1990-03-29 第118回国会 参議院 建設委員会 第2号
飛鳥地区の児童公園でございますが、用地取得がこれも難航しておりますけれども、三年度に事業着手の予定でございます。それから明日香周辺の遊歩道は平成二年度に完成する予定となっております。 以上でございます。
飛鳥地区の児童公園でございますが、用地取得がこれも難航しておりますけれども、三年度に事業着手の予定でございます。それから明日香周辺の遊歩道は平成二年度に完成する予定となっております。 以上でございます。
国としてやるもの、県としてやるもの、村としてやるもの、この協力で飛鳥地区の整備は行っております。
○山中政府委員 飛鳥地区につきましては、平城宮とかあるいは藤原富みたいに、いわば宮殿形式の集中した都市構成になっておりませんで、さらに前の時代でございますので、何々宮、何々宮というものが分散いたしております。それを順次発掘調査いたすわけでございまして、当時の官寺である、たとえば大官大寺とか飛鳥寺とか、こういうものを全部含めて順次調査しておるわけでございます。
しかし、その前に、この明日香村の中にいわゆる飛ぶ烏の飛鳥というものに印象づけられる地区とすれば、それを越える地域があるわけですけれども、したがって、この法律がいろいろ企図された段階におきましては、いわゆる明日香村という現在における行政地区の一つの地域の中だけを目的にする法律でなくて、いわゆる歴史的な飛鳥地区を対象にすべきだという議論も世上あったことも私ども承知をしておるんです。
昭和四十六年に発足をして以来十年たつわけですが、これまでの段階では、政府の飛鳥地区の文化財保存対策は実際上この財団任せであったというふうに私ども受け取っておるわけですが、この手で行われたかなりの額の投資というのは駅前広場であり国際の家であり、こういうような観光施設につぎ込まれておって、私の聞くところでは支出の総額約二十八億円、この中で村または地域住民に行った助成金というのは七千六百万円というふうに聞
なお、明日香村の関係で申しますと、国立の奈良文化財研究所のスタッフが全面的に協力いたしておりますので、その分だけ特に飛鳥地区については体制としては力が入れられているかと考えております。
その後昭和五十三年になりまして、いろいろの問題点ももちろん起こってまいりますし、歴史の見直しといいますか、また飛鳥地区に対する国民の関心が大変に深くなりまして、そのために百万人を超えるような人が現地を訪れるようなことになりまして、いろいろな問題を惹起してきたというようなこともありまして、奈良県あるいは地元としてももう一度この地区についてしっかりとした政府の施策を考えてほしい、こういう要望がありまして
○小渕国務大臣 先ほど来申し上げますように、この飛鳥地区がわが国の国民全体のふるさとであるという認識に立っているわけでありまして、律令国家発祥の地である、また当時初めて、倭と言われた日本の国号が日本というふうに対外的に認められたというようなこと、仏教文化の開花とかそういうことを考えますと、この地区が歴史的に日本人のふるさとであるというような感じがありまして、そのことを歴史的に認識を深くすればするほど
○山中説明員 発掘調査の問題につきましては、飛鳥地区につきましては村だけにお任せしないで、国も奈良国立文化財研究所を持っておりますのでこれも当たる、奈良県も県立で橿原考古学研究所を持っておりますのでそれも当たるということで今日まで進めております。
あるいは、飛鳥地区以外のいろいろな地域にも、同じような問題が出てくるのではなかろうか。あるいは国や地方の財政上の問題とか、いろいろ検討すべき問題が多々ございまして、現在のところ、法制化までには至っていないわけでございます。 今後、地元の住民の御要望などを承りつつ、関係各省庁と十分協議してまいりたい、このように考えておるわけでございます。
○説明員(高橋恒三君) 四十五年の閣議決定におきまして、文化庁といたしましては、藤原・飛鳥地区の指定地域を国費で公有化するということでございまして、藤原宮と、それから飛鳥地域の飛鳥手、川原寺等の地域の買い上げと、それから飛鳥の奥山に歴史資料館をつくるということで、現在土地買収も終わりまして、設計も終わり建築にかかるというところでございます。
それによって飛鳥地区の皆さんの気持も、さらに文化保存に熱意をわき立たせていただきたいというような意味も込めまして補助金を出すというようなことで、飛鳥保存財団におきましては、昭和四十六年度では六百二十三万九千円という額を補助をいたしているような次第でございます。
それから同じく昨年の十月に、例の古都法に基づきますところの歴史的風土特別保存地区というものが現にこの飛鳥地区には設定されておりますが、それをさらに四十二ヘクタール拡張をすることにいたしたのでございます。
たとえば一例をあげますと、いまは私の手元で一応やりましたから何とかできましたけれども、飛鳥地区の保存というような場合において、古都保存法と文化財保護法というものを新しい視野からながめ直して、全く独自の国の措置としての閣議決定までいたしました飛鳥地方の天然の先祖伝来の民族の心のたたずまいを保存するというようなことは、今後のやはりこの条項を受けての環境行政の一つの大きなモデルケースになるのではなかろうかというふうに
飛鳥地区につきましては、飛鳥寺のあとの指定地で人家密集地を除いたあと、それから安居院のところを除いた部分についての買い上げをしてここを計画的に整備をしたい、こういうのが中心になっておるわけでございます。
○内田善利君 私は文化財保護に関して質問したいと思いますが、前回このことについては御質問したわけですけれども、飛鳥地区の保護のことについてですけれども、歴史的風土審議会と文化財保護審議会とで意見の一致を見ない部分があったわけですけれども、今後、全国的にも十七万カ所も遺跡をかかえている日本としては、非常に大きな問題ではないかと思うんですが、先日は、不一致の点について、文部大臣は、山中長官にお会いして話
場所はそれぞれ分かれておりますが、これは機能的には飛鳥地区における公園の総合計画に基づいて整備いたしたい。現在のところこれは予算要求の段階でございますが、国の保護で建設、管理という考え方に立っております。もちろんこれは、先ほどお話がありました都市計画公園として設置するということでございます。
きょうこの文化財保護に関する小委員会が開かれるということで出てまいりましたが、取り上げられる議題が実は初めわかっておりませんで、ここへ参りましたら飛鳥地区の保存問題の説明が行なわれるということでございます。
私たちも文教部として何回も調査には行っているわけでございますけれども、今回も七月七日あたりに地元の明日香村の飛鳥地区の方々が反対期成同盟なんかをつくって、いろいろ要望なんかも出しているようでございます。
○小林武君 まあ非常に慎重な御答弁のようでありますが、この飛鳥地区についても、やはりいまのうちからその面の計画を立てられたらいいのではないですか、これはひとつ御注文をしておきましょう。飛鳥地区についてどういう見解か、後ほどまたあれしますから、関係方面と十分御検討の上、ひとつ私にお答えをいただきたいと思う。
○政府委員(村山松雄君) 飛鳥地区は、現在では藤原地区よりさらに西南側になるわけでございまして、現在ではまだそれほど、何といいますか、都市化の傾向を見せておりません。