2000-05-25 第147回国会 参議院 国土・環境委員会 第19号
人体への影響は御案内のようにすぐにはあらわれないわけですが、河口に近い相模湾では魚介類の売り上げが激減したり、鵠沼海岸への観光客の足が遠ざかったり、既に多大な風評被害というか、実質的に被害が発生しております。
人体への影響は御案内のようにすぐにはあらわれないわけですが、河口に近い相模湾では魚介類の売り上げが激減したり、鵠沼海岸への観光客の足が遠ざかったり、既に多大な風評被害というか、実質的に被害が発生しております。
先ほど来、中川議員からの話にもありましたとおり、太平洋に面した長万部—室蘭間の当該地域が交通の要衝にもなっておりましたので、わかりやすく言うと、北海道のパッケージツアーというのは、例えば函館と洞爺湖、洞爺湖と札幌、函館と登別といったように、当該箇所をまたいでセットされているものが多くて、今回、何か北海道全体が噴火にまみれているのではないかという風評被害が一点。
あるいは、最近の有珠山の火山災害から生じた北海道経済のいわゆる大動脈であります交通路の破壊あるいは風評被害、そういった意味での深刻な打撃を受けているわけでありますし、また今回の牛に発生いたしました口蹄疫、こういった面などを考えていきますとまさにトリプルパンチでございますけれども、これはまた我が国の危機管理にかかわる問題でもあるというふうに私は認識しております。
○政府参考人(樋口久俊君) 風評被害につきましてですが、一番大事なことは正しい情報を伝えるということだと思います。私どもは、毎日日報をこの口蹄疫に関して出しておりますが、その際も重ねてその話はいたしておりますのと、厚生省さんの協力を得まして公衆衛生上問題はないということもしばしば機会をとらえて言っていただいています。
○加藤修一君 時間がないからちょっと先に進みたいと思いますけれども、風評被害ということで十勝ブランド、北海道ブランドについて消費者が敬遠するところが出ているように聞いておりますし、畜産品と全く関係のない農産物に対してもそういった傾向が出始めているというふうに聞いております。
今後、先ほども北海道での口蹄疫発生に関しまして、やはり一番問題になるのは風評被害の発生の防止ということでございまして、多少ともそういう懸念のされることがあったというような先ほど中川委員の方からお話もありましたけれども、この風評被害の発生防止のために現在どのような対応を農水省としては行っているのか、お聞きしたいと思います。
風評被害の対策につきましては、関係者に対しまして正確な情報を提供することが最も重要であると考えております。 人間に感染するかしないか、今の辞典の書き方は簡単に感染するような書き方であるわけでありますから、やはりこういうことについては正確な情報をそれぞれのところにしっかりと送って、記述を直してもらうというようなことも当然なすべきことではないか、こう思います。
○政務次官(金田勝年君) 風評被害を予防するというのは、関係者に対しまして正確な情報を提供するということが非常に重要なポイントになるわけでありまして、先ほど中川委員から、北海道の口蹄疫の発生に伴います風評被害の予防について、広辞苑の記述まで御指摘いただいてあったわけです。
ということで、風評被害というのはなるべくなくすような形でキャンペーンを張るということが非常に重要だということで、事後的な対策として今説明をいただいたわけでありますけれども、こういった六つの方策を今説明申し上げましたけれども、なかなか難しい話なんですね、コントロールをいかにするかといっても。
それでは次に、運輸省にお願いしたいわけでありますけれども、こういった災害にありがちなケースでございますけれども、風評被害ということが随分と今回のケースについても言われておりまして、例えば洞爺湖は今入っていくことが当然できないわけでありますから、そこは直接的な被害ということで、四月現在でも、昨年のケースを考えていきますと十億円ぐらい見込んでいたものが全く入ってこないという現状であります。
先ほど風評被害についてお尋ねしたわけですけれども、要するに登別の観光協会によると、例年の九万人を見込んでいたけれども、前年に比べて二万人前後は減る見通しになっていると。
○玉沢国務大臣 冒頭に、つまり、一食四十キログラムとらなければ危険値に達しないという私の趣旨は、とかく風評被害みたいなものがございまして、過度に危険だ、危険だと言うことによりまして多くの誤解が生じるわけでございますので、そういう点について正確な情報を明確にしておきたい、こういう趣旨でございます。
汚染情報というのは、能勢や所沢でも深刻でしたけれども、風評被害の問題などでなかなか情報が提供されません。所沢や大阪の能勢でも実感いたしましたけれども、情報があるのに出さないのと、そして調査したら公表しなければいけないし、公表したらパニックが起きるかもわからないということで出し渋って、所沢がいい例ですが、そんなことがありました。
その調査をして、結果が出て、そのことだけが流れますと、いわゆる風評被害ということにつながるということを生産者の方は大変恐れておりまして、そうなりますと、調査をしてきちんと対応するというのは結構だけれども、それを公表して、数字だけがひとり歩きするということはやめていただきたいという気分がこれまでかなりあったと思います。
次に、風評被害対策の現状について質問いたします。 昨年末の臨時国会において、与野党の衆議院議員の皆さんの御協力により、茨城県東海村核燃料施設事故による被害者救済に関する国会決議を満場一致で可決していただきました。この国会決議に対して政府はどのように対処したのですか。現状について、農林水産大臣、科学技術庁長官、通産大臣に御質問いたします。
農林水産省といたしましては、事故直後から、風評被害を含め、農林漁業者等への影響に関する情報提供を行うなど、科学技術庁と連携を図りつつ、農林漁業者等の被害の救済が適切に図られるよう対応してきたところであります。
はもとよりでありますが、北海道観光連盟、北海道観光プロモーション協議会、登別観光協会、洞爺湖温泉観光協会、日本観光協会、国際観光振興会、こういう方々に緊急にお集まりをいただきまして、北海道で、確かに有珠山の周辺は危険を伴うところがあるかもしれない、この予想というのはまだなかなかつきかねる、しかし、その周辺あるいはそれ以外の北海道、これは全然安全で、まさにベストシーズンを迎えようとしているときでありますから、風評被害
これも今さまざまな被害、風評被害という面も含めて、実際に大きな影響が出ているわけですね。 これは、市が漁協から聞き取り調査した概要で、四月の七日までの時点なんですが、例えばシラス関係でいえば、四月一日から四月七日まで、シラスの水揚げ約五百キログラム、それが三分の一ぐらいしか売れないとか、定置網の場合は、これは朝市、通常二百人ぐらいが、四月二日は百三十人ぐらいですね。
○清水国務大臣 今先生御指摘のような、風評被害に対しまして住民の方々から補償要求が出された場合には、やはり民事上の問題として解決すべきものだというふうに考えます。 私といたしましては、そうした問題については、やはり当事者同士のお話し合いが進められて、そして円満な解決がされることを期待するところでございます。
同時にまた、風評被害といいますか、北海道全域にこの問題が及びつつありまして、早く、この誤解に基づいた、そうした観光関係の皆さんが北海道の旅行を取りやめるというようなことのないようにしていかなくてはならないと思いまして、一昨日、関係者にお集まりをいただきました。
特に、この影響をもたらすのが川だけでなくて海に及んでいる、そういう点で、漁業への影響や風評被害も出ているわけであります。ヒラメとかシラスとかアジとか、それから貝類、特にナガラミという貝がなかなか名物なのでありますが、そういうところに蓄積されている、魚介類への蓄積が非常に恐ろしいということをみんな言っておるわけであります。
そういう方々のために、実は、風評被害などで、登別などもゴールデンウイークを間近にしてキャンセルが相次いでいるということでありまして、ホテルがかなりあいております。そういったホテルとか、あるいは倒産したエイペックスなどのホテルを借り上げて、そしてそこに避難されている方々を住まわせてさしあげるような、そういうある意味でのソフトな対策というものをぜひお願い申し上げたいと思います。総理、いかがでしょうか。
現在、洞爺湖温泉街を初めとしまして、観光地であります被災地が大変に大きな打撃を受けているのはもうよく御存じだというふうに思うのですけれども、間接的な風評被害とでも申しますか、近郊にあります登別の温泉街の方でも、噴火が始まってからこの二週間で約一万五千人分のキャンセルが出ておりまして、四月の入れ込み客は約二〇%ダウンの見通しという状況にあります。
○藤野政府参考人 先生今御指摘いただきました、今回の有珠山の噴火に伴いまして、地元の洞爺湖温泉はもとより、直接被害を受けていない登別温泉を初めといたします他の北海道内の観光地につきましても、キャンセルが生じる等大きな被害、影響を受けているということは承知しておりまして、観光客の入り込みがこれ以上落ち込むことがないように、道内の他の地域の観光地に関する風評被害対策も極めて重要な課題であると認識しております
ダイオキシンのホウレンソウの問題で大きな問題となりまして、知事みずからが出て陳情して、そしてまた駅前でチラシも配布をして、参議院議長をやった土屋義彦知事でございますが、私どもも推薦をしてやっている知事でございますが、一生懸命に知事も努力をされておるわけでございますので、国民がこの重大な影響を与えるダイオキシン問題については不安を払拭していかなくちゃならないと私は思いますので、そういった意味におきまして、風評被害
農水省としまして、もし今回の家畜の伝染病が起こらなかったらば推移したであろうような価格がこの風評被害と言われるようなもので下がってしまって、生産者あるいは流通業者が影響をこうむった、損失をこうむったというような場合に、何らかの支援策というものがあるのかどうか、お聞きしたいと思います。これは大臣に。
○国務大臣(玉沢徳一郎君) まず、委員の先ほどの質問でございますが、やはり風評被害に対して、これは人間には影響しないんだということと、風評被害が起こることによりましていろんな被害を農家に及ぼすということがないようにPRには万全を期していくということが大事である、こう思います。
○渡辺孝男君 それから、風評被害という言い方がいいのかどうかわかりませんけれども、これまで農林水産省としまして、誤解に基づくようなそういう風評被害というようなものが起こらないようにどういう対策を行ってきたか、並びに今回のこの伝染病に伴いまして宮崎県あるいはその周辺以外に遠隔地でそういう風評被害と言われるようなものが起きているのかどうか、どういう調査をされておってどういう結果が得られているのか、お聞きしたいと
また、風評被害によりまして、野菜の段ボールから東海の文字を消したり、それでもやはり特産の干し芋はそうはいかない、半値近くに値下がりしているというような金銭的な補償の問題。
風評被害に苦しむ農民の声、発病の不安におびえる被曝者の声、原子力の安全性への不安を抱える住民の声、こうした声を本当に聞いて長官に発言してほしいというふうに私は思うのですね。僕は、行政責任がないと言ったその後に行ったのですけれども、それぞれ農民も訪ねました、被曝者の皆さんにも十数名集まっていただいてさまざまな悩みを聞きました。東海村の役場にも行きました。やはり相当な怒りですね。
いわゆる風評被害につきまして、事故直後から大変私どももこの問題については憂慮いたしまして、いろいろなところに茨城県産の農産物あるいは水産物等々購入していただくように私たちの立場でお願いもし、我々科技庁でも干し芋を買って、私も食べました。
○辻(一)委員 ちょっと二、三分時間があるようですから、最後に一点伺いたいのは、風評被害の問題です。 これは、農家の方とも三軒ほど自宅を訪ねて懇談をし、そこのJAといいますか、農協の皆さんともいろいろ意見を聞きましたが、第一次風評に対する補償は去年の十二月末一応行われているということです。しかし、第二次の補償というか、風評というものはどのぐらいの範囲が被害なのか、非常に難しい問題ですね。
その当初の一度目の会合の折には、固定化された形でプラントをして全国のダイオキシンの汚染土壌が能勢に集中するのではないかというような懸念もあったわけでございますが、賛否両論ございましたが、しかし最近では、大阪府知事、そして地元の原田府会議員ともども、地元の要請も踏まえまして、最近では、ぜひとも風評被害や住民の不安感を払拭するためにも実証調査が確実に実施されて、安全性があるならば実施をしてくれという賛成
所沢周辺の農作物につきましてダイオキシンにより汚染されているという報道を受けまして、風評被害等の問題に早急に対処するために、環境庁といたしましては、農林水産省、厚生省、さらには埼玉県と連携をとりまして、問題となりました地域の農作物あるいは大気、土壌、水などの周辺環境中のダイオキシン類濃度を総合的に調査いたしました。そして、迅速に調査結果を公表したわけでございます。