1971-05-18 第65回国会 参議院 農林水産委員会 第16号
以上述べました現行の共済掛け金の国庫負担方式は、昭和四十一年における制度改正により定められたものでありますが、畜産振興の重要性、その後における多頭飼養化の一層の進展等にかんがみ、今回、さらに、国庫負担を引き上げて、農家負担の軽減による加入の促進をはかり、畜産経営の安定に寄与することとした次第であります。
以上述べました現行の共済掛け金の国庫負担方式は、昭和四十一年における制度改正により定められたものでありますが、畜産振興の重要性、その後における多頭飼養化の一層の進展等にかんがみ、今回、さらに、国庫負担を引き上げて、農家負担の軽減による加入の促進をはかり、畜産経営の安定に寄与することとした次第であります。
その三は、家畜共済の改善でございまして、畜産振興の重要性、最近における多頭飼養化の進展等にかんがみ、農家負担の軽減による加入の促進によって一そう畜産経営の安定に資するため、牛及び馬にかかる共済掛け金の国庫負担を大幅に引き上げるとともに、種豚についても、新たに共済掛け金の国庫負担をすることといたしております。 第二は、農作物共済における農家単位引き受け方式の選択的導入であります。
以上述べました現行の共済掛け金の国庫負担方式は、昭和四十一年における制度改正により定められたものでありますが、畜産振興の重要性、その後における多頭飼養化の一層の進展等にかんがみ、今回、さらに、国庫負担を引き上げて、農家負担の軽減による加入の促進をはかり、畜産経営の安定に寄与することとした次第であります。
その三は、家畜共済の改善でございまして、畜産振興の重要性、最近における多頭飼養化の進展等にかんがみ、農家負担の軽減による加入の促進によって一そう畜産経営の安定に資するため、牛及び馬にかかる共済掛け金の国庫負担を大幅に引き上げるとともに、種豚についても、新たに共済掛け金の国庫負担をすることといたしております。 第二は、農作物共済における農家単位引き受け方式の選択的導入であります。
その大きい理由は、乳牛のほうは、御案内のように、多頭飼養化の傾向にございまして、多頭飼養農家が必ずしも持っているところの家畜を全頭共済に加入せしめないというようなことが大きな理由であろうというふうに思っておるわけであります。
しかしながら、その後乳牛を中心として多頭飼養化が進むに伴い、主として農家の掛金負担の関係から多頭飼養者ほど飼養家畜のうち一部のみを加入させる傾向が強く、事故率ひいては掛け金率にも影響を及ぼすという好ましくない現象をみるに至っております。
しかしながら、最近におきましては、酪農を中心に多頭飼養化の進行等畜産経営の地域的階層的分化が生じてまいりましたので、引き受け、給付及び国庫負担の方式等、制度の基本的な仕組みが多頭飼養農家の経営の実態にそぐわず、ために飼養家畜中の一部のみを加入せしめるものが増加し、これに伴い病傷の事故率の趨勢的上昇を招き農家負担を増大せしめる等好ましくない現象を生じ、各方面からその改正が強く要望されてまいりました。
しかしながら、最近におきましては、酪農を中心に多頭飼養化の進行等畜産経営について地域的にも内容的にも変化が生じてまいりましたため、本案は、かかる畜産事情の変化に即応して、引き受け方式の改善、共済事故の選択制の新設、国庫負担の方式の改善、異常事故についての政府の再保険責任の強化、その他所要の改善措置を講じようとするものであります。 本案は、四月二十日提出され、同日付託されたものであります。
しかしながら、その後乳牛を中心として多頭飼養化が進むに伴い、主として農家の掛け金負担の関係から多頭飼養者ほど飼養家畜のうち一部のみを加入させる傾向が強く、事故率、ひいては掛け金率にも影響を及ぼすという好ましくない現象を見るに至っております。
しかしながら、最近におきましては、酪農を中心に多頭飼養化の進行等、畜産経営の地域的階層的分化が生じてまいりましたので、引き受け、給付及び国庫負担の方式等、制度の基本的な仕組みが多頭飼養農家の経営の実態にそぐわず、ために飼養家畜中の一部のみを加入せしめるものが増加し、これに伴い、病傷の事故率の趨勢的上昇を招き農家負担を増大せしめる等、好ましくない現象を生じ、各方面からその改正が強く要望されてまいりました