2019-05-14 第198回国会 衆議院 農林水産委員会 第11号
では、どうしてドイツがこういった木材生産量をふやすようになったかといいますと、一つは風倒被害によって大量の木材が出てきたということがあるんですけれども、その中で製材業が大きく発展していきました。原木を五十万立方メートル以上生産するような工場が幾つもできて、それが全国各地に点在するんですね。
では、どうしてドイツがこういった木材生産量をふやすようになったかといいますと、一つは風倒被害によって大量の木材が出てきたということがあるんですけれども、その中で製材業が大きく発展していきました。原木を五十万立方メートル以上生産するような工場が幾つもできて、それが全国各地に点在するんですね。
森林は、国土保全等の機能を通じまして、道路を始めとする重要なライフラインの保全にも一定の役割を果たしているところでございますけれども、間伐等が行われないために過密化をいたしまして、風倒被害が発生しやすい森林もあるものというふうに認識をしております。また、委員御指摘のように、台風二十四号におきましては、風倒木の大変大きな被害が生じたということでございます。
また、災害も激甚化しているという中でございますので、今般の台風二十一号による京都府の風倒被害を始め、鉄道、公道沿いの樹木が倒れまして、結果として市民生活に大変大きな影響を与えているという事例も発生をしているということでございます。
また、今般の台風二十一号によります京都府の風倒被害など、森林被害が多発しているという状況でございます。このような状況を踏まえまして、一つには、森林経営計画を策定していない森林所有者でも被害木の処理が行えるようにするなど、要件の緩和にも取り組んだところでございます。
今現在は、六割というような強度の間伐を行ったときに、傾斜が急な場所あるいは下層植生が少ない場所において、地表の侵食あるいは風倒被害ということが発生をするという別な報告もあるものでございますから、そのようなところから、一応今のところは三〇%程度の間伐を、しかし、きちんと定期的に行う、そのような形をとらせていただいているところであります。
これらの風倒被害箇所におきましては、放置しておきますと、病虫害の発生によりまして周辺森林への影響が懸念される、あるいは水源涵養とか良好な景観の形成といった公益的機能の低下が懸念されることから、被害跡地の森林の再生を目的としまして、被害木の伐倒、搬出後、前生樹と同様のトドマツの植栽等を行ったところでございます。
翌十月七日には、鹿児島県に入り、まず志布志町夏井の台風十三号による森林の風倒等の被災地に向かいました。あいにくの雨と霧のため、被害の実情を視察することはできなかったのではありますが、杉、ヒノキが一面になぎ倒されている写真や現場に至るまでの山林の様子等からも被害の大きさがうかがわれたのであります。
そして、その風倒のために、まだ技術的に非常に開発されていない、標高の高いところが相当量風倒を受けまして、それに関連した伐採をいたした、その地域に早急に造林をするということで、ある意味で造林技術的にも煮詰まっていないところに造林をしたという実態もあろうかと思います。
風倒で伐採せざるを得ないという形になりました。そういう関連がございまして、北海道の造林につきましては皆伐方式を従来とってきたわけでございますけれども、その後造林地を進めるにしたがいまして、森林の成長というものはふえてまいりますので、私どもといたしましては、そういう従来の天然の森林から人工の森林にするということで蓄積をふやすという努力をしながら伐採量を決めておる次第でございます。
次に、われわれは、北見営林局管内留辺蘂事業百十二から百十三林班において、昭和二十九年の洞爺丸台風による風倒後の施業を視察いたしました。当団地は激害地であり、蓄積の五五から六〇%の風倒木が発生したとのことであります。
○説明員(松形祐堯君) ただいま申し上げましたように、このように昨年来ふえてまいりましたのは、昨年あるいはことしの台風というような異常気象等による原因が大半でございまして、特にこういう異常気象等がございますと、衰弱とかあるいは風倒とかいうようなことが出まして、それに付着いたしまして大半繁殖いたすわけでございます。
これはそのまま放置をいたします非常にひよわなものになっていく、それで雪が降りますと雪折れ、また台風が正面からそこに参りますと風倒、そういうものが起こりかねないわけでございます。そこで林業技術としてはそこに活力を注入してやるということが必要になってくるわけであります。そういうことからして、その地帯において計画的に伐採をすれば——これは一度に切るわけではございません。
被害個所は、風倒直後に行なわれた風倒木の早期処理と風害あと地の積極的な造林事業によりまして、当時の面目は一新されておるのでありまして、ここに関係者の努力に対し深い敬意を表してまいった次第であります。 次に、端野町営忠志放牧場は、国有林野百七十六ヘクタールを草地造成のために貸し付け方式により活用しているものでありまして、現在までに百十ヘクタールの草地改良が行なわれております。
それと同時に、山地市場と申しますか、そういう地帯にあります工場、これも風倒の整理が終わりました関係もございまして、非常に工場は多いというふうなものも、地域によりましてはあるようでございます。そういった地域につきましては、業界の要望等もございますし、これを適正配置にもっていくというふうな線で、林野庁といたしましても御協力を申し上げたいというふうに考えておるような次第でございます。
その保護のために非常な他に犠牲を払うことはおもしろくないという意見でございまして、万一これが倒れますれば、前回は幸いに神橋に影響はございませんでしたが、神橋にきわめて近い所に立っておりまして、この風倒による被害というものはおそるべきものがある。神社境内における杉についても、神社当局はこの点を心配しておられたはずでございます。
すなわち、十一日は札幌局管内において、支笏湖周辺国有林の風倒被害並びにその処理状況を、十二、十三日は、帯広、旭川局管内における一般経営状況を調査、視察いたしました。
、御存じの通り、この面積がふえました原因には二つあるわけでありまして、第一点が北海道における残存面積の増加、三十三、三十四にわたりまして、民有林の保安林を買い入れしたのでありまして、その保安林にあります荒廃地の面積の増加という二点でありますが、北海道につきましては、御存じの通り、風倒木が発生いたしまして、それに伴う山地の荒廃というものが漸次顕著になって参ったということで、大体北海道におきましては、風倒発生前
中でも、長野営林局管内におきます風倒が全体の国有林の七割弱を占めておりまして、四百九十万石にも達するような状態であるのであります。
○石谷憲男君 この天災融資法にいっております損失と風倒によって確かに受けた損失というものの考え方、観念、これは非常にむずかしいと思うのです。実情は、御承知のように、非常に悲惨なことに相なっておるわけでございますから、できるだけ運用面において有利にお考えをいただくように、これは一つ希望を申し上げておきます。
従って、農地の冠水、山林の風倒等によって財産の経済価値が著るしく減少したり、あるいは換金不能の状態になった場合、たとえ被災世帯が生活困難を来たしても財産があるという理由で保護法の適用は受けられません。もちろん第四条第三項によりまして急迫時の例外規定があり、行政運用の幅は広いはずでありますが、現実にはなかなか適用されないのであります。
従って、農地の冠水、山林の風倒等によって財産の経済価値が著しく減少したり、あるいは換金不可能の状態になった場合、たとい被災地帯が生活困難を来たしても、財産があるという理由で保護法の適用は受けられない状態にございます。もちろん、第四条第三項によりまして、急迫時の例外規定があり、行政運用の幅は広いはずでございますが、現実にはなかなか適用されておらないのでございます。