1999-06-04 第145回国会 参議院 本会議 第25号 今、世界では八億人を上回る人々が飢餓と栄養不良に苦しんでおり、二十一世紀における食料需給が一層深刻さを増すと予測されている中で、世界の各国、とりわけ先進諸国は、一九九六年の世界食料サミットにおけるローマ宣言とその行動計画に基づき率先して食料の供給能力を高める責務を有するにもかかわらず、新基本法案が国内農業を基本とした食料安定供給体制を確保するための積極的姿勢に欠けていたことは極めて問題であったと思われます 和田洋子