1954-12-04 第20回国会 衆議院 予算委員会 第3号
飜つて現下の諸情勢を検討いたしますと、都市方面の消費購買力はやや低下いたしつつありますが、地方におきましては、災害地を除いては購買力は依然として衰えてはおりません。産業界はその過剰在庫に苦しんでおりましたが、操短その他合理化などによりまして、その苦悩はよほど緩和され、正常化されつつあります。
飜つて現下の諸情勢を検討いたしますと、都市方面の消費購買力はやや低下いたしつつありますが、地方におきましては、災害地を除いては購買力は依然として衰えてはおりません。産業界はその過剰在庫に苦しんでおりましたが、操短その他合理化などによりまして、その苦悩はよほど緩和され、正常化されつつあります。
飜つて考えて見ると、世界のすべての人口が、今日生産過剰国から生産の不足な国と比べて見て、果してどういう工合にこの食糧の自給というものは世界中できるかということがはつきりわからなければ言えない話ですが、近頃聞くところによると中共では食料を非常に増産されているということを聞いている、こういう場合に日本の食糧増産ということに対して、世界銀行が非常に喜んでこれがために支出するという気持になるようなことをさせ
それからもう一つ申上げたいと思つておりますことの一つは、今年の当初以来私の考えでは経済政策の焦点を、一つの大きな柱は、何としても輸出の振興にあると考えましたので、できるだけ短い期間においてできれば二十億ドルということを目標にして正常の輸出をできないものかどうか、それについて先ず目標を作つて、計画的に作業をし分析して見る、そして飜つて国内の経済政策をどういうふうに展開したらいいかということを併せ考えるということでずつと
緊縮政策をとつておりますようなときには特にそれが思い合されるわけでございまして、原料高の製品安ということがともすればもう非常な問題でありますので、そういう点で私どもは今日のところ余り当面のことばつかり考えないで二、三年小くとも先のことを計画的に考えて見ようということで、まだ十分細かく分析して御説明するまでに至つておりませんが、大体昭和三十二年度で十七億四十万ドルくらいの輸出は正常な努力によつてできる、飜つてそのためにはどういう
るのではないかという御疑問でございますが、これは実は私ども議員提案として出します前に、政府与党という立場もございますので、大蔵当局、農林当局とも打合せをいたし、この間に一番問題になります点につきましては、相当議論が闘わされたのでございますが、私どもの考え方といたしましては、本来農業協同組合がかような大きな負担を背負つて今日再建整備に四苦八苦しているという状態は、一日も早くこれを除かなければならない、更に飜つてこれを
数字上はそうでございますが、今度は飜つて日本の実情を見ると、非常に違うので、私ども非常にその点が割切れない感じを持つております。と申しますのは、大体去年あたりから金融引締めが行われて、かなりシヨツクが激しく来ている。
そこでまあ日本の一つの地方の財政計画というふうなものの事情を飜つて考えてみるというと、結局明治の頃においては御承知の通り未だ地方自治は完全に育つておらない、極めて不完全な形になつておるために、いわゆる官治行政というような形をとつておつた。その頃においては地方財政の規模というものは極めて小さなものです。そうして国の財政規模は非常に大きくなつておる。
こういうような実情であるのでありますが、飜つて都民の実情を見てみますと、非常な社会不安が起つておりまして、このことは御案内の通り、どこへ出ましても、自分はまぐろを食わない、いやもう魚を食うのが気持が悪いというような声を至るところで私どもが聞きますが、これがまた魚の売行きにも現われているわけであります。
○大達国務大臣 それは教育の内容で、減退させるとか何とかいうのは教唆、扇動する人の目的とするところでありまして、そういう減退する結果になつたから、あるいは伸長する結果になつたから、飜つてその教育はいわゆる偏向教育である、こういう意味ではありません。今お話になりましたようなことは、学校の先生が教えてさしつかえありません。
併しながら飜つて我々が官庁営繕法を制定した精神からいつて、他の部分にあるところの官庁営繕を全部総合して統一してそうして官庁営繕法に則つて一本の仕方で以てこれがなされるというならば、これは又別の観点から見なければならんと思うのです。
一体こういう事態になつたことも、できたことはできたこととして、今後また問題は問題として、別個に検察庁の断面たる厳重な検索をわれわれは期待するのでありますが、さらにまた飜つて国鉄のこの姿というものが、世人の期待と信頼を裏切るに至つて来た根本的な原因が一体どこにあるのか。
この点を一つお伺いしたいということが一つと、第二点は、雑収入でありまするが、雑収入と申しましてもいろいろあると思いまするが、大きくここに飜つて考えまするときに、例えば電力会社から或る業者が電力を供給してもらうときのそれの施設は、その供給を受けるほうが全部その施設をやらなくちやならないということに相成つておりまして、そうしてこれは配電を廃止する場合におきましては、その施設はそのまま電力会社に無条件に引渡
○説明員(立川宗保君) その辺の実際の漁業者の行動は非常に微妙でありまして、交渉ともいろいろ引つかかりますし、かたがた又一方飜つて考えれば実際それに依存して食わなければならないという漁業者の日々の生活の状態を考慮しなければなりませんので、漁業者に対する方針の示し方というものは非常に苦心をしておるわけでありますが、飽くまで交渉としてはこれは速かに我々の主張を貫徹したいということでやつておりますが、併しこれは
又飜つて本年度仲裁裁定で申しておりまするように、非採算線と申しますか、現在二百三十余の線区の中で採算のとれるものは一割に満たない、こう言つておるわけであります。過般国会を通過いたしました私鉄補助法を仮に国鉄に当てはめて見ると、百五十億くらいの補助が国鉄にされて然るべきだと、こういうことも理由書で申しておるところであります。又運賃の問題がございましよう。
飜つて開発会社の既往の開発地点を見ますと、佐久間、只見川等東日本の低料金地帯に多額の投資を予定していますが、これでは東西の地域差をますます拡大するばかりであるから、西日本三地区のため四国に電源開発会社の資金を重点的に投入せよということが四国電力の強い主張であります。
併しながら一方から飜つて考えて見ますると、独禁法に規定する不況カルテルの結成というものが、実際面におきましては大企業に主として行われやすいということが言い得ると思うのです。
ところが飜つて考えますと、こういつたように私設の設備というものの設置範囲を非常に限定しておりますために、事業を遂行する上から当然この有線設備を持たなければその事業遂行に支障を来たす、或いは農山漁村等の辺鄙な地域におきましては、公衆通信機関の恩恵に浴し得ない、国営のままにおきましては遺憾ながらそういつたような地域についてまでの施設がなかなか手が届きかねる。
二百五十五条の運用の実際を私ども今飜つて見ますというと、これはかなり厳格に運用されておりまして、検事がこれを運用する場合は、必ず検事正の許可を受けなければなかなかこの規定を使うことは許されなかつたのであります。又所によつて期間は十日でありますが、五日ぐらい経つて更に拘束を継続する場合には、検事長の認可を得させるぐらいにやかましく言われておつたのであります。
併し又飜つて考えて見まするというと、実は私も非常に疑問に思つたわけでありますが要は受験生の負担を軽くせしめるというためには、従来こういう試験は東京で一カ所で行なつておつたのが、現在では六カ所、更に一カ所の増設をして、各地方に試験場を設けるというようなことで、旅費とか、或いは宿泊料とか、その他の費用に対して非常に軽減を考える、もう一つは、現在のこの試験委員の実情から見まするというと、試験委員に対する待遇
やつて来られたということは、今から飜つて見ると、今までの免許基準はでたらめであつた、言葉は悪いかもしれないが、でたらめであつたということを裏づけていることになる。免許を許してもらえるかもらえないかということは、その事業区域内における輸送が過剰であるかないかということがいつも論点になつて、いわゆる免許基準を緩和しろ、しないということになつておつた。