2016-03-25 第190回国会 衆議院 環境委員会 第5号
既存の管理型処分場へ搬入する焼却灰につきましては、放射性セシウムの溶出が比較的多い飛灰等についてセメント固形化を行うほか、雨水の浸入を抑制する土壌層やシートの設置、浸出水の処理などを行い、放射性物質の漏出防止のための多重防護の措置を講ずることとしております。
既存の管理型処分場へ搬入する焼却灰につきましては、放射性セシウムの溶出が比較的多い飛灰等についてセメント固形化を行うほか、雨水の浸入を抑制する土壌層やシートの設置、浸出水の処理などを行い、放射性物質の漏出防止のための多重防護の措置を講ずることとしております。
○政府参考人(鎌形浩史君) ガス化溶融炉につきましては、御指摘のように、ダイオキシン類対策の推進に伴って飛灰等のダイオキシン濃度が著しく低下したことで、この設置というものは原則としないというようなことで補助金の運用をすることにしたということでございます。
その結果、一キログラム当たり八千ベクレル以下の飛灰等を最終処分できずに一時保管していた廃棄物処理施設、この数でございますが、全体で、回答のあった二百八十三施設のうち、平成二十三年度は四十を超えてございましたが、平成二十六年度では十カ所以下ということになってございます。
具体的に言いますと、十六都県にアンケート調査を行った結果では、八千ベクレル以下の飛灰等を最終処分できずに一時保管している廃棄物処理施設の数は、回答のあった二百八十三施設のうち、平成二十三年度は四十を超えておりましたけれども、平成二十六年度は十カ所以下になっているという話を聞いております。
○政府委員(小野昭雄君) 微生物を用いましたダイオキシン類の処理技術につきましては、先生今御指摘のございましたように、これまでに研究者によりましてさまざまな研究結果が報告をされているところでございますが、廃棄物処理の分野でこれらの技術を実用化いたしますためには、高濃度のダイオキシンが含まれます廃棄物の飛灰等の中におきまして微生物による分解が本当に有効に行われるか否かといった点につきまして、なお調査研究
○小野(昭)政府委員 豊能郡美化センターにおきましては、不完全燃焼等のさまざまな要因によりまして汚泥あるいは飛灰等に高濃度のダイオキシンが含まれる結果となったものというふうに推定をされるわけでございます。
確かに、安全性をより高めますためには、飛灰等に含まれておりますダイオキシン類を無害化するということは非常に重要なことだというふうに認識をいたしております。
○小野(昭)政府委員 飛灰等に含まれますダイオキシン類を分解する技術を開発するということは、処理の安全性をより高めるという観点からも極めて重要でございますし、環境保全上も極めて重要なものと認識をしております。
そういう意味で、市町村の施設につきましてはおおむね飛灰等も含めての実態の把握ができているかと思っております。