2006-04-21 第164回国会 衆議院 国土交通委員会 第15号
私の堺も環濠都市ですし、今井町もあの奈良盆地の中の、飛鳥地方の橿原市の環濠の町、行かせていただきまして、本当に感動いたしました。 中世の時代からの家並みをきちんと保存されていらっしゃいまして、今もちっちゃな環濠が残っております。その一番の今西家というおうちにも行かせていただいて、その家の中も見せていただきました。
私の堺も環濠都市ですし、今井町もあの奈良盆地の中の、飛鳥地方の橿原市の環濠の町、行かせていただきまして、本当に感動いたしました。 中世の時代からの家並みをきちんと保存されていらっしゃいまして、今もちっちゃな環濠が残っております。その一番の今西家というおうちにも行かせていただいて、その家の中も見せていただきました。
法律に基づく措置は行われておりますが、法制定の精神というのですか、 飛鳥地方の遺跡等の歴史的文化的遺産がその周辺の環境と一体をなして、我が国の律令国家体制が初めて形成された時代における政治及び文化の中心的な地域であつたことをしのばせる歴史的風土が、明日香村の全域にわたつて良好に維持されていることにかんがみ、かつ、その歴史的風土の保存が国民の我が国の歴史に対する認識を深めることに配意し、住民の理解と
十二年度からは、飛鳥地方における枢要な遺跡でありますキトラ古墳及びその周辺に、閣議決定を経て、歴史文化学習等の拠点として整備を推進する予定にいたしておりますが、整備をする公園についても、明日香村整備計画に基づき整備の推進を図っていきまして、そして、これは日本の歴史、今二〇〇〇年と言いますが、もっとさかのぼる日本の歴史が明らかにされてくる、その日本の歴史と伝統、そしてまた独特の文化というものを教育の中
○国務大臣(小渕恵三君) 昭和四十五年ころ、高度成長期の開発の波が明日香に押し寄せまして、同年五月に、当時の佐藤総理が現地視察を行いまして、明日香保存が世間で大きな話題になった年でありますが、歴史的風土審議会から同年九月十一日、飛鳥地方における歴史的風土の保存に関する当面の方策について内閣総理大臣に答申が行われたわけでございます。
○国務大臣(小渕恵三君) 御指摘は、明日香法を提出するに至るまでの経緯、背景あるいは意義等についてのお尋ねかと思いますが、 〔委員長退席、理事茜ケ久保重光君着席〕 若干、経過を申し上げますと、明日香村における歴史的風土の保存につきましては、昭和四十五年に「飛鳥地方における歴史的風土および文化財の保存等に関する方策について」閣議決定を行いまして、歴史的風土の保存地区、史跡の指定の拡大、道路、河川等
こういう点についての問題点についてひとつお伺いしたいと思いますし、確かに「あすか」という名前が行政区として残っておるのは明日香村でありますけれども、橿原市の市域、桜井市の市域もこれはもともと一体の飛鳥地方と、こう考えるわけですが、その中で埋蔵文化財等は一体性を持ってこの地域に広がっておると思うわけであります。
この法律案は、飛鳥地方の遺跡等の歴史的文化的遺産がその周囲の環境と一体をなして、わが国の律令国家体制が初めて形成された時代における政治及び文化の中心的な地域であったことをしのばせる歴史的風土が、明日香村の全域にわたって良好に維持されていることにかんがみ、かつ、その歴史的風土の保存が国民のわが国の歴史に対する認識を深め、国を愛する心の滋養に資するものであることに配意し、住民の理解と協力のもとにこれを保存
これも前回私申し上げましたが、私が一議員としてこの問題に関心を寄せておった時代から考えますと、いわば明日香村のための法律でありますが、同時に飛鳥地方、飛鳥時代を思い起こすための文化的立法の一つである、戦後、二十年、三十年時代には考えられなかった国民的コンセンサスが得られる意味での法律だ、こう考えておるわけでありまして、国土愛も一つの目的でありますが、同時に国土愛に出発した古都保存法に根っこを持っているとすれば
○井上(敦)委員 国立奈良の研究所の鬼頭清明氏が「文化財保護の実務(上)」に載せている論文によりますと、 現在、飛鳥地方にあると文献史料上に残されている宮殿遺跡の数は、二十一カ所、七世紀代の文献、遺跡両方から知られる寺院跡の二十七カ所、古墳が約百基、また石造遺物が十カ所存在している。
○瀬崎委員 昭和四十五年十二月の「飛鳥地方における歴史的風土および文化財の保存等に関する方策について」と題する閣議決定で、一応飛鳥に関係する文化財の保存及び環境整備の措置が講じられたことになっているわけですが、このとき、四十五年時点で直ちに特別立法を政府が意図しなかった理由は何かあったのですか。
○瀬崎委員 明日香村にあります、あるいは飛鳥地方にあります文化財の保存、これは地下にある文化財の保存が中心でありますために非常に困難を伴うわけでありますが、これを成功裏に進めるためにも、専門家といいましょうか、飛鳥の文化財を系統的に研究していらっしゃいます研究者の方々とそれから明日香の村民とが、対立関係になるのではなくて、できるだけ協力関係になることが大事ではないかと思うのですね。
○中村(茂)委員 次に、先ほどからいろいろお話が出ておりますように、歴史的風土審議会で四十五年に答申が出されて、その答申に基づいて閣議決定が四十五年の十二月に出されてきたわけですけれども、その中で、答申されたのは「飛鳥地方における地域住民の生活と調和した歴史的風土の保存のための方策について」、それから閣議決定の方は「飛鳥地方における歴史的風土および文化財の保存等を図るため、」こうなっているわけですね
昭和四十五年に「飛鳥地方における歴史的風土および文化財の保存等に関する方策について」と題する閣議決定が行われました。一応具体的に道路の名前も挙がった道路改良、あるいはまた飛鳥川という固有名詞を付した河川改修、公園、ごみ処理場、駐車場、周遊歩道などの村民対策を講ずること。
政府といたしましては、昭和四十五年に、飛鳥地方における歴史的風土及び文化財の保存等に関する方策につきまして閣議決定を行いまして各種の施策を講じてきたところでありますが、その後、地元から繰り返し明日香村についての特別立法を要望する陳情を受けてまいりました。
改めて飛鳥地方の遺跡はその周囲の環境とともに保存しなければならない理由は国民の今日的課題とどう結びつくのか、担当者の御意見をお聞きいたします。
この法律案は、飛鳥地方の遺跡等の歴史的文化的遺産がその周囲の環境と一体をなして、わが国の律令国家体制が初めて形成された時代における政治及び文化の中心的な地域であったことをしのばせる歴史的風土が、明日香村の全域にわたって良好に維持されていることにかんがみ、かつ、その歴史的風土の保存が国民のわが国の歴史に対する認識を深め、国を愛する心の涵養に資するものであることに配意し、住民の理解と協力のもとにこれを保存
また、飛鳥地方の歴史的風土の保存を助長するためにも、土地利用等に規制を加えられ、日常生活にも種々の制約を受けておる地域住民の生活との調和を図ることが重要であることは御指摘のとおりでございます。そのための施策につきましては、政府部内で鋭意検討を行っているところではございますけれども、できるだけ早期に結論を得まして、有効な対策を進めるよう努力してまいるつもりであります。
○中村(清)政府委員 確かに飛鳥地方は特殊の性格を有しておる地域でございますが、一方さりながら、市街化区域あるいは調整区域というのがちゃんと決まっておるのも事実でございます。
明日香村、あるいは奈良県から、飛鳥地方における歴史的、文化的遺産、歴史風土、あるいは自然的環境の維持、保全に対する地域住民の積極的協力を得るため、その生活の安定と福祉の増進を図るための特別措置法を定められたい、こういう要望が数年前から出てまいっておることは承知いたしておるわけでございます。
○原田国務大臣 いまの飛鳥保存財団が寄付金を集めて飛鳥のこのたび発掘されました高松塚の古墳保存という問題で、六億という金が集まったということが非常に膨大であるということでございますが、実はこの飛鳥地方全般に、明日香村一つとらえてみましても、これ全体がいわゆる日本の歴史というものの幕明けを告げるところの重大な国民的な文化遺産でございまして、これを全部国の費用でどうするかということにつきましては、根本の
そこで、御承知のようにこの法律の内容というのは、最後のところをちょっと読みますと、「第五条第一項に規定する寄附金つき郵便葉書等は、同条第二項に規定するもののほか、飛鳥保存財団が調達する飛鳥地方における歴史的風土及び文化財の保存等に関する事業で政令で定めるものに必要な資金に充てることを寄附目的として発行することができる。」
また、公害対策並びに環境保全特別委員会の審査を終了する予定の自然環境保全法案、農林水産委員会の審査を終了する予定の森林法の一部を改正する法律案、逓信委員会の審査を終了する予定の飛鳥地方における歴史的風土及び文化財の保存等に必要な資金に充てるための寄附金つき郵便葉書等の発行の特例に関する法律案の各案についても、本会議までに同委員会の審査を終了してまいりました場合には、緊急上程するに御異議ありませんか。
―――・――――― ○本日の会議に付した案件 一、佐藤内閣総理大臣問責決議案(加瀬完君外 三名発議)(委員会審査省略要求事件) 一、国家公務員等の任命に関する件 一、日程第一及び第二 一、日程第七 一、日程第三より第六まで 一、日程第八より第一九まで 一、海上交通安全法案(内閣提出、衆議院送 付) 一、郵便貯金法の一部を改正する法律案(内閣 提出、衆議院送付) 一、飛鳥地方
○副議長(森八三一君) この際、日程に追加して、 郵便貯金法の一部を改正する法律案(内閣提出、衆議院送付) 飛鳥地方における歴史的風土及び文化財の保存等に必要な資金に充てるための寄附金つき郵便葉書等の発行の特例に関する法律案(衆議院提出) 以上両案を一括して議題とすることに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○副議長(森八三一君) 次に、飛鳥地方における歴史的風土及び文化財の保存等に必要な資金に充てるための寄附金つき郵便葉書等の発行の特例に関する法律案の採決をいたします。本案に賛成の諸君の起立を求めます。 〔賛成者起立〕
すなわち、この際、加藤常太郎君外十五名提出、飛鳥地方における歴史的風土及び文化財の保存等に必要な資金に充てるための寄附金つき郵便葉書等の発行の特例に関する法律案を議題となし、委員長の報告を求め、その審議を進められんことを望みます。
————◇————— 飛鳥地方における歴史的風土及び文化財の保存等に必要な資金に発てるための寄附金つき郵便葉書等の発行の特例に関する法律案(加藤常太郎君外十五名提出)
飛鳥地方における歴史的風土及び文化財の保存等に必要な資金に充てるための寄附金つき郵便葉書等の発行の特例に関する法律案を議題といたします。
飛鳥地方における歴史的風土及び文化財の保存等に必要な資金に充てるための寄附金につき郵便葉書等の発行の特例に関する法律案を議題といたします。 まず、発議者衆議院議員小渕恵三君から趣旨説明を聴取いたします。衆議院議員小渕恵三君。
飛鳥地方における歴史的風土及び文化財の保存等に必要な資金に充てるための寄附金つき郵便葉書等の発行の特例に関する法律案を問題に供します。 本案に御賛成の方の挙手を願います。 〔賛成者挙手〕
○衆議院議員(小渕恵三君) ただいま議題となりました飛鳥地方における歴史的風土及び文化財の保存等に必要な資金に充てるための寄付金つき郵便葉書等の発行の特例に関する法律案について提案の理由を御説明申し上げます。 この法律案は、自由民主党、日本社会党、公明党及び民社党の四党共同提案によるものであります。
—— 委員の異動 六月九日 辞任 補欠選任 米田 東吾君 石橋 政嗣君 同日 辞任 補欠選任 石橋 政嗣君 米田 東吾君 同月十六日 辞任 補欠選任 米田 東吾君 石橋 政嗣君 同日 辞任 補欠選任 石橋 政嗣君 米田 東吾君 ————————————— 六月十六日 飛鳥地方
本日付託になりました加藤常太郎君外十五名提出にかかる飛鳥地方における歴史的風土及び文化財の保存等に必要な資金に充てるための寄附金つき郵便葉書等の発行の特例に関する法律案を議題とし、審査に入るに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○小渕議員 ただいま議題となりました飛鳥地方における歴史的風土及び文化財の保存等に必要な資金に充てるための寄附金つき郵便葉書等の発行の特例に関する法律案について、提案の理由を御説明申し上げます。 この法律案は、自由民主党、日本社会党、公明党及び民社党の四党共同提案によるものであります。
○政府委員(安達健二君) 飛鳥保存財団についてちょっと申し上げますと、この飛鳥保存財団は、四十五年の十二月十八日に「飛鳥地方における歴史的風土および文化財の保存等に関する方策について」という閣議決定がございまして、その際、歴史的風土の保存ということになりますると、古都における歴史的風土の保存に関する特別措置法というのがございましてこの所掌が総理府であるということと、それからこの飛鳥の保存ということにつきましては
その中で、特にいま公害の問題とか自然環境保全という問題が非常に強く強調されているけれども、しかし私は、個人としては、文化的な遺産を含んでいる歴史的環境保全こそ重要に考えていかなければならぬし、また、これに力を入れていかなければならぬと思うので、そういう面について、飛鳥の歴史的環境保全の問題について、「飛鳥地方における歴史的風土及び文化財の保存等に関する方策」というものをいわゆる閣議決定をした、あるいはまた
あるいは飛鳥地方における重要史跡の保存ための発掘調査、管理等の保全事業に対する強力な財政措置を講じてもらいたいというのが実態でございます、たとえば板蓋宮というのが出てまいりました。この板蓋宮の発掘調査がいまなされております。しかし補助率は二分の一であります。そうすると、当然半分は県や村が持たなければならない。
飛鳥地方の保存対策についての基本的な国の考え方を打ち出したわけでございまして、この中身につきましては、大きく分けまして、保存をするためのいろんな地域地区制等を、現存の諸制度の充実や必用によってこれを整備拡充していくという点が第一点でございます。それからもう一点は、飛鳥地方の地域住民の生活向上も含めましたいわゆる開発でございます。