1948-03-29 第2回国会 衆議院 鉱工業委員会 第3号
本案は、去る二十五日に本院に提出され、二十六日に農林委員会に付託せられたのでありますが、御承知の通り、本案は、財政及び金融委員会の所管に属する臨時物資需給調整法、及び酒類配給公團法の一部改正、農林委員会の所管に属する肥料配給公團令、食料品配給公團法、飼料配給公團法及び油糧配給公團法の一部改正、本委員会の所管に属する石油配給公團法及び配炭公團法の一部改正案でありまして、先日委員諸君とお打合せをいたしました
本案は、去る二十五日に本院に提出され、二十六日に農林委員会に付託せられたのでありますが、御承知の通り、本案は、財政及び金融委員会の所管に属する臨時物資需給調整法、及び酒類配給公團法の一部改正、農林委員会の所管に属する肥料配給公團令、食料品配給公團法、飼料配給公團法及び油糧配給公團法の一部改正、本委員会の所管に属する石油配給公團法及び配炭公團法の一部改正案でありまして、先日委員諸君とお打合せをいたしました
この問題はこのままにしておけば、生鮮食料品の統制部門は一大混乱に來すと、固く私どもとして信じておるのでありまするが、これに対する長谷川さんの御所見をこの際承つておきたいと思うのであります。
先ず魚、野菜等の生鮮食料品、炭、薪その他現実に非常に不自由をしておるのをどう見られるか、実情を無視した役人の統制の不手際が、あらゆる方面に禍いをいたしまして、私たちの台所にはさつぱり物が廻つておらないのであります。長官は、生鮮食料品の現行統制を改正するということを言明しておられますが、何をどのように改正するおつもりかを伺いたい。
非常に切実な御質疑でございまして、薪炭、砂糖、乳幼児の牛乳、その他の生鮮食料品につきましては、十分に今後質疑になりました方向において、私から責任のあるところの御答弁が満足に行くようにできないことを非常に残念に考える次第であります。
すでに再三私がこの席上から申し上げましたように、本米穀年度中におきましても約百八十八万トンの食料放出を懇請しなければ二合五均の完全なる配給が困難でありまする今日、さらにそれ以上の放出物資の増額を求めるということは、世界の食糧事情から申しまして非常に困難であるということを御了承願いたいと思います。
それから次には、鮮魚、野菜等の生鮮食糧の統制についてお尋ねがあつたと思うのでありますが、現下の状況におきましては、國民生活の安定のために生鮮食料の統制は、これは止むを得ないことと、こう考えておる次第でありますが、現行統制の方法その他につきましては、改善すべき点も多々あると思われますので、その点は十分改善をいたして行きたいと思う次第であります。
魚類、蔬菜等の生鮮食料につきましては、現行統政に必要な改善を加えるとともに特にその励行に勤め、さらに加工水産物などとの総合配給制を実施して、格段の配給増加をはかつてまいる所存であります。その他衣料品、家庭燃料等の重要生活用品につきましても、一般民生の最低限維持のための配給を確保するほか、特に重要産業労務者に対しては、作業用品の供給力の増加によつて増加配給を行う考えであります。
○木村説明員 安定本部といたしましての立場を申し上げたいのでありますが、生鮮食料品緊急確保に関する具体措置というものが、昨年の十一月十八日の閣議決定を得まして、そして十一月の末に知事会議を開いて、十二月十五日から統制を実際に強化してもらう、こういう段取りでやつたのでありますが、その立案にあたりましては、もちろん農林省側からいろいろと御意見が出まして、特にリンク物資の関係はいろいろの物資につきまして、
尚政府さきに「生鮮食料品配給確保に関する具体措置」を以て現行配給方式に必要なる改善を加へその徹底に努力しつつあるが所期の成果は未だ挙つていない。 依つて政府は水産行政の整備強化を図るために農林省に外局たる水産廳(仮称)を設置すると共に水産物の生産増強と配給の円滑を図る為速かに資材の確保、金融の斡旋、魚價及び集配機構の適正化等從來の施策に再建討を加へ所要の改廃を行ふことを要する。
またそれらの人のもつている設備についても、それを他の方面に利用するように指導してきたのでありますけれども、事柄が事柄で、また予期のごとくにいかなつた点がありますし、食料の需給の情勢もだんだんと変つてきたのでありまして、その間において当時の與党と政府とが協定をとつて、飲食営業の政令の改正について、着々と案を進めて成案を立て、関係方面に提案をしてあるのでありますが、昨日のG・H・Qのボールウエア農業生産班長
ただいままで南方各地にわたりまして数回日用品、医藥品、娯樂品等を送りましたが、ごく最近は中国に向れまして衣類、食料品、藥品等を送る申請をいたしましたところ、総司令部から認可されまして、これを関係抑留者その他在留邦人で困窮状況にある者の救済のために差向けたいと、引揚援護院その他関係方面と連絡いたしまして、この計画を急速に実現するよう努めております。
ところが、最近こういつた食料品を扱う工場等において、不当の利益を得んがために不正な品物を出す傾向が盛んにある。
また遠洋へ進出すること、並びに多少の危險を冒してでも沖へ出なければ、食料品としての重要水産物の充足ができない、こういう建前からだんだんと船の形を大きくし、船の数が殖えたのでありますから、戰爭中並びに戰前に比して多数の港の修築が殖えなければならぬのであります。これは水産日本として勢いのしからしむるところでいる。
この前の委員会においても要求がありましたから、水産局長と物價廳の生鮮食料品課の事務官浦上一郎氏が見えております。水産局長の漁業法改正法律案並びに水産業團体法の説明の前に、成るベく短時間だけこの前の質疑の御発言をお願いいたしたいと思います。
松下松治郎君 川村 松助君 青山 正一君 岩男 仁藏君 江熊 哲翁君 三好 始君 矢野 酉雄君 千田 正君 政府委員 農林事務官 (水産局長) 藤田 巖君 説明員 経済安定本部物 價廳生鮮食料品
現に日本は主食にいたしましても、副食にいたしましても、その他の生鮮食料品にいたしましても十分あるのであります。ただ統制経済、価格措置の誤まてる結果から、この闇流れ、横流れとなつて、米の僅かの足らないことが、すべての闇物資インフレの根源となつておる事実に鑑みまして、当然食糧問題の積極的なる改革が必要であると確信するのであります。
ここに私は統制機構縮小の問題を生鮮食料品統制問題に代表させて論じて見たいと存じます。この問題に関連して、私は先日の水産委員会において波多野農相に質問をいたし、経済学者としての農相の説明を期待いたしたのでありますが、物資が少いから統制が必要だとの形式的原則論以上のものは聞けなかつたのであります。
川村善八郎君 坂本 実君 關内 正一君 冨永格五郎君 多賀 安郎君 内藤 友明君 外崎千代吉君 出席政府委員 総理廳技官 坂田 英一君 農林事務官 藤田 巖君 委員外の出席者 総理廳事務官 大谷一太郎君 ————————————— 本日の会議に付した事件 生鮮食料品
○青木委員長 ただいま石原委員より、生鮮食料品の配給確保に関する緊急具体処置に関し、委員会としてこれが善後処置についての態度を決することのために、緊急全委員の集合を求めたいという御意見の開陳がありましたが、委員長といたしましては、皆さんにお諮りするまでもなく、緊急石原君の御意見の通りの処置をいたしまして、その席上において、あらためて本問題に対する委員会の態度を決するよういたしたいと思います。
生鮮食料品の配給確保に関する緊急具体措置に関する質疑を継続いたしたいと存じます。本日は特に経済安定本部生活物資局長坂田英一君並びに商工省綿業課長酒井弘君の御出席がありまするから、御承知を願います。
肥料を運搬するための橋をかけてやらずに、どうしてわれわれが食料増産を要求することができるか。人畜の通うところの村道が決壊しておる。人一人通る事ができないような状態にある。それももし國家が金を出して復旧せずして、どうしてわれわれが民生の安定を論ずることができるのか。私、はこの点について、政府に大勇猛進を喚起せざるを得ないのであります。 民生の安定なくして、生産意欲の生ずるはずがない。
当時我々の結論としましては八品目の魚種において統制して、あとは撤廃するという結論を得て、これを農林当局にその施行方を依頼しようと思つたのでありましたが、遂にそれまでに至らずして、ああした生鮮食料品の統制強化というむしろ盲断に近いような方法によつて現在行れておる。
○國務大臣(波多野鼎君) 生鮮食料品の統制を昨年行いました経緯につきましては、皆さんすでに御承知のことと思いますが、これは世界の食糧事情と関連いたしております。特に我が國が食糧の輸入を連合國側に懇請しなければならんという、そういう大きな事情の下において、ああいう措置を取らざるを得なかつたのであります。從いましてその結果生産意欲を減殺するようなことがあつては相済まんと私は考えております。
○青木委員長 生鮮食料品の配給確保に関する緊急具体措置に関する今までの質疑應答の状態では、この根幹をなす資材の面におきまして、いつどこで何ほどの資材を漁民に渡すのか、また資材を確保せられない現状において、漁民は何をすればよいのかという問題に対しましては、まだ解決が與えられておらない模様であります。
○井上政府委員 昨年末皆さん方の御協力を得まして、生鮮食料品の統制強化に関する緊急処置を講ずるのやむなきに至りまして、実行いたしてまいつたのでありますが、大体におきましていろいろの隘路があり、困難が横たわつておりましたけれども、順次生産関係の方々や輸送関係の方々、また荷受團体、集荷團体等の協力を得まして、順次軌道にのりつつあるのであります。
○鈴木(善)委員 生鮮食料品の配給統制に関しましては、旧臘特に統制強化以來、各方面から政府の措置に関しまして、いろいろな要望及び統制の改善方について強い要望があるのでありますが、統制再強化以來の成果につきまして、政府当局から具体的に御報告を願いたいと思います。
この点は、食料生産の増大を期するのに最も大切な点である。何とぞ明瞭な御答弁を願いたいのであります。 三、耕地の拡張。耕地の拡張は、平面的と立体的と二面に考えなければならないのであります。立体的には、前にも述べた通り、科学的研究が特に大切であるが、平面的拡張は、開墾、開拓である。何ゆえに、これが遅々として進まぬのか。
その次の項目は、供出以外の主食と生鮮食料品との自由販売が中止されておる、このことが原因で非常に國民生活の生活費を上げておるという事実であります。只今政府は二合五勺配給いたしておりますが、その外に幾ら米があつても買つてはならないということになつております。
第二の点は、生鮮食料品の問題についてでありました。生鮮食料品の統制を強化したため、水産物その他野菜にしましても加工品に逃げてしまうのではないかというお話でございました。この点につきましても生鮮食料品の統制は、やはり日本の食糧事情並びに日本のみならず世界の食糧事情との関連におきましてあの生鮮食料品の統制を実行するに至つたのでありまして、この統制を今変更する意思は毛頭持つておりません。