1954-05-31 第19回国会 参議院 法務委員会 第51号
我々は営業は勿論のこと、もう常業権どころの騒ぎではないのでありまして、風呂敷包を持つて表に飛出す。そうして区役所からそのほうの係の人が参りまして、お前たちはともかく勝つためには止むを得ないじやないか。
我々は営業は勿論のこと、もう常業権どころの騒ぎではないのでありまして、風呂敷包を持つて表に飛出す。そうして区役所からそのほうの係の人が参りまして、お前たちはともかく勝つためには止むを得ないじやないか。
風呂敷包殆んど一ぱい包んで行かなければならない量である、こういう現金がその後、これはやはり事実において出ておるのです。そこであなたが言われるように、どうもその点がまあはつきりとせない、どうも私の頭ではこの金の行き方については納得が行かない。
リユツクを担いだ若者や風呂敷包を提げた女の方々が三十人程連行された模様であります。(「弱い者いじめが吉田内閣だ」と呼ぶ者あり)二千人と言えば四五百戸を有する相当大きな村落に匹敵する人口であります。主食持出しの疑いあるからといつて、寢靜まつた村落を襲つて全村民を一應戸外に連出すと同様の暴挙であります。今の旅館に悠々と高い金を拂つて泊るよき身分の者は少数であります。
實は私の手もとにあつた大きい風呂敷包は今司令部へ提出してありますのでそういう事情にあることを御了承願います。