物連鎖というようなことの中で、我々は何を食べ、どう生きていけばいいかみたいな問題でもあると思いますけれども、この間、テレビでは、弱肉強食という意味では、ライオンがアフリカゾウを食べているというのをやって、わあ、すごいという印象でしたけれども、食物連鎖がうまく回れば、地球のサステーナブルという部分では持続可能性ができると思いますけれども、一つの、これまた、私、一方的にお話ししますが
○杉本委員 申し上げましたけれども、食物連鎖というか、持続可能性という観点から見ていくことが私は大切だと思いますので、外務省のお立場は確認させていただきましたけれども、そんな姿勢で私は臨んでいきたいというふうに思っています。
○田中政府参考人 マイクロプラスチックに含有し吸着されている化学物質が食物連鎖の中に取り込まれまして、これが生態系に影響を及ぼすのではないかというような懸念がされているところでございます。ただ、この生態系や人への影響につきましては、現時点では未解明な部分が多いと認識しております。 このため、環境省におきましても、幾つか調査研究をしているところでございます。