2014-11-06 第187回国会 参議院 外交防衛委員会 第6号
あわせて、オーストラリアは我が国にとって重要な食料供給国であります。今回の日豪EPAにおいては、オーストラリアから我が国への食料安定供給の確保の観点から、我が国のEPAとして初めて食料供給に関する章が設けられました。これにより一定の重要な食料について輸出の禁止や制限措置を導入しないよう努めることを法的な義務として規定されたことは、協定交渉の大きな成果であったと考えます。
あわせて、オーストラリアは我が国にとって重要な食料供給国であります。今回の日豪EPAにおいては、オーストラリアから我が国への食料安定供給の確保の観点から、我が国のEPAとして初めて食料供給に関する章が設けられました。これにより一定の重要な食料について輸出の禁止や制限措置を導入しないよう努めることを法的な義務として規定されたことは、協定交渉の大きな成果であったと考えます。
豪州は、我が国にとって重要な食料供給国です。食料供給章を設け、この分野における日本と豪州の関係を強化し、安定性と信頼性を高める措置を導入する、このことは両国にとって有益であると考えています。 そして、本章の規定により、豪州から我が国に対する重要な食料の供給を妨げる措置が抑制されることが期待できるほか、我が国との豪州側の関係者、機関間の協力関係が強化されることも考えられます。
日豪EPAでは、委員御指摘のとおり、我が国のEPAとして初めて食料供給に関する章を設けましたが、豪州は、先ほど大臣の答弁にもございましたとおり、我が国にとって重要な食料供給国でございます。この食料分野の重要性に鑑みまして、一定の重要な食料に関しては、WTO協定に整合的であっても、輸出禁止や輸出制限の措置を導入しないよう努めることを約束するという規定が含まれている次第でございます。
そして、我が国にとりまして重要な食料供給国でもあります。 こうした豪州の位置づけを考えますときに、我が国への食料の安定供給の確保、こうした観点から交渉させていただき、結果として、日豪EPAにおいては、我が国のEPAとして初めてこの食料供給に関する章を設けることになった、こういった次第です。
ただ、今全体的に、農産物を輸出している食料供給国というのは水の不安を抱えているところも多いですよね。我が国は、その意味、コストではハンディがあったけれども水については諸外国に比べると心配がないので、ハイクオリティーな輸出農業なども含めて、やはり大胆に構想をしていくべきだろうというふうに思います。