1993-02-18 第126回国会 衆議院 農林水産委員会 第3号
「可能な限り国内農業生産を維持・拡大し、食料自給率の低下傾向に歯止めをかけていくことが基本である。」これがあなたの方針ですね。初めて政府はこの自給率というものに手をつけました。カロリーベース幾ら、穀物自給率幾らということが書いてありませんが、何%ですか。大臣、あなたの農政の基本ですね、これは。
「可能な限り国内農業生産を維持・拡大し、食料自給率の低下傾向に歯止めをかけていくことが基本である。」これがあなたの方針ですね。初めて政府はこの自給率というものに手をつけました。カロリーベース幾ら、穀物自給率幾らということが書いてありませんが、何%ですか。大臣、あなたの農政の基本ですね、これは。
○政府委員(馬場久萬男君) 今お話しのように、食料自給率が低下傾向にあるということで、いわゆるカロリーベースで見た場合に平成二年度で四七%ということになっております。私ども前々から申し上げておりますように、これについてはむしろ低下傾向に歯どめをかけていくんだということを言っておりまして、具体的に特に土地利用型農業におきましてこの供給力を強化するということが必要でございます。
まず第一に、そこに配っていただきました一、二、三の資料がありますが、ちょっと総理、それを見ていただきたいのですが、第一表は「サミット参加国の食料自給率」、穀物ベースであらわしておりますが、その一覧表のとおりでありまして、我が国は一九六〇年に八二%の穀物自給率を持っておりましたが、三十年たって今三〇%、大激減をしているという状況にあります。
日本は世界でも有数の農産物の輸入国であり、食料自給率の低さは、際立っています。食料安保論はもとより、環境問題、国土保全の立場からも、米の市場開放に反対し食糧の自給率を高めるとした国会決議は守られなければなりません。今後に処する総理の明快な答弁を求めたいと存じます。
御法川英文君 三ツ林弥太郎君 松岡 利勝君 東 順治君 藤原 房雄君 阿部 昭吾君 楢崎弥之助君 同日 辞任 補欠選任 松岡 利勝君 三ツ林弥太郎君 御法川英文君 佐藤 隆君 楢崎弥之肋君 阿部 昭吾君 ───────────── 本日の会議に付した案件 閉会中審査に関する件 請 願 一 食料自給率
本日の請願日程中 食料自給率の向上に関する請願二件 米の市場開放阻止等に関する請願十五件 食糧管理制度廃止反対に関する請願一件 米の輸入自由化阻止、食糧管理制度の基本堅持に関する請願一件 以上の各請願は、いずれも採択の上、内閣に送付すべきものと決するに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
食料自給率を向上させ、農産物の輸入自由化を大幅に規制して、農業に展望が持ててこそ、現在の後継者不足も解決し、基金財政の改善も図られるのではないでしょうか。
────────── 委員の異動 四月十日 辞任 補欠選任 大石 千八君 原田 義昭君 佐藤 隆君 御法川英文君 同日 辞任 補欠選任 原田 義昭君 大石 千八君 御法川英文君 佐藤 隆君 ───────────── 四月九日 農業者年金基金法の一部を改正する法律案(内閣提出第二六号) 同月六日 食料自給率
そういう条件をどう生かすかということがさしずめ問題になってくるのでありますが、農政審の需給見通し小委員会に配付された資料、「食料自給率について」というやつを拝見いたしますというと、大臣のそういう発想とは全く逆なことしか書いていない、残念ながら。端的に申し上げますというと、書いてあることは、飼料の国内生産は割高になってしまうので畜産利用には無理であると、ぴしっと言い切っておるわけですね。
食料自給率につきましては、御決議の趣旨を踏まえまして、現在需要と生産の長期見通しの一環として検討いたしているところでございますが、米の消費が減少する一方畜産物の消費が増加する、このような国民の食生活の変化が進む中で、国土資源に制約のある我が国におきまして国民に良質で安価な畜産物を供給するためには、畜産に必要となる主要穀物の大部分を輸入に依存せざるを得ない。
○村沢牧君 その決議を踏まえて、真剣に検討していることについては評価するものでありますけれども、最初にお話がありました、二〇〇〇年の我が国農業を展望して農産物の需要と供給の長期見通しをつくる、その作業を進めておるようでありますけれども、大臣、最後に答弁ありました食料自給率を高めること、この長期見通しの中にそのことをうたわなければ、幾ら見通しを出したってこれから十年後に食料自給率は下がりますよ。
したがいまして、御決議にあります食料自給率の引き上げにつきましては、今後努力はしていきたいと思っておるところでございますが、実態から見てなかなかその実現というのは難しい面もあるのではないか、このように考えておるところでございます。
この「農業政策の拡充強化に関する決議」の三項目目に、「食料自給率は、その重要性にかんがみ引き上げること。」こういう参議院の農林水産委員会の決議がなされたわけであります。これに基づいて農林水産省としては現行の自給率を数字の上で具体的にどこまで引き上げるのか、そのお考えをお示しいただきたいと思います。
三 食料自給率については、その重要性にかんがみ、これを引き上げること。 四 水田農業確立後期対策の策定に当たっては、これ以上の転作が困難となっている実情にかんがみ、転作等目標面積を据え置くとともに、転作助成の総額の現行確保を図ること。 五 農業経営を大きく圧迫している土地改良負担金・農家負債について、その償還に伴う負担軽減のための対策を強力に推進すること。
今後とも、合理化、近代化を進めながら、私どもは積極的にこれからも全体の食料自給率の向上には一層の努力をしてまいりたいと考えております。
例えば、昭和六十二年十二月九日のこの農林水産委員会では全会一致で農産物十二品目の決議がされておりますけれども、「食料自給率は先進国の中で最低の水準にまで低下している。」ということを決議しているわけです。
また、世界銀行もその指針として、各国の政府は自国の食料自給率を高めるのではなく、むしろ外国からの安い食料を輸入すべきであると明言をしております。
付した案件 ○昭和六十二年度における農林漁業団体職員共済組合法の年金の額の改定の特例に関する法律の一部を改正する法律案(内閣提出、衆議院送付) ○理事補欠選任の件 ○農畜産物輸入自由化阻止に関する請願(第一三四号) ○米の輸入自由化反対に関する請願(第一四八号) ○農産物市場開放に関する請願(第三四二号) ○農産物輸入自由化に伴う諸対策の確立に関する請願(第八六八号) ○農畜産物輸入自由化反対、食料自給率向上
前島 秀行君 安井 吉典君 武田 一夫君 藤原 房雄君 吉浦 忠治君 藤田 スミ君 出席政府委員 農林水産大臣官 房長 浜口 義曠君 委員外の出席者 農林水産委員会 調査室長 羽多 實君 ───────────── 五月十九日 農畜産物輸入自由化反対、食料自給率
同日 辞任 補欠選任 河野 正君 前島 秀行君 同月十八日 辞任 補欠選任 武田 一夫君 柴田 弘君 佐々木良作君 滝沢 幸助君 同日 辞任 補欠選任 柴田 弘君 武田 一夫君 滝沢 幸助君 佐々木良作君 ───────────── 五月十三日 農畜産物輸入自由化反対、食料自給率
我が国は、今日まで国際協調を求めてすでに出来うる限りの農産物市場開放措置を講じてきたところであり、その結果、世界最大の農産物純輸入国となり世界の農産物市場の安定に大きく寄与する一方、食料自給率は先進国の中で最 砥の水準にまで低下している。
我が国は、今日まで国際協調を求めてすでに出来うる限りの農産物市場開放措置を講じてきたところであり、その結果、世界最大の農産物純輸入国となり世界の農産物市場の安定に大きく寄与する一方、食料自給率は先進国の中で最低の水準にまで低下している。
私は、今回の会議を通じまして、食料自給率の低い農産物輸入国としての我が国の立場について各国の理解を得るように努力し、食料の安定供給の確保等の経済性以外の側面についての配慮の必要性を訴えるとともに、各国の立場に応じて均衡のとれた対応が必要であり、各国に政策選択の弾力性が認められるべきこと等を主張し、これらの点がコミュニケにも反映されるよう努めたところであります。